備前長船日本刀傳習所レポまとめ
- monohosizao123
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内容はまあ割と普通でした← 今回の展示がほとんど最近の刀しかないってのもあるけど、綺麗な刀がいっぱいありました。あと見学可能な作業場。何人か職人さん作業してた
2015-10-12 19:30:55今回は美術館より備前長船日本刀伝習所での収穫が多かったかなー pic.twitter.com/GyxQUeCA00
2015-10-12 19:36:16玉鋼は日本美術刀剣保存協会だけで作ってる、って話になってますが、こちらでは各地から砂鉄集めて玉鋼作ってるそうです pic.twitter.com/UGOg7x19NO
2015-10-12 19:46:03各派で砂鉄取る場所違ってそれぞれその土地の特色が出てたのに保存協会でしか売ってないっての気になってたんだけどちょっと安心した
2015-10-12 19:47:50なお、伝習所の主の上田祐定さんご本人にお会いして色々お話聞いたところではその玉鋼作成の技術はちゃんと政府に預けてあるそう
2015-10-12 19:52:16砂鉄集めて玉鋼つくる話。初めて使う砂鉄は、そのままいきなり日本刀にすると、もしその砂鉄がダメだったときにものすごく損害になるので、最初はまず包丁を作ってみる。その段階でダメならダメ
2015-10-12 19:56:06日本刀が出来上がっても、研ぎに出すだけですごくお金がかかる(一寸3000~7000円)ので、片面だけ磨いてもらって、買い手がついたら両方磨く、とかもう…
2015-10-12 19:59:18ちなみにこちらでは玉鋼で出来た包丁を打ってて、一本2.5万~10万。10万円の分は一見するとその辺でよく売ってる包丁みたいにピカピカしてるんだけど、そのピカピカをだしたり、普通の包丁みたいな柄にするのに手間をかけたりしてるのでその分お高い。でもとても綺麗でした
2015-10-12 20:01:56玉鋼で出来た包丁は日本刀と同じで柔らかい。最近の包丁は固さで切れ味を出してるけど、そういう包丁はすぐ欠けてしまう。作った包丁に限らず研ぎを依頼された包丁を研いでいるとやっぱりその違いがよくわかるそうで、あんまり固いと「この包丁は固いです」って添えておくらしいw
2015-10-12 20:05:50不思議と柔らかい包丁のほうが欠けなくて、固い包丁はちょっとのことで欠けてしまうらしい。で、ここの包丁は100年使えるらしいですよ! それで2.5万円です! 切れ味が悪くなれば片道送料のみ負担で職人さんが生きている間は無料メンテ!w
2015-10-12 20:07:35全く全然知らなかったんだけど、今日は13時から公開鍛練の日だったそうで見せていただいた。希望者は打つの混ぜて貰えるよ! 私はしてないけど!← pic.twitter.com/nXy0PKOEuy
2015-10-12 20:12:24ちょっと見にくいけどお分かりいただけるだろうか…ドライアイスに浸けられる刀です…w pic.twitter.com/nmItLfz52B
2015-10-12 20:13:37ここの刀は玉鋼からしっかりしてるので、どんな刀でもちゃんと折れず斬れる刀になってるそう。美術刀剣保存協会で売ってる玉鋼だとモノによっては折れる危険があるから斬ったりするのはおすすめできない。鑑賞用。ここの刀なら鑑賞用でも実用でもいける
2015-10-12 20:17:55上田祐定さんは師匠が3人いて、備中で習った師匠(博物館に記念館がある)がとても頭の良い素晴らしい方だったので、色々なことを勉強できたそう。科学的な視点から日本刀を作るというのはあまり他ではやってないけどそれをやってて、その技術もあって鉄の加工なんかで製鉄所の社長さんたちを相手に
2015-10-12 20:21:33