「世界の中心で、何かを叫ぶ」（@center_of_world)の連続ツイート第１回〜第４回

ひろき@ベーシックインカム @hiroki_BI

SEALDsブロック問題で、 ①より巨悪の安倍のブロックを批判しろ ②私のメンションに反応がないなら、ブロックの正当性を認めたのに同じ という人がいる。 ①に関して、高島先生の言う通り安倍首相を批判する人は数限りなくいる。ところが、SEALDsを批判する人はそれに比して少ない。続

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仮にこの問題を高島先生が取り上げるのを止めたら、有耶無耶になって消えていくだろう。巨悪は他の多くの人にまかせておき、数少ない論者が根を断ち切らないよう「より小さな」問題に傾注するのは一定の正当性がある。 ②に関して、対話とは「受信」と「発信」で成り立つ。続

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ブロック行為とはその両者を遮断するものだが、ブロックしなければ「受信」はするのだ。ここには大きな違いがある。「受信」を続けていれば、いつかそれに応答し対話へと復活する可能性がある。ブロックはその可能性を一切排除するものだ。高島先生はブロックをしていないので「傾聴」はするのだ。続

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SEALDsのブロック問題でより重要なのは、自らの判断でブロックしているのではなく、決して信頼性が高いとは言えないツールを利用して予防的にブロックしていることだ。それは多くの無関係の人を巻き込み、対話の可能性を摘んでゆく。思想の異なる者がブロックで分断され、流動性が失われていく。

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「自由と民主主義」を掲げるSEALDsがこのリストを採用することは、リストを活用した集団ブロックの肯定・推奨であり、こうした風潮は左右両派の対話の可能性を摘んでいき分断を促進するものだ。流動性が失われていき、思想が凝り固まってゆく。これは非常に危険なこと。続

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これゆえにSEALDsを「民主主義の敵」と判断せざるを得ないのである。私は個人の手動でのブロックは否定しない。それは自由だ。しかし、信頼のおけぬツール（無関係の人を多く巻き込む）を利用したブロック行為とそれを大いに助長するSEALDsを批判しているのだ。

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以上、連続ツイート第1回「SEALDsのブロックツール利用問題について」をテーマに6つのツイートをお届けしました。 茂木先生みたいなことをやってみたw

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先日「オタクとネトウヨ層と安倍政権支持層が重なっている」というツイートを目にした。このようなイメージは一部で浸透している。グーグル画像検索で「オタク」と「ネトウヨ」の検索結果はこちら。両者は似通っている。私はこれを差別問題と考える。 pic.twitter.com/wm3TkOKIf5

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私は差別というのを「自分とは異なる属性（一般的には社会的弱者が多い）にレッテルを貼り貶めることで、反対に自分は優越感を得る選民意識に基づくもの」だと考える。この「属性」が人種や女性等である場合そのような差別から守るための団体が存在し、大きな社会問題になる。

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差別問題におけるレッテル貼りや作られた悪質なイメージは簡単には消えない。人々の心の深い場所で残り、時には知性ある人ですらこのイメージに扇動される。またはその悪質なイメージを自らの利益のために利用する人々もいる。世界から差別問題が根強く残り蔓延っているのはこのためである。

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ここで先の画像検索の結果を振り返ってみよう。両者は似通っており、ズバリ言ってしまうと「気持ち悪いと思ってしまうような身体的特徴を備えている者」だ。人には自分とは異なる価値観や思想を持つ人を排除したがる性質がある。この場合「オタク」「ネトウヨ」がそれで彼らを貶めて自らを正当化する。

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何故「オタク」と「ネトウヨ」のイメージが共通するのか。それは「ネット上の右派」を快く思わない人達がいるからである。こうした人達は「ネトウヨ」という蔑称を作り無根拠に「オタク」と結びつけ、両者を「気持ち悪いと思う身体的特徴を持つ者」のイメージを作り上げ、反対の自分達が優越感を得る。

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これは「自分とは異なる属性にレッテルを貼り貶めることで、反対に自分は優越感を得る選民意識に基づくもの」という差別の構図と全く同じである。この「属性」が人種である場合、反差別の人々はレイシストだ！と叫ぶ。ところがオタク・ネトウヨの場合一切声を上げない。むしろこの差別を助長する。

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「ぶろっくやっちゃうよ君」というレイシストをまとめてブロックする目的で作られたブロックツールがある。この頃、ヘイトやレイシズムや関係ない所謂「ネトウヨ」が次々このリストに放り込まれ問題なのだが、このリスト賛同者の意見がこちら。 pic.twitter.com/tBvI3NPEPm

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彼らは「ネトウヨは知性も教養も無い、ネトウヨの言葉は言論ではないのだからそんな奴らの意見を聴く必要ない」という論理でこのブロックツールを肯定している。何故このような言論が生まれるのか？それは先に挙げた「ネトウヨ」への差別意識に基づくものだ。彼らを貶めることで優越感を得る選民思想。

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このことから反ヘイトの人達に「ネトウヨ」への差別意識があることが垣間見える。もっとも差別を忌む人達であるはずの彼らが全く同じ構図で行われている「ネトウヨ」への差別は潜在的に肯定している。これには甚だ疑問である。

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最後にこの悪質なイメージ・レッテル貼りに基づいた2つのツイートを紹介し、この連続ツイートを締めくくりたい。 pic.twitter.com/qyqP7qt07x

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以上、連続ツイート第2回「ネトウヨ、オタクの画像検索から見る差別問題」をテーマに10のツイートをお届けしました。

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今年のハロウィンの馬鹿騒ぎは現代の「ええじゃないか」という声がある。その視点で見ると、ハロウィン馬鹿騒ぎはSEALDsデモと無関係ではないだろう。8/30に国会前に大勢が押し寄せる光景がメディアで報じられ、先日は渋谷デモがあった。これらは若者たちに将来への不安を増長させただろう。

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政治に関心のない人や安保法に賛成の人などはSEALDsデモには参加しなかった。しかし、潜在的に感じていた社会への不安をこれらのデモが顕在化させ、大衆がデモという形で一同に集まり騒ぐ光景をメディアを通じて見た若者は、不安の発散として集団で騒ぎたい衝動に駆られただろう。

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その衝動をまさにハロウィンが解決してくれたのである。ハロウィンの馬鹿騒ぎは若者たちの内に溜まっていた不安や鬱憤を解放させた。しかし、一歩間違えれば暴動に発展しただろう。もし、コスプレをした若者たちが一斉に暴動を起こしたとしたら、それは大いなる恐怖で世紀末的光景だったに違いない。

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もしそうだとすれば、今年のハロウィン馬鹿騒ぎは最大規模だったはずで、ガス抜きとして丸く収めたという意味で成功だったと言っていいだろう。現在は時代の変わり目なのかもしれない。今年のハロウィンが現代の「ええじゃないか」であったかどうかは今後の日本社会の動向で確かめられるはずだ。

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以上、連続ツイート第3回「今年のハロウィン馬鹿騒ぎは現代版ええじゃないかか？」をテーマに4つのツイートをお届けしました。

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#ぱよぱよちーん 事件の根底には彼らの採用するブロックリストに代表される自分達に対する反論を「ネトウヨ、レイシスト」とレッテル貼りで全否定し耳を貸そうとしない姿勢があったと思う。ブロックは狭い世界を囲い込み、思想を凝り固め彼らを盲目にさせ、世論を見誤った彼らにブーメランが飛んだ。

ひろき@ベーシックインカム @hiroki_BI

私がSEALDsのブロックリストに反対するのはこのためである。ブロックはTwitterの世界だけではなく、その他においても根本的に異論を受け止めようとせず、実力で解決しようとする姿勢を増長させる。ブロックによる囲い込みはますます相手を見えなくさせ、思想が凝り固まり道を踏み外す。