しかし前も言ったけど「書けない」で停まってる生徒にはあまり言える事が無いのがなんとも。
2011-01-12 21:50:31@innocentlunacy いや、その「とりあえず」が出来ないらしく。プロットで止まるのか、実際の原稿で止まるのかは人それぞれみたいですが。「何故か先に進めなくなった」「何だか違う気がする」――こうなると気分転換の方法とか位しか指示できず。
2011-01-12 22:36:28@innocentlunacy 生徒達も同じ感じですね。しかしこの部分ばかりはさすがに「技術論」でどうにかできるかというと、しにくいというか、「ストレスの無い環境を整える為の色々」を教授する位で、それも個人差が在るので有効かどうか疑問という。難しいです。
2011-01-12 23:01:29最早創作論とは関係無い領域に入りつつあるような気がするけどちょっとだけ。 #sousaku
2011-01-12 23:03:46人によって違うとは思いますが、小説を書く手が「止まる」という場合に、まあ原因は色々ありますが、とどのつまりは「気分が乗らない」「何だか納得しない」が原因である事が多い様で。 #sousaku
2011-01-12 23:05:04このスランプと言うより、気分が乗る乗らないの制御も、プロの小説書きとして生きていくなら制御しなくちゃなんない訳で。スイッチング的な事は前に書いた通り人それぞれ(映画を観るとか音楽を掛けるとかその他諸々)ですが、これをプラス的な環境操作だとすれば #sousaku
2011-01-12 23:06:38マイナス的な環境操作というか、「ストレスを可能な限り減らす」という方向性も検討するべきだとは思います。意外にその辺、無頓着な人が多い。具体的には椅子とかキーボードを自分に合ったものにするとか、ディスプレイを大型にして見渡す行数を増やしてみるとか #sousaku
2011-01-12 23:08:26勿論、「弘法筆を選ばず」でしょうし、「その程度の環境に左右されるなら才能なんて無いんだよ」という意見もあるでしょうが、その一方で、精神的な発想力やら思考の速度やらは、多分に環境の影響を受けるのは事実で。 #sousaku
2011-01-12 23:09:50正直、私などは、キーボードが変われば、多分、生産能力は三割位落ちると思います。ちなみに椅子はハーマンミラーのミラチェア使ってますが、同業者でも、アーロンチェアやミラチェア、あるいはこれに類する高機能高級椅子を使っている人は多いです。 #sousaku
2011-01-12 23:11:58別にそういう高級椅子を先ず買え、という訳ではなく、「楽な環境で書くのと書かないのと」の差というか、逆に言えば「椅子一つで能率が変わる」からこそ、わざわざアホみたいに高い椅子を皆使いたがる訳です。 ぶっちゃけ、昔は私、『新幹線のグリーン車なんて誰が使うんだ』とか#sousaku
2011-01-12 23:13:32『富豪か?そんなに富豪とかいるんか?』とか思ってましたが(普通シートより五千円ばかし高い)。今は東京大阪は基本的にグリーン車です。なんでかというと、次の日に疲れを引きずる度合いが、違うから。結局、その「疲れて仕事出来ない時間」を金銭に換算したら、五千円は安いとw #sousaku
2011-01-12 23:15:31とにかく、環境が執筆に影響するのは間違い無いので、まずその辺も見直してみるのは手ですよ、というのが一つ。自分に合ったソフトを使うのとかも含めて。それと―― #sousaku
2011-01-12 23:17:10もう一つ生徒達に勧めているのは、「なにがなんでも、どんなに不満が残ってもとりあえず、最後まで書く」事。前にも似たような話をしましたが、「一本書き上げた」という達成感と解放感は物凄く大きく、私の知る限り、大抵の作家が脱稿した瞬間の気持ちについては、口を揃えて #sousaku
2011-01-12 23:19:25「俺ッテ天才!」「自分で自分を褒めてやりたい!」とかそんな気分になってハイになります。この気分を知っているか知らないかは大きいだろうな、と。 #sousaku
2011-01-12 23:20:20勿論、速くて半日、遅くても三日後辺りには「あ? 何舞い上がってんだ、俺の馬鹿」と自己嫌悪に後頭部をどつかれる事になりますが(私の場合)。ともあれ、「書き上げた」事が無い人にはこれ、本当に説明しにくいんですが。なんかあるんですよね。 #sousaku
2011-01-12 23:21:31@mikagedou ハーマンミラー社の製品で、恐らくアーロンの姉妹品だと思います。細かな調節機能が付いている上、頑丈で座りやすいので、これで執筆時間が増えたって人も居ます。 #sousaku
2011-01-12 23:22:57@sazanka_mimiga 勿論、校正さんに誤字脱字を指摘されて更にもう一度落ち込むんですが、それはさておき。 #sousaku
2011-01-12 23:23:39とにかく、技術論は「とりあえず書き上げるまではなんとかなった」所からしか活きないので、こんな曖昧な精神論じみた話になっちゃうんですが。どうもストイックさを追求する余りに、ストレスの多い環境下で延々書いては止まるを繰り返している人もいそうだな、という話。 #sousaku
2011-01-12 23:27:00私は基本、「最終的にきちんとオリジナルで面白いものが書けていれば途中過程なんて何やってもいいじゃん」的な人なので、寝転がりながら書いても、正座しながら書いても一緒だと思ってます。そういや某大先輩作家さんの家には「思索用に」広く、本棚据え付けたトイレがありました。 #sousaku
2011-01-12 23:31:04特に私は生徒さん達に教える際にはあくまで「職業作家」になる為の講義をしている積もりなので(つまり定期的に締め切りがやってくる、あるいは原稿を上げる事に責任が生じる)、「原稿を、日常的に、継続的に書く」という事を重要視しています。 #sousaku
2011-01-12 23:33:17気分が乗らないから、と原稿放置で何ヶ月も止まったままだと、それこそ、超売れっ子とかでもない限り、担当さんに愛想尽かされますし。それならば、「調子が良かろうが悪かろうが、とにかく仕事を続ける」技術も要るだろうと。 #sousaku
2011-01-12 23:34:29ちなみに、同業者の方で、自分を追い込むために「今日は●●枚」とかミクシイで、あるいは自分のブログで報告する人も居ますがw #sousaku
2011-01-12 23:35:15これも前に書きましたが、執筆速度が怪物的に速い方は、やはり「とりあえず書くのを止めない事」というのを秘訣で語って居られました。 #sousaku
2011-01-12 23:40:08まあ、生徒さんの作品にしても、「程度は低いけども完成した原稿」と「構想だけで全く実際の原稿が無い作品」だった場合、後者は殆ど何も始動できない、改良できない、といった問題があります。なので、やっぱり、書き上げないと駄目。 #sousaku
2011-01-12 23:41:37それと。あまりいい話ではありませんが、敢えて。うちの内弟子をやっていた子達の中で、デビュー出来なかった、あるいはデビューしたけど1,2冊で速攻、仕事出来なくなって消えた子達は、共通点があります。「書けない」「調子が悪い」といって、書くのを止めた事。 #sousaku
2011-01-12 23:43:20