ベル・エポックの時代、爵位を詐称することは容易だったか?
アルセーヌ・ルパンの偽名には爵位を帯びた貴族もあったが、爵位の詐称はそんなに容易だったのだろうか。ルパンと言えど荒唐無稽に過ぎればミステリやサスペンスのリアリティを削ぐから、同時代的にはありうない話では無かったのかもしれない。
2015-10-15 01:00:03@tsukasafumio @seibihei 最初に所有した小村の名前を名乗ったら、それが全然発展しないなんていうケースもあったようですね。ハプスブルクもスイスにあるといいますし。
2015-10-15 01:30:52@maisov_J @tsukasafumio 地名を名乗ったら、土地の名前じゃなくて名字として通用するようになる日本の優しさw
2015-10-15 01:33:20@seibihei @maisov_J 所有地と家名が一致する場合もありますが、法服貴族とかは日本同様に家名で爵位を名乗ることもあったようですね。そうなると領地はあまり関係ない。
2015-10-15 01:36:33@seibihei 現在もフランスには超保守の君主政派がいますが、ブルボン派とオルレアン派とボナパルト派がいて、さらにその中でも担ぐ当主の違いがあるんだそうです。
2015-10-15 01:38:58まあ当時からフランスは共和国であり、貴族の肩書は現代日本の元華族と同様、特権の伴わない私称に過ぎないから、公権力が監督する必要はない。c裕で立ち居振る舞いがそれらしければ、ベルエポックの上流階級の間で通用したのかもしれない。
2015-10-15 01:03:55フランスの貴族というと、ブルボン朝の旧貴族のみならず、第一帝政と第二帝政で軍人やブルジョワの成り上がりによる新貴族が次々と生み出されていたから、耳慣れない家名の貴族というのも不思議ではなかったのかもしれない。
2015-10-15 01:08:15それにベルエポックのフランスは欧州文化の中心地であり、世界各地から王侯貴族が勉学や遊蕩や亡命のため花の都に滞在していた。外国の貴族であれば、もう詮索しようはない。アンシャン・レジームでも、サンジェルマンやカリオストロのような自称伯爵が宮廷に出入りできたし。
2015-10-15 01:11:13@tsukasafumio 日本だってクヒオ大佐とかの外国の貴族名乗った詐欺が成立するくらいですし、普通の人は外国の貴族名乗られたら「あっ、はい。そうなんですね」という感じになるかと思います
2015-10-15 08:10:11@murajidash @tsukasafumio ホーレス・デ・ヴェレ・コール「(エチオピア王族を名乗っては)いかんのか?」
2015-10-15 08:14:45@simasyodes @tsukasafumio 昔で確かめようも無かっただけで、偽エチオピア皇帝のような事件は結構起こってたのではないかと思ってます
2015-10-15 08:31:31サンテックス家は伯爵家か?lepetitprince.net/sub_junkbox/pr… かの小説家サン=テグジュペリの出自をめぐる考察記事。フランスの貴族の地位と私称にはややこしいところがあるようです。
2015-10-15 01:16:47