翔鶴さんに抜いて貰うお話(R-15くらい)

翔鶴さんに抜いて貰うお話。血がダメな人は閲覧注意で。 気が向いたら続く http://www.jrc.or.jp/donation/
0
霧風 弦十六 @gkr16d

献血って案外気持ちいいよね?

2015-10-15 16:01:33
霧風 弦十六 @gkr16d

針刺されるのと血が抜かれる感覚が結構好き

2015-10-15 16:04:57
霧風 弦十六 @gkr16d

翔鶴さんに献血施設で血を抜かれるだけのお話 略して、翔鶴さんに抜いて貰うだけのお話

2015-10-15 16:07:01
霧風 弦十六 @gkr16d

タイトルで釣って、中身は濃厚な献血促進SS

2015-10-15 16:08:02
霧風 弦十六 @gkr16d

秋葉の献血ルームはお菓子食い放題、ジュース飲み放題、更にアイス一個くれてコンセントまで有るから

2015-10-15 16:09:25
霧風 弦十六 @gkr16d

流石にアブノーマルプレイ過ぎる気もする……まあ今更か

2015-10-15 16:19:18
霧風 弦十六 @gkr16d

翔鶴さんに抜かれるだけのお話 ※実際の人物、団体、組織、中の人の実体験等とは一切関係がありません。

2015-10-15 16:20:40
霧風 弦十六 @gkr16d

「献血?」 「はい、少し血が必要になりまして……なんでも男性の血が必要だとか」 昼下がり、執務室に追加の書類を届けに来た翔鶴が言う。献血とは珍しい。 「しかし、血なんて何に使うんだ?」 艦娘は血を流さない。いや、流す必要が無い、と言うべきだろうか。特殊な障壁に守られる彼女達は

2015-10-15 16:23:34
霧風 弦十六 @gkr16d

艤装が展開されいるうちは、その肉体に決してダメージが至らない。そして彼女達は艤装が無くなれば海の上に立つ事が出来ない。 「しかしまた急だな……」 通常、血液などといった特殊資材は必ず検疫にかけられ鎮守府に納品される。それ故、急に用意しようと思っても不可能なのだ。

2015-10-15 16:26:28
霧風 弦十六 @gkr16d

「ですが必要な事には代わりませんので……今夜医務室の方に来て下さい」 そういうと翔鶴は深々とお辞儀をして執務室から去って行く。 彼女の後ろ姿。その背中に黒い羽のような物が見えた……気がした。

2015-10-15 16:28:34
霧風 弦十六 @gkr16d

夜。私は医務室の前に立っていた。本来この時間であれば消灯作業が済んでいる筈だが、今日は違った。引き戸の隙間からは蛍光灯の明かりが暗闇の廊下に漏れている。 「翔鶴?入るぞ?」 音を立てて引き戸が開く。中のから出てきたのは白衣を身にまとった翔鶴だった。

2015-10-15 16:31:51
霧風 弦十六 @gkr16d

うっすらピンクのかかった白衣。胸と腰には赤の十字のワンポイント。これではナースというより、そういったお店の店員だ。おそらく本人は気づいていないだろうが。それでも違和感とあざとさが不思議と少ないのは一重に彼女の容姿のお陰だろうか。銀刺繍のような艷やかな髪は淡いピンクの衣装によく映え

2015-10-15 16:35:41
霧風 弦十六 @gkr16d

血のような紅色の瞳は白い肌と服、そして髪の中ので宝石のように輝く。翔鶴に見つめられ、宝石の輝きに魅入られたかのように体が動かなくなってしまう。 クスリ、という翔鶴の笑い声。その音を聞いて、ようやく我に帰り体を動かす事が出来た。 クスクスと、翔鶴がやさしく、妖しく笑う。

2015-10-15 16:40:20
霧風 弦十六 @gkr16d

「提督?あまり緊張なさってはダメですよ?」 そして翔鶴は、まだ準備が残って居ますんで、と言い残して部屋の奥へと去って行った。近くの机を見れば御丁寧にお茶とお菓子が用意されている。私は椅子に座ると、目の前に用意されたクッキーを一口かじる。 アーモンド特有の濃厚な香りとバニラの風味が

2015-10-15 16:44:14
霧風 弦十六 @gkr16d

いまかいてるのはみせいねんでもよめる、けんぜんなおはなしだよ!!

2015-10-15 16:47:08
霧風 弦十六 @gkr16d

口の中に広がり、じんわりと体が暖かくなって来た。 クッキーに口の中の水分を奪われると、必然的に飲み物が欲しくなる。私は横に置かれたお茶を一口啜る。苦味と甘みの混じった茶葉の味。はて、翔鶴は普段は緑茶だったはずだが、紅茶とは珍しい…… 少しだけ疑問を覚えたが、絶品とも言える紅茶と

2015-10-15 17:00:04
霧風 弦十六 @gkr16d

クッキーの味に直ぐにそんな疑問も何処かへ飛んでいってしまう。 やがて、二つの味に舌鼓を打っていると、奥の部屋から翔鶴の呼ぶ声がした。名残惜しいがクッキーとお茶を食べるのを中断して奥へ行こう。

2015-10-15 17:02:37
霧風 弦十六 @gkr16d

奥で待っていたのは椅子の上で銀色の針を持った翔鶴だった。微かにアルコールの匂いも漂っている。 私は翔鶴と向かい合うようにと用意された椅子へと腰を下ろすと、自らの左腕を差し出した。 「ええ、確か提督は右効きでしたね。成分検査からなので、まずは右からお願いします、本番は利き腕では無く

2015-10-15 17:06:35
霧風 弦十六 @gkr16d

利き腕とは反対の腕ですることになっているので」 翔鶴の言葉に、少しの不安を覚えながら右腕を差し出す。彼女の言葉は、二回以上針を刺す、ということを意味していた。 「はい、それじゃあチクっとしますよ?力抜いてくださいね♡」 力を抜け、と言われてもなかなかに難しい。目の前の翔鶴からは

2015-10-15 17:08:47
霧風 弦十六 @gkr16d

甘ったるくも癖になる、不思議な匂いが漂い、服装は実に淫らだ。匂いも香水のような、作られた匂いでは無く、極々自然でいつまでも嗅いで痛くなるような不思議な匂い。自然と息子へと血が集まる。 今、私の心と息子は平穏とは程遠い所にあると言って良い。 そんな私に翔鶴が優しく語りかける。

2015-10-15 17:12:11
霧風 弦十六 @gkr16d

「ええ、ゆっくり、ゆっくりと深呼吸をしてください。はい、そうです。決してあせらず、ゆっくりとです。はい、そうしたら深呼吸したままこちらを見てください」 ゆっくりと息を吐き、吐いた後に同じだけ息を吸う。口から入ってくる空気は翔鶴の濃厚な匂いを多分に含んでいた。それだけで翔鶴が

2015-10-15 17:14:43
霧風 弦十六 @gkr16d

私を抱きしめ、キスでもしているかのような錯覚に陥る。翔鶴に瞳を覗き込まれる。宝石のような、闇の奥深くを覗き込んでいるかのような瞳。 「はい、じゃあそのままで居てくださいね。まずはアルコールで消毒して行きます」 すぅ、との右腕をアルコールに浸された脱脂綿が撫でる。気化熱で撫でられた

2015-10-15 17:18:32
霧風 弦十六 @gkr16d

部分が、冷気にでも晒されたかのように冷たくなるのを感じていた。やがて翔鶴が私の目から自らの瞳を外す。 変わりに私の眼前に持ってきたのは、銀色の輝きを放つ細い細い金属の筒。それを脇へと置くと、彼女はゴムで出来た細長いチューブを取り出した。それを私の二の腕当たりに巻いていく。わざわざ

2015-10-15 17:23:43
霧風 弦十六 @gkr16d

私の背中の方へと回りこみ、密着するようにして腕へとチューブを付ける。ふにょん、と柔らかくも弾力のある翔鶴の二つの双峰が背中に当たる。気持よくも実に反応に困る感触。 やがて翔鶴がゴムチューブを腕に巻き終わると、柔らかい山は背中から離れていく。少し残念だ。 そうして彼女は再び注射器を

2015-10-15 17:27:07