AEQUITAS さんの「最賃上げろデモ」に見る労働運動側の反省点
- hatarakikata
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関連まとめ
「デモ行進と団体の幟(旗)」との関係については、こちらのまとめでお腹いっぱいです。私のツイートも含まれています。
私の考察に役立ったツイート群
「労働運動」側に偏っていると思われる意見
twitter.com/sin_itami/stat… このようなご意見を承りましたが,結局労組法上の労組として認められなければまともな労働運動など不可能ですし,既存のナショナルセンターを利用する方が現実的ではないですか。
2015-10-17 13:17:48@deviltruck2010 AEQUITASがプラットフォームになるのでは。世界に例えて言うならば、労組は国民国家、AEQUITASは世界市民主義です。枠(セクト主義)を解体しつつ、「団結」「連帯」をメタレベルで再構成しようとしているのがAEQUITASだと私は思います。
2015-10-17 12:53:08どうせデモをやるなら、安倍政権や経済界に訴えるのではなく、連合にデモしたらいいんじゃないかと思います。まず、労働者代表こそが、政労使会議や審議会で訴えるべきだ、と。デモクラティックを原理とする組合がそういう声にどう答えるのか、それによってわが国の労働運動の可能性が見えるでしょう。
2015-10-16 23:57:44そもそも労働運動が対抗すべきものは国民国家すら支配下におくようなグローバルな資本の波であるわけで、それに抗するための運動で、階級性や場所性などの帰属先を廃し自由な諸個人という資本主義的に規律された主体を中心にするのは悪手ではないの。twitter.com/sin_itami/stat…
2015-10-17 15:10:49むしろ近年の世界的な反グローバリズムの傾向からいえば、土地に根差した農民や職場に根差した労働者、さまざまなアイデンティティをもつマイノリティたちが、自らの帰属先である中間団体を基盤としながら連帯を模索していく方式が成功していて、無色透明な個人を主体にするものはあまりないだろう。
2015-10-17 15:16:32……でも、いまの日本の特殊事情に鑑みれば、残念ながらその考え方は素直に「そうですね」と言うことができないのです。
むしろ労働運動が背景として抱えている問題点を露わにした意見
統治機構が人々を分断するには本当は頼りなる存在、セーフティーバルブとなる存在に対して直接的な攻撃を加えるよりも、「嫌悪感」を徹底的に刷り込む、それが一番楽で手っ取り早い事を覚えたのよ連中はね。80年代の後半か、それこそ官民報あげてそれやってきた結果が今の日本の悲惨な労働環境ですよ
2015-10-17 15:15:49統治者が意のままにしたいが為ににする事、それは人々を分断する為に無知にする事だ。昔読んだブログに秀逸な一文があった『被統治者へ与える「偏見」「思い込み」は被統治者を救う者への「嫌悪感」という点で揃えるべきである』組合運動、給食費問題に生活保護……いつの時代もやり口は同じだ
2015-10-18 01:37:46学校では労働三権がある、と教えていますが、労働三権は労組に加盟・結成しない限り行使できないものです。それをさも個々人に権利が「ある」かのように教えてきてしまったのが日本の学校なので、これは反省しないといけない
2015-10-18 01:21:28「労働運動」にこだわらない意見
これ、日本の労働問題のデモですよ!またデモがアップデートされた! これはイケる! #最低賃金上げろ #中小企業に税金まわせ pic.twitter.com/eNVYT8hTZV
2015-10-17 14:45:30昨日の最賃デモ、見守り弁護士として参加。 サウンドカーも目立って新宿駅沿道の通行人や外国の人たちから画像撮られまくって大注目あびる! 人間の尊厳を奪い戦争の原因になる貧困をなくすうねりは、平和への大きな流れに続いている。 twitter.com/syashingo/stat…
2015-10-18 12:14:34.@cochonrouge そして、労組があってもなくても憲法25条により雇用者は労働者の「健康で文化的な最低限の生活」を確保するべきであり、されない場合は立法・行政の側に是正の義務がある。これは「個人の権利」であり、こちらの方が「根本」です。
2015-10-18 02:25:34.@cochonrouge エキタスのデモが依拠しているのも「憲法25条」。、要求は「最低賃金1500円」を”法で定める”こと。労組は基本的に雇用主との交渉を行う団体であり、被雇用者外の国民全体の利益を求める団体ではない。つまりエキタスの依拠する「公正」には必ずしもそぐわない。
2015-10-18 02:38:55.@cochonrouge エキタスの趣旨文にもある様に「憲法25条」に依拠して「政府に」最低賃金引き上げを「公正」を旗印として求めるなら、やはり「個人の権利」の話。特定の企業・業界との労働争議とは意味合いが違う。その意味では「組合の旗はナシ」は理に適っていると思います。
2015-10-18 02:43:15@deviltruck2010 AEQUITASがプラットフォームになるのでは。世界に例えて言うならば、労組は国民国家、AEQUITASは世界市民主義です。枠(セクト主義)を解体しつつ、「団結」「連帯」をメタレベルで再構成しようとしているのがAEQUITASだと私は思います。
2015-10-17 12:53:08SEALDs と AEQUITAS との共通点を端的に示しています。メタレベルでの「団結」「連帯」への対抗処方箋が国家側にない(ネトウヨは勝手にやっててね、というだけの)うちに、どんどん「団結」「連帯」を大きくしていきたいものです。 twitter.com/sin_itami/stat…
2015-10-18 11:06:24私の連ツイによる考察。
どうにもまとまりがわるい連ツイになってしまいましたが、ご了承の上その意を汲んでいただければありがたく。
AEQUTAS の活動基盤についていろいろな意見をリツイートしましたが、ここから私の意見をいくつかの連ツイで表明していきます。 (0)
2015-10-18 11:15:38リツイートした意見は大きく二つに分類されますが、それらの違いは、「最低賃金上げろ」を「労働運動」として捉えるのか、「国民運動」として捉えるのか、というところに依拠しているのだと思います。(1)
2015-10-18 11:16:39「労働運動」として考える人たちにとっては、「なぜ労働組合を作って運動しないのか」「なぜナショナルセンターに依拠しないのか」と考えるのは当然なのですが、その一方で労働組合への加入率も減少し、基盤が弱体化し、ナショナルセンターもひとつではなく分裂している状況です。 (2)
2015-10-18 11:20:12