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ANTIFA758 @Antifa758
【拡散希望】昨日のワークショップ『強行採決後の民主主義』を、かまやんがまとめてくれてます。この連ツイ必読です! twitter.com/kama_yam/statu…
かまやん @kama_yam
余裕ができたので、先日の @Antifa758 主催の木下ちがやさんのワークショップについて印象的だった点をアップします。 ・左右のイデオロギー対立が表に出ていないことは、政治的対立の消滅を意味しない。むしろ政治的対立を意識するがゆえに左右のイデオロギー対立が後掲に退いている。
かまやん @kama_yam
・目標(例えば #本当に止める )があるから議論する。議論のための議論は意識して避けられる。方法論だけを延々と議論しない。 ・タハリール、ズコッティ、官邸前、立法院、セントラル広場。なぜ占拠が記憶に残るか。具体的、歴史的な場に多様な人びとが集まることで抗議が可視化されるからだ。
かまやん @kama_yam
・無党派の大衆運動が既成政党の柔軟な接合の条件になっている。そして沖縄、大阪での勝利がこうした政治ブロックの政治的有効性を証明し現在も続く反戦争法の闘争につがっている。 ・大阪のSADLは都市空間における「器」のもつ意義を証明した。こうした器があるからこそ既成政党が連携できる。
かまやん @kama_yam
・たんに無党派の運動を立ち上げるという話ではない。既成政党をコントロールするポジションに立つ。だからこそ新党運動つまり大衆運動が政党化する流れが出てこない。 ・なぜ「立憲主義」が政治的争点になったか。昨年の時点で理屈のレベルでは違憲性は明確だった。なぜ今年のタイミングだったか。
かまやん @kama_yam
・「安倍は非常識であり、ふつうではない」。これが集合的、大衆的な学習運動によって人びとの意識に定着した。ポツダム宣言の内容は知らなくても名前は知っている。安倍はそれを知らなかった。異常だねと。磯崎の論破、あかりちゃんの役割。 ・この闘争は「常識」や「ふつう」をめぐる争いである。
かまやん @kama_yam
・よく知られているように「反知性主義」は「反知識主義」ではなく「反知識人主義」だ。ここでいう知識人とは、よくわからない話をよくわらかない言葉でよくわからない目的のためにこねくりまわす人たちのこと。わかりやすい言葉で大衆とともに学び語る知識人が求められている。
かまやん @kama_yam
質疑応答から。 ・路上における反戦争法の大衆行動が一般化した今年夏前からは支持率が気にならくなった。なぜか。「世論」と「民意」。似ているようで異なるからだ。 ・世論は砂のような個人の時々の意思を集計したものにすぎない。しかし民意は運動を背景にしている。これが両者の違いなのだ。
かまやん @kama_yam
・仮に安倍が「中国脅威論」のようなものを民意として、つまり運動化して大衆的な動員をかけてきたら恐ろしい。逆に言うと、安倍はそれに失敗してきている。 ・こうした右翼的な大衆運動に対抗するのはやはり民意しかない。つまり運動をつくるということなのだ。
かまやん @kama_yam
追補。ポピュリズムを「大衆迎合主義」と訳すのは間違い。民衆主義とでもいうべきもので、現在は左派ないしリベラルなポピュリズムが大規模に進行している。ポピュリスト的想像力こそ必要とされるものであって、知識はそれに有機的に結び付けられる必要がある。(了)

参考:ポピュリスト的想像力についてのヤシャ・モンクの論考

かまやん @kama_yam
思った以上によかった。以下ポイント。/ヤシャ・モンク「欧米の政治危機とポピュリズムの台頭――生活レベルの停滞と国家アイデンティティ危機」『フォーリン・アフェアーズ・リポート』2014年10月。 foreignaffairsj.co.jp/essay/201410/M…
かまやん @kama_yam
・第二次大戦後から1970年代まで続いた経済成長期には、ほとんどの欧米の政治エリートたちは大衆運動を政治的に無害な存在へと抑え込むことに成功した。その結果、ポピュリズムと民主主義の密接な関係を「忘れる」ことができた。
かまやん @kama_yam
・リーマンショック後のリセッションがポピュリズムの台頭の原因だと考えてはならない。根本的な問題は既存の政治回路が「普通の人びと」の良識や感情をすくいとれなくなっているところにある。 ・現に近年のポピュリストの政治基盤は経済が繁栄していた1990年代に確立した。
かまやん @kama_yam
・右翼ポピュリズムの主張はアメリカでも欧州各国でも驚くほどパターン化している。 ・「現在の政策はマジョリティを犠牲にしてマイノリティを優遇している」、「エリートたちは公的なポピュリズムやその社会的影響力を通じて、特定の政治的主張を抑えこんでいる」
かまやん @kama_yam
・右翼ポピュリズムはありもしない脅威を前提するが左翼ポピュリズムは現実に存在する問題を前提する ・「オキュパイ・ウォールストリート」は経済格差という深刻な社会問題を告発する。ギリシャの「急進左派連合」、イタリアの「五つ星運動」などもこうした経済ポピュリズムを前提する
かまやん @kama_yam
・「政治エリート」は、大衆的な運動のかかげる課題を既存の政治回路に乗せる努力をしなければならない(経済危機が大衆運動を勢いづかせているという誤った考えを捨てる必要がある。問題は政治にある)
かまやん @kama_yam
・ただし「マイノリティがこの社会のフルメンバーではない」という、右翼ポピュリズムの主張は明確に否定する必要がある ・「民族国家」という観念が米国よりも普及している欧州ではこれは困難な課題になるが、かならずやりとげなければならない
かまやん @kama_yam
ポピュリスト的想像力については、↑のヤシャ・モンクの論考もご覧ください。

コメント

ブブ・ド・ラ・マドレーヌ @bubu_de_la_ma 2015年10月19日
出た!ちがやさんの、行きたかったし。ちょい難しいけど読む!
太安萬侶 @onoyasumaro 2015年10月20日
まとめを更新しました。かまやんさんの「ポピュリスト的想像力についてのヤシャ・モンクの論考」連ツイを追加しました。
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