富士山会合と日米の主要人物、そしてTPP(その2)

内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko

日本では何も道されないが、17日・18日にペルーのアレキパで開催されるAPEC貿易担当大臣会合(MRT)会議にて、TPP参加国による「相談」が行われる。米国では現在の協定内容について財界からも不満がいまも続出中だが、それら「懸案」について何らかの協議がなされることになっている。

内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko

特に重要なテーマはバイオ医薬品保護データ問題だ。これを何とかしなければ米国政府は財界からの後押しを受けられない。大統領選という「表舞台」では候補者は皆「TPP反対」だけれど、裏や「場外」ではしっかりと批准のための準備が進められている。ここを見落とすとTPPの真実は見えてこない。

にゃんとま～ @nyantomah

★「ＴＰＰ協議と並行してすすめられた農協法改正は協同組合の原理・原則を根本的に否定し株式会社化への道を開くものであり、単に農協だけにとどまらず協同組合そのものに対する攻撃であると理解せざるを得ない」ＪＡcom16日 jacom.or.jp/nousei/news/20…

てんたま @tentama_go

TPP暴露本でも話題になった自民の西川TPP対策元委員長に政治資金流用疑惑？ 高級ブランドのエルメスが収支報告書に頻繁に登場するらしいです。載せた後で「私費で支払うことにした」削除した翌年にも再度計上したりしてるみたい news-postseven.com/archives/20160…

内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko

昨日、米国ではTPPの経済効果を分析するITCレポートが出された。これは今後の議会での批准の際に参照される重要なものだ。それによると、米国は2032年までに2兆円を超える貿易赤字となる、と。これは、要は一部の大企業には利益になっても、国全体としてはメリットなし、という中身。

内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko

「TPPでGDPが14兆円増加する」日本政府や、世界銀行、米国のシンクタンクはTPPの影響についてマクロ経済面で大きなプラスが生まれると試算しています。果たして、これは真実でしょうか？ j.mp/parc_jomo-TPP pic.twitter.com/HpHCrFyD7K

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にゃんとま～ @nyantomah

★「日本農業新聞が、米国の主要農業団体のＴＰＰ合意内容への賛否を調べた。賛否を表明している18団体中14団体が賛成。米、乳製品の団体は強い不満を表明し、米国議会や政府に追加的な市場開放の実現を求めているという。輸出主導の米国農業界の大半は、ＴＰＰ合意にメリットを認め、」①続19日

にゃんとま～ @nyantomah

★「再交渉でさらなる市場開放を追求する。農業分野のＴＰＰ合意の“本当の姿”が見える。政府は付則文書含めて合意内容をすべて明らかにすべきだ。中長期対策の検討はその後だ。」②了 ＪＣ総研19日 #anti_tpp jc-so-ken.or.jp/agriculture/pd…

玉木雄一郎（国民民主党代表） @tamakiyuichiro

米国貿易委員会の報告書を見て驚いた。TPP協定で約束した米国の輸入枠7万トンに加えて認めた中粒種6万トンのうち8割の4.8万tは「文章化していない約束」で「米国に保証」とされている。これは「密約」ではないか。政府は情報を隠している。 pic.twitter.com/5am0UINChQ

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てんたま @tentama_go

きたー ＞下院歳入委員会のブラディ委員長は、オバマ政権がTPPをめぐる議員の懸念を解消しない限り、採決に向けた手続きを進めないと表明 TPP、米経済へのプラス効果は小さい＝国際貿易委 jp.reuters.com/article/trade-…

てんたま @tentama_go

さて、これでいよいよ米国側ではTPP批准の動きはストップですね＜米国への恩恵小さいのではという疑問をオバマ大統領が解決しない限り下院での扱いストップ。日本で「TPPに反対したことはない。TPPは自分の経済政策の柱」と言ってる安倍首相はどうするんだろ・・

玉木雄一郎（国民民主党代表） @tamakiyuichiro

アメブロを更新しました。 『政府はTPPの「密約」を全て開示せよ』 ⇒ ameblo.jp/tamakiyuichiro…

にゃんとま～ @nyantomah

★山田正彦「TPPでは地方の土木建設業は潰れてしまいます。此からはゼネコン、外資企業も入れての競争になります。「TPPは関係ない」と、自民党の公共事業に期待している土木建設業の皆さん、自分の首を締めることになります」20日m.facebook.com/story.php?stor…

にゃんとま～ @nyantomah

全てはＴＰＰ絡みの日米協議(事前･並行)合意に基づくもの｡どのみち農水省を次官ではなく官邸と通じている奥原経営局長が仕切っている以上はだネ。厚労省も消費者庁も同じ(*^^)ｸｯﾌﾟｸﾌﾟ~ RT @degdegree twitter.com/degdegree/stat…

🇺🇦ルドルフ🇺🇦@ホルスだけど肉球新党 @degdegree

@nyantomah 日本の規制が甘いのは全くその通りだと思うのですが、牛肉の全頭検査廃止なんてまさにアメリカの為に生産者・消費者の意向を無視して規制を緩めましたよね。今後は薬品・ホルモン剤の使用等もっと規制が廃止される可能性はないのでしょうか？あっ今でも表示は関係ないのか。

2016-05-21 11:08:11

にゃんとま～ @nyantomah

ｹｯ(･･*)★「ルー米財務長官は(略)、自国の輸出に有利となる為替の切り下げを避け、緊密に意思疎通することが大事だと強調した。ルー氏はまた、ＴＰＰの迅速な承認の重要性も指摘した」朝日21日10:47 asahi.com/articles/ASJ5P…

Rethink Trade @RethinkTrade

Not good: #USITC estimates #TPP to increase global trade deficit by $21.7 billion by 2032 bit.ly/TPPstudy pic.twitter.com/I0xShPWXmy

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内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko

【米国国際貿易委員会（ITC）報告の衝撃①】5月18日、米国ITCはTPPによる経済効果に関する報告書をリリースした。これはもともと米国議会での批准手続の一貫として、TPA法のもと協定署名から105日以内にITCがまとめることが規定されていた。予定通り出せるのか、注目されていた。

内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko

【TPP・米国ITC報告の衝撃②】そもそもここで用いられた試算モデルは、現実的な影響を含まないなどの批判があるものだ。しかし、それをいったん置いておいたとしてもその結果は「バラ色」どころか、TPP推進者にとっては惨憺たる結果となった。

内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko

【TPP・米国ITC報告の衝撃③】特徴的な産業セクター（農業、製造業、サービス産業等）25 分野のうち16分野で貿易収支の悪化が予測されている。ここには自動車、小麦、とうもろこし、自動車部品、チタン製品、化学製品、繊維・アパレル、コメ、さらには金融サービスまでも含まれている。

内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko

【TPP・米国ITC報告の衝撃④】自動車部品では0.3％の雇用減。またTPPは米国の貿易赤字を2032年までに217億ドル増大させる。さらにサービスの輸入70億ドルが48億ドルの輸出増の見込みを圧倒的に上回るので、サービス部門の貿易収支も2032年までに悪化すると予測する。

内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko

【TPP・米国ITC報告の衝撃⑤】パブリック・シチズンのロリ・ワラック氏「報告はTPPの『表向き』の見通しが『微小な経済成長』に過ぎないことを示す。これまで利益を過大評価した結果、重大な被害をもたらし広く批判された非現実的で楽観的な方法論を使っているにもかかわらず、である」

内田聖子/Shoko Uchida @uchidashoko

【TPP・米国ITC報告の衝撃⑥】この報告を受け米国のTPP推進者は大いに焦っている。政府の調査機関がお墨付きでTPPの経済効果を微々たるもの（しかも超楽観的なモデルを使って）として出したのだから当然だろう。これで米国でのTPP批准の動きはスローガンを失い絶望的になりつつある。