論文読者に対する津田敏秀氏の反論への皆さんの反応

まとめ「津田敏秀氏が福島県の甲状腺検査データを解析、「甲状腺がんが多発、原因は被ばく」と主張する論文を発表」http://togetter.com/li/883792 の続編です。 論文はこちらで無料で読めます(2014年12月31日現在のデータを解析)。 http://journals.lww.com/epidem/Abstract/publishahead/Thyroid_Cancer_Detection_by_Ultrasound_Among.99115.aspx 論文と同時掲載予定のコメンタリーはこちら。(一旦消え失せたものの2016年2月29日付けでリンクが復活) 続きを読む
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まとめ 津田敏秀氏が福島県の甲状腺検査データを解析、「甲状腺がんが多発、原因は被ばく」と主張する論文を発表 まとめ「「津田敏秀氏が福島で甲状腺がん多発の論文を公表予定」との韓国発ニュースから始まった議論」http://togetter.com/li/876375 の続編です。 論文はこちらで無料で読めます(2014年12月31日現在のデータを解析)。 http://journals.lww.com/epidem/Abstract/publishahead/Thyroid_Cancer_Detection_by_Ultrasound_Among.99115.aspx 補助データ(2015年3月31日現在のデータの解析結果) http://links.lww.com/EDE/A968 95178 pv 1409 103 users 797
岩田健太郎 K Iwata @georgebest1969

福島で甲状腺がんが増えている、という論文の考察 georgebest1969.typepad.jp/blog/2015/10/%…

2015-10-13 16:52:33
⅃ЯAƎ⊿せかんどらいふすたあと @DrMagicianEARL

EARLの医学ノート更新『Epidemiology誌の津田敏秀氏の甲状腺癌の論文とメーリングリストについて』 drmagician.exblog.jp/23772300/

2015-10-14 17:21:21
ryugo hayano @hayano

(「疫学」誌に,次々と反論のレターが投稿されつつあるらしい.期して待とう.)

2015-10-17 18:11:24

そしてこうなりました

Haruhiko Okumura @h_okumura

🔖 岡山大学チーム原著論文に対する医師らの指摘・批判への、津田敏秀氏による回答集 fukushimavoice2.blogspot.jp/2015/10/blog-p…

2015-10-19 20:47:25

統計学の立場からの検討:@h_okumura 先生と@MinatoNakazawa 先生

Haruhiko Okumura @h_okumura

津田敏秀先生「統計的有意差の有無は大きな問題ではありません」 fukushimavoice2.blogspot.jp/2015/10/blog-p… [そう来たか]

2015-10-19 21:01:09
タクラミックス @takuramix

津田氏が提示しているリンク先を読んでみました。津田氏が icmje.org/recommendation… の "f. Discussion"の項を 「統計的有意差の有無は大きな問題では無い」 と読み取ったとすると妥当な読み取り方では無いように思われます。 @h_okumura

2015-10-20 04:15:03

(↑引用の資料は、世界の主要医学雑誌の編集者の団体「国際医学雑誌編集者委員会」International Committee of Medical Journal Editorsが制定し、参加医学雑誌が共通して採用している投稿規定の中の「考察」の項で、統計解析結果の取り扱いについて述べているくだりです。内容は以下のとおり↓)

s_matashiro @glasscatfish

岡山の津田氏はここの曲解をしてる模様 e-iii. 「統計的仮説検定(P値など)だけに依存することは避けるように」 f.「特に統計的有意性と臨床的意義を区別しなさい。経済的な価値の解析データが無いなら論文では言及しないように。」  twitter.com/takuramix/stat…

2015-10-20 08:02:09
s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish 訂正 正「d-iii」  誤「e-iii」 Methods の中の statistics の項です。 twitter.com/glasscatfish/s…

2015-10-20 19:41:55

(補足:「統計的有意性と臨床的意義を区別すべし」とはこういうことです)

地下楽師@Ph.D @tonkyo_Vc

まあ、p≪0.05でオッズ比の信頼区間もめっちゃ狭かったとしても、オッズ比の推定値自体が医学的に意味のない程度の大きさなのに、それを「影響が証明された、ヒャッハー!」とか騒ぐ人が出てくるんだよな。そんなの医学的にも何等対応すべき対象にはならんわけで。

2015-10-21 00:36:33
地下楽師@Ph.D @tonkyo_Vc

それよりはp>0.05であったり信頼区間が広くてもオッズ比の推定値自体が大きくて無視したらえらいことになる様なものは、内容にもよるけどきちんと対応した方がよい場合もあるわけで。

2015-10-21 00:39:11

(補足終わり)

Haruhiko Okumura @h_okumura

どこに有意でなくてもいいと書いてあるのかな pic.twitter.com/2UQFPI18Fg

2015-10-19 21:03:40
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(↑これは津田氏の反論の引用文献の一つで、疫学の標準的な教科書の一つです。3人の共著になる大きな本ですが、筆頭著者のRothmanが別に要約版として単著でEpidemiology: An Introductionという本を出していて、こちらも教科書として読まれています↓)

中澤 港%人類生態学者@神戸大学 @MinatoNakazawa

@h_okumura いま自宅なので確認できませんが,少なくともIntroductionの方でRothmanは,p-value functionの利用を推奨している部分で,有意でなくても関連があると考えた方がいい事例を出し,信頼区間からp値関数を想像して関連を考察すべきとしてます

2015-10-20 07:28:17
Haruhiko Okumura @h_okumura

@MinatoNakazawa ありがとうございます。確かに私もRothmanのその部分を読んだ記憶はあります。あとで確かめてみます

2015-10-20 08:23:22
Haruhiko Okumura @h_okumura

Rothman: Intro.の表8.1の説明で,p=0.08だが点推定値RR=3.2の方を見るべきだという議論ですね。最初これを読んだ時あれっと思いましたが,疫学の現場ではこういう判断をすることもあるのだろうと思いました twitter.com/MinatoNakazawa…

2015-10-20 09:34:15
Haruhiko Okumura @h_okumura

↓はRothmanのEpidemiology: An Introduction amazon.co.jp/dp/B00AIL3UR6 のほう

2015-10-20 09:37:37
中澤 港%人類生態学者@神戸大学 @MinatoNakazawa

@h_okumura Modern3ではpp.158-159で,曝露群186人年の観察で発症9人非曝露群128人年の観察で発症2人の小標本データで関連無しの帰無仮説を両側検定するとp値は0.14だが,p値関数(Fig.10-3)からみれば関連ありそう(大意)と書いています。

2015-10-20 09:47:00
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