2015年ノーベル賞に際して、現在の日本の研究環境に関するTwitter上の意見

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玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961

今回の受賞は一時期の潤沢な研究費と関係はなさそうです。ただ、1979年に国立大学共通一次試験という形で「大学改革」が始まる以前に研究成果を開始された方々の受賞が、近年目立ちます。 @SI_kyotoNH

2015-10-05 20:19:29
tanaka (モデルナ💉💉) @jeonjung112

大村教授は山梨大学の学芸学部、つまり今で言う教育学部出身なんだが、文科省はどう考えるのだろうか。

2015-10-05 20:22:30
オッカム @oxomckoe

大村智氏は、研究出張のついでにゴルフ場に行って土をとってたんだね。学会に行った際の行動を逐一証拠に残さなければならない大学に所属してたら出来なかった話だ。

2015-10-05 21:11:17
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka

今だと「大学教授、出張で実はゴルフ三昧」とかマスコミに叩かれ粛清されるのであろう。

2015-10-05 21:19:37
増田聡 @smasuda

この国が不思議なのはノーベル賞と前例が大好きなのに「ノーベル賞の研究者の研究環境」の前例を全く踏襲しないことだ。何度もいうけど白川さんの「基盤経費が潤沢で好き勝手やれたからノーベル賞取れた。テーマ決めて競争的資金取らないと研究できない今の大学はやばい」という指摘は無視されたまま

2015-10-05 21:21:36
増田聡 @smasuda

大学を効率化しろという人々は「もう日本には金がないから予算が減るのは仕方ない」という。アホなこと言うなとおもう。科学技術予算は大村さんらが研究してた頃よりずっと増えている。変わったのは配分の仕方で「研究者が好き勝手に研究する」予算は激減し「官僚がやり方を決める」予算は肥え太る一方

2015-10-05 22:16:23
しかのつかさ @sikano_tu

ノーベル賞にちなんで、近年日本の受賞者が多いのは、かつての研究環境が良かった遺産で、今の日本の状況ではダメというTweetがあるけど理由が書いてない。基礎科学は今役に立つとは思えない世界を発見する行為なので、今役立つとわかる世界へ選択と集中とか経済合理性の追求をやると先細るのよね

2015-10-06 07:23:35
北山葵 @aoi_ktym

「研究が世の役に立つかどうか」こそ結果論。大村先生が探した膨大な数の微生物の中に、たまたま今回の化合物を作るものがいたということ。 @kuro_walker @smasuda ノーベル賞はあくまで結果。世の中に役に立つということが前提でなければ、資金を投入する訳には行かない

2015-10-06 14:02:50
OKUMURA, Akira(奥村 曉) @AkiraOkumura

30 年前の日本の大学はノーベル賞に繋がる土壌があったと見聞するんだけど、現状いろんな歪みや理解不能な大学改革があるにしても、例えば大学院生の金銭面での補助がましになったり、海外との共同研究がより活発になったりと、30 年前より進んだ部分もあるので、あんまり言い訳してもねえ。

2015-10-06 16:01:36
池田信夫 @ikedanob

ピケティも「大学は腐敗している」と批判していたが、イギリスにもフランスにも名門大学に「貴族枠」や「金持ち枠」がある。むしろそういうのが当たり前で、日本の大学のように徹底的に公平なのは例外。それを「人物本位」とかいってわざわざ腐敗させる文科省は、大学の役割を理解していない。

2015-10-06 16:03:12
Hironobu SUZUKI @HironobuSUZUKI

この先、どんどん日本からノーベル賞がでなくなるな。 ↓ 「知の創造と活用により世界に貢献できる国」-新しい知の創造-(ノーベル賞受賞者50年で30人) 研究開発投資の効果を向上させるための重点的な資源配分 科学技術基本計画のポイント mext.go.jp/a_menu/kagaku/…

2015-10-06 19:32:35
Hironobu SUZUKI @HironobuSUZUKI

ノーベル賞の特徴である若い時の(ほとんど偶然のような)研究成果という性質からみると「研究開発投資の効果を向上させるための重点的な資源配分」なんてある程度評価が決まったものにしかつぎ込めないのだから、真逆の方向だもんな。状況を悪化させるだけの文科省だけあるぜ。

2015-10-06 19:35:41
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

「この受賞を契機に、文部科学省としても、研究環境の整備充実や若手研究者の育成など、学術研究に対する支援を一層充実していく所存です。」mext.go.jp/b_menu/daijin/… これらの受賞を機会にL型・G型分類の抜本的見直しもされるのがよろしいのではないでしょうか。

2015-10-06 19:56:08
くるる @kururu_goedel

研究っていうのは、わからないことを調べるんだから、なにがうまくいくかなんて超能力者か化物以外にはそうそうわからないので、いろんな可能性に薄く賭けたほうが良い、という理屈はわかってもらえないもんかな。

2015-10-06 23:56:10
ystk @lawkus

学部レベルの出身校である地方国立大の果たした役割を強調しすぎるのは私も疑問ですが、そもそも当該の地方国立大が存在してなければ研究の道に入らなかった可能性は高いように思うので、インフラとして重要ということは最低限言えるのではないかと。 twitter.com/jotun82/status…

2015-10-07 09:27:53
ヨートゥーン @jotun82

今回のノーベル賞を「地方大の底力」という話に持っていくのはちと無理があるのでは。学部レベルの教育がそこまで影響したとは思えない。影響が大きいのはやはり大学院でしょう。

2015-10-07 00:49:15
海洋性ゴリラ研究者 @the_kawagucci

ちゃんと調べていないけども,「地方大学を卒業した人が」って言うても大学院からは東大だったりするわけでしょ?「地方大の教育の成果」と言うのは,ちょっと言い過ぎとも。むしろ「地方大学部卒から帝大大学院に行ってその後も研究者としてやっていくキャリアパスが示された」と受け止めるべきかね?

2015-10-07 09:44:03
柞刈湯葉(いすかり・ゆば) @yubais

「ノーベル賞は数十年前の業績なので、現在の科学力を測るバロメーターにはならない」と言うなら「じゃ現在のはどうやって測るのか」という話になりますが、手っ取り早いところで論文数がありますね blog.goo.ne.jp/toyodang/e/26f… pic.twitter.com/rmJlUuldkS

2015-10-07 12:45:15
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柞刈湯葉(いすかり・ゆば) @yubais

プレッシャーかけてる当事者の文科省が「地方大学はプレッシャーが少なくて研究に打ち込める」とか言ってるのもすごいし、そもそも挙がってる3人とも単に「出身学部」が地方大学なだけで研究はヨソでやったことを完全に無視してるのがすごい sankei.com/life/news/1510…

2015-10-07 13:10:19
柞刈湯葉(いすかり・ゆば) @yubais

東大でスーパーカミオカンデという巨大プロジェクトで取ったノーベル賞に対し「地方大学出身でプレッシャー少なく研究できた」とか言われたら、僕程度の神経だったら超新星爆発ばりにブチ切れて光速に近いニュートリノ投げつけると思うが

2015-10-07 13:23:47
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka

「地方国立大の教育は職業訓練L型へ」→学部教育が地方国立大のノーベル賞が連続、「一円一秒単位のアカウンタビリティが絶対だから出張で余暇などまかりならん」→出張の余暇で立ち寄ったゴルフ場の土がノーベル賞源に。次は日本文系低レベル廃止せよ→村上春樹(早稲田第一文学部卒)ノーベル賞かな

2015-10-07 14:37:27
崔碩栄 @Che_SYoung

韓国のある大学教授がノーベル賞についてsnsに呟いた内容。 「基礎科学を発展させるには人に対する安定的な<投資>が必要。そのシステムが作られたら世代が変わっても知識は引き継がれる。しかし韓国は受賞の可能性が高い一人、二人に全てをかけてる。これは<投資>ではなく<投機>だ」

2015-10-07 17:39:11
佐倉統 @sakura_osamu

原因は単純で、論文を書く時間が削られているからです。事務作業量が格段に増えたのですが、そこは専従者にやってもらって大学教員は研究と教育に専念するという体制を確立するだけの予算と人的支援がないので、教員が事務作業せざるをえない。 twitter.com/kanair_jp/stat…

2015-10-07 23:20:45
Ryota Kanai / 金井 良太 @kanair_jp

なんで日本だけ下がっているんだろう。今や論文なんて出したければ出せる世の中だから、世界中で総論文数は増え続けているにもかかわらず。それか日本の人は単なる論文生産ゲームを辞めて、研究を本当に楽しむという次のレベルに進んだってことか? twitter.com/yubais/status/…

2015-10-07 22:49:12
山中俊治 Shunji Yamanaka @Yam_eye

これは本当です。東大に来て、あまりの事務作業の煩雑さに呆然としました。 twitter.com/sakura_osamu/s…

2015-10-07 23:26:16
佐倉統 @sakura_osamu

そうではなくて、運営費の削減(およびそれによる時間の劣化)が原因という分析結果が出ています。臨床医学系を除くほとんど全分野で論文数が激減しています。 blog.goo.ne.jp/toyodang/e/480… twitter.com/_masaz/status/…

2015-10-08 00:58:49
今野 雅 / IMANO Masashi @_masaz

そんなに単純な原因なのか疑問。日本には論文書かなくても、ヌクヌク暮らせる領域が多くて、最近は大学教員たる意識が欠けてきて、そのヌクヌクに甘んじる教員が増えたのも一因では。建築系だと査読論文全く書かなくても教授になる人多いですしね。 twitter.com/sakura_osamu/s…

2015-10-08 00:40:21
佐倉統 @sakura_osamu

運営費の減少分を競争的資金で補填するという方針なので、次々といろいろなプログラムやプロジェクトに取り組まないといけない状況なわけです。あるいは組織を改組しないとやっていけない。これらの作業によって生じる事務量が激増しているわけです。 twitter.com/_masaz/status/…

2015-10-08 01:14:03
今野 雅 / IMANO Masashi @_masaz

@sakura_osamu 運営費交付金が減ったから教員の事務作業が増えたというのは、つまりは秘書が雇えなくなったからという事でしょうか?

2015-10-08 01:08:30