【ノベルゲーム】デイグラシアの羅針盤 レビュー(※ネタバレ)【カタリスト】

「カタリスト」さんの「デイグラシアの羅針盤」のレビュー。
ノベルゲーム デイグラシアの羅針盤 ever17 同人ゲーム カタリスト 深海 脱出
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  • 注意

    ネ タ バ レ し か な い

  • デイグラシアの羅針盤 とは
  • 2033年8月1日――
    乗客50名余を乗せた深海遊覧船<SHEEPⅢ>、沈没。
    そして四日後――

    「救助者は二名。一人は大学院生の片桐一瀬さん」
    「もう一人は……」

    忘れ去られた<もう一人の生存者>。

    救助までの四日間に何が起こったのか。
    深海には何が潜んでいるのか。
    そして……生存者は誰なのか。

    閉ざされた沈没船、開かれた謎。
    これは、正解のないノベルゲーム。

    今、一番楽しんでるゲームかもしれない。
    考察しがいがありまっせ。

    Freem!さんから序章DLできます
    http://www.freem.ne.jp/win/game/7403

  • ツイートまとめ ゲーム 4617 view 19 【ノベルゲーム】デイグラシアの羅針盤 プレイの様子【カタリスト】 「カタリスト」さんの「デイグラシアの羅針盤」プレイの様子。ストーリーからキャラクターまでかなりツボで終始テンションが高いです まとめ最期の考察は別にしました
  • ツイートまとめ ゲーム 4386 view 6 【考察】デイグラシアの羅針盤 【自分用】 「カタリスト」さんの「デイグラシアの羅針盤」の考察メモ。
  • レビューの前に
  • デイグラシアの羅針盤クリアしました!!
    なんか先日突然と公式さんが「制作秘話座談会テキストとテーマソング&ED音源をプレゼント」と言い出したものだからもうばたばたとやりました!w

    もうね、皆さんご存知かと思いますが百井さん(28歳)がやっぱり可愛いわけです。というかね、皆さん見ましたか。百井さん(28歳)のイベント絵。
    あれはもう私のために用意されたとしか思えないです。「イベグラ!イベグラこいよぉおおおおおお!!!!」と<本編α>のプレイ時にTwitterに書き込んでいた私へのご褒美なんだと勝手に思っています。あのシーンが作品におけるもっとも重要なシーンでしたね!カタリストさん流石やぁ!!!

    ……あ、今からレビュー、レビュー……れびゅー??れびゅーってものをします。今日はいつもより真面目モードです(キリッ

  • レビュー
  • 私が『デイグラシアの羅針盤』という作品に出会ったのはコミックマーケット86(2014)です。当時は<本編α>が発表された時期で、私が最初に触れたのもこの<本編α>でした。
    デイグラシアの羅針盤は深海サスペンスADVというジャンルと”Ever17へのオマージュ”を掲げ発表された作品であり、当時の私は正直なところ「Ever17の名前だすのは結構ハードル高いなぁ」と思っていました。

    そして1年が経過し『デイグラシアの羅針盤』の完結。
    ゲームををクリアし、私がなにより注目したのは
    ループを否定しながらループ構造を利用した構築に成功している点でした。

    デイグラシアの羅針盤のシナリオは大きく3つにわけることができます
    1周目 現実に起こった出来事(の回想)
    2周目 バーチャルの世界で現実とは違う結末を目指すも失敗する
    3周目 バーチャルの世界で無事脱出の結末を迎える

    ・1周目 現実に起こった出来事(の回想)
    1周目は現実に起こった出来事が描かれ終了時点で主人公は現実で起こった出来事を踏まえた上でもう一度やりなおすことを選びます。一般的なループモノ作品だとこの時点で”タイムスリップ”のような力をもちいて”現実”をやり直すことになります。ですがデイグラシアの羅針盤では現実ではなくバーチャル世界の中でやり直すことになります。

    ・2周目 バーチャルの世界で現実とは違う結末を目指すも失敗する
    2周目も失敗します。この失敗をしてしまう、失敗を繰り返してしまうという点は一般的なループモノ作品と同様です。決定的に違うのは先ほども書いたように現実をやり直すかバーチャルの中でやり直すかの点です。

    ・3周目 バーチャルの世界で無事脱出の結末を迎える
    無事に脱出する結末にたどり着きました。めでたしめでたし。

    ……これがもし現実をやりなおす物語だったならここで終わっているのでしょう。ですが主人公がたどり着いた無事に脱出する結末はあくまでバーチャルの世界での結末であり現実ではないのです。

    主人公がいくら過去に存在した選択肢を選びなおしハッピーエンドを迎えたとしても、現実は変わる事はない。

    デイグラシアの羅針盤という作品は
    ループ構造のシナリオとシステム構成をしながら、ループ特有の過去改変を完全に否定しているのです。

    これはとても面白い試みです。
    私はここがこの作品がとても優れている点だと思っています。この構造を成立させるにはシナリオ・システム両面においてかなりの調整が必要です。本作ではその調整に成功しているといっていいと私は思います。
    同時にこれらはこの作品が優れていない点だとも思っています。

    ループ特有の過去改変を完全に否定とは、つまり実質的なハッピーエンドの道を閉ざすということです。

    本作の現実においてSHEEPⅢの事故で生き残ったのは主人公と百井の二人だけです。バーチャル世界を繰り返す主人公に百井は何度も「現実を変えることは出来ない」というような言葉を投げかけます。
    過去は変えることができないもの。それはとても当たり前で、残酷な世界の真理です。ですがゲームのプレイヤーがそれを受け入れられるかは賛否が分かれるところでしょう。

    ですが本作ではそんな優れていない点も含めて、深い考察の上に作品を作りあげています。

    考えてみてください。3周目を終えた主人公にも、おそらく百井は同じような言葉を投げかけるでしょう。「現実を変えることは出来ない」と。
    果たしてその時、主人公はもう一度後悔の中でバーチャル世界を繰り返すでしょうか。現実世界で背負う十字架をどうにか下ろしたいと嘆き続けるでしょうか。

    主人公が全てを知り、最後に現実でどのような選択をしたかは本作では描かれていません。もしかするとそれは描く意味がないからなのかもしれません

    IFの世界は過去に広がっている。選択肢は今に存在しない。
    未来を計る天秤は存在しない。正解なんて存在しない。
    それでも僕らは暗闇の中で未来の選択を強いられ続ける。
    だからこそ僕達は今を必死に生きる。
    最後は、後悔のない選択をするために

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