ニコニコ動画は終焉するのか【自己ツィまとめ】

何物にも始まりがあり、終わりがある。 大切なのは終わりを引き伸ばすことではなく、新しく始めることだ。
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あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

ニコニコ動画はつまらなくなった論、最終的に「僕たちの力で変えていこう」で終わるパターンが多いけど、ニコニコ動画というひとつのサービスはもう終焉間際なので既に手遅れなのだ。

2015-10-27 10:16:56
あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

ひとつのコンテンツは複数回のサイクルを経て市場での価値を失う。 実を言うと、ニコニコ動画自体が動画共有というコンテンツの枠で見た最終サイクルなので、この先動画を主としたサービスは商売にならなくなる。 というか、動画共有は当たり前で、その他のサービスの付随機能扱いされるようになる。

2015-10-27 10:20:54
あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

まずインターネット上で動画を扱えるようになったのが一回目のサイクル。 企業サーバーメインの動画共有という商業サービスが成立したのが二回目のサイクル。 そして、投稿された動画に対して視聴者が付加価値を付けられるサービスを提供したのが三回目のサイクル。

2015-10-27 10:23:32
あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

ニコニコ動画は動画を共有するという行為だけでなく、動画にコメントという形で手を加えることを開拓した。 ひろゆき氏のバックグラウンドによるところも大きいが、『合いの手』という存在が付いたことで、コンテンツの共有に視聴以外の意味を持たせることに成功したのだ。

2015-10-27 10:26:44
あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

ウェーイ系と言って信者クラスタの形成を疎む風潮もあるが、この方式自体は動画を軸にウェーイしているので、彼らと非常に相性がよろしい。 あくまで孤独の動画視聴勢と棲み分けられなかったことで、不要な対立が生まれているに過ぎない。

2015-10-27 10:28:59
あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

さて、ニコニコ動画が最後のサイクルと言ったが、これはウェーイする対象が動画である必要を失うからと言える。 特に、個人のストリーミング配信が可能になったという点が大きく影響している。 動画という形式が広まった背景として、通信速度の限界というものもあった。 その制限が取っ払われた。

2015-10-27 10:32:42
あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

作者のフィードバックがないか、あるいは時間差を生じる動画と、ほぼタイムラグなく反応を受け取れるストリーミングと、どちらがより盛り上がれるか。 もっと端的に言うなら、どちらの方がウェーイ勢にとって楽しいと思えるか。 これを考えれば動画サイトの劣勢はなんとなく理解できると思う。

2015-10-27 10:35:23
あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

一方で、動画という形式が失われるわけでないことも指摘しておきたい。 ライブ感に惹かれる人々がいる一方で、じっくりと楽しみたい、何度も見返したいという需要は消えない。 あるいは、記録資料のひとつとして、動画という媒体を望む場合もあるだろう。 だが、動画サービス一本では食えなくなる。

2015-10-27 10:38:39
あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

これからは、あるサービスで使えるひとつの機能の中に、動画共有というものが組み込まれるようになるだろう。 そして、我々ユーザは自由に機能を利用し、動画を楽しむ。 ただし、その一連の行動は、それを内包するより新しいサービスの中で行われるものだろう。

2015-10-27 10:41:23
あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

ニコニコ動画自体は確実に終わりを迎える。 早くて数年以内に。 もし「僕たちで何とかしよう」と思っているのなら、そんなサービスの延命ではなく、その機能を内包した新しいサービスの創出に向けてほしい。 決して無理のある話ではない。 新サービスを「作ってみた」できる人材はいる。

2015-10-27 10:44:31
あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

どれだけウェーイ系の人間が嫌いでも、彼らを追い出すことはできない。 今は彼らが客層のメインであり、彼らなしに成り立たないフェーズまでサービスのサイクルは到達している。 沈没しうる船に居残り続けるか、新たな住処に移る鼠になるか、それとも新天地を築く開拓者になるか。

2015-10-27 10:47:34
あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

どれを選ぶのも自由だ。 しかしながら、居残り続けても大丈夫という幻想を抱かせることだけはやめてほしい。 間違った考えの下に、新たな文化の創出を勝手に諦める流れを作らないでほしい。 もし扇動するというのなら、新しい文化の創出に人を先導してくれ。 それだけは伝えておきたい。

2015-10-27 10:51:38