15.10.27.水野一郎講演会@名大

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スギウラ @maisugiura

本日16:30からの水野一郎先生講演会@名大環境総合館、実況します! 一般聴講可能。予約不要。(今回は懇親会はございません) twitter.com/maisugiura/sta…

2015-10-27 14:54:47
スギウラ @maisugiura

後期の建築系連続講演会@名大の予定が発表されてます。 nuac.nagoya-u.ac.jp/topics/sogo-se… 明日は今川憲英先生(東京電機大学教授・T.I.S. & PARTNERS・代表)です。 意匠系は谷尻誠先生、長谷川豪先生など。一般聴講可。 スギウラが聴けるのは実況します。

2015-10-05 20:28:50
スギウラ @maisugiura

18:30から始まる水野一郎先生の講演会は #水野一郎151027 で実況します!水野先生やっぱ色っぽいわ…♡

2015-10-27 16:28:24
スギウラ @maisugiura

堀田先生より水野先生を紹介。 1964年東大卒、その後芸大へ、現在は金沢工業大に。 金沢計画研究所。 それでは始まります #水野一郎151027

2015-10-27 16:31:59
スギウラ @maisugiura

芸大→東大はたくさんいるが、東大→芸大は50年に1人だけで特殊だった。 オリンピックを迎えた年、現場をずっと見てきて、日本の建築が【現代建築】に追いつき、インターナショナルスタイルの需要が最も高まった空気を感じていた #水野一郎151027

2015-10-27 16:34:02
スギウラ @maisugiura

当時はまだ地域を考える建築というものがなかったが、 ある地域の中で特異な集落ができる様子を集めた、アーキテクチャ・ウィズアウト・アーキテクトに触発されて、日本国内でも地域に根ざした建築の形態を探る調査を始めた。 #水野一郎151027

2015-10-27 16:36:29
スギウラ @maisugiura

【日本の都市空間】によって日本の独自の都市空間の形態にも夢中になった。 しかし教えられた建築はインターナショナルスタイルであった #水野一郎151027

2015-10-27 16:37:38
スギウラ @maisugiura

そのころから、建築家が設計手法についての本を出すように。 ルイス・カーン他、 日本では磯崎、菊竹etc #水野一郎151027

2015-10-27 16:38:23
スギウラ @maisugiura

どの人の設計方法論が面白いかと考えたときに、大谷幸夫に至った。 部屋のような単位、廊下や玄関ホールのような媒体、2つの空間にわけて考えると、建築は非常にシンプルに見える。 単位空間は確かなものであるが、媒体空間こそ建築家の腕の見せ所 #水野一郎151027

2015-10-27 16:40:26
スギウラ @maisugiura

丹下流は全体から形態を決定するものだったが、大谷流は単位からのスタートであった。 オートバイのパーツを組み合わせて、オートバイという全体ができるように。 4輪自動車の、躯体の中にパーツを納めていく、という手法ではない #水野一郎151027

2015-10-27 16:41:32
スギウラ @maisugiura

こういった単位論やデザインサーヴェイは近代建築的なものとは異なる要素である。 現在、地域の弱体化など、地域について深く考えるべき時期 #水野一郎151027

2015-10-27 16:43:02
スギウラ @maisugiura

地域から生まれる建築が地域を豊かにする…先日の金沢の学会でも伊東豊雄が述べていた。 #水野一郎151027

2015-10-27 16:43:40
スギウラ @maisugiura

10年大谷事務所にいて、その後金沢へ移ったが、 そのきっかけは丹下の都市計画や日本列島改造論であった。 これらがおかしいと思ったのは、 出荷額を重視し、それを国土改造によって支えようとする点。 #水野一郎151027

2015-10-27 16:45:54
スギウラ @maisugiura

前述のアーキテクチャー〜などの書籍は文化として都市を見ている。産業から見ているのではない。 #水野一郎151027

2015-10-27 16:46:28
スギウラ @maisugiura

金沢には伝統工芸がある。 手業のもの。生活用品を作るもの。 それがアート、文化まで到達していることが面白い。 出荷額で見ると、当時の伝統工芸では鹿児島が一位だった。 さらに伝統工芸の技術のレベルは一位が東京。 #水野一郎151027

2015-10-27 16:48:32
スギウラ @maisugiura

しかし、こういったランキングで、金沢はほぼすべて3位には入っていた。 #水野一郎151027

2015-10-27 16:48:50
スギウラ @maisugiura

大谷事務所時代初期の仕事:金沢工業大本館 様々な人の居場所となる多様な単位空間を含み、これをポジとした。 その単位空間に挟まれた中にネガとしての媒体空間 #水野一郎151027

2015-10-27 16:50:24
スギウラ @maisugiura

このネガに広場を作ったのは、金沢という雪が降る地域性を考慮したため。 レンダブル比で見ると、2割もないくらい。 #水野一郎151027

2015-10-27 16:51:32
スギウラ @maisugiura

当時は学園紛争真っ盛り、大谷先生も学生と対峙していた。 そのなかで、学生教員理事他すべての人々をすべて混ぜ合わせてしまおうとした。 #水野一郎151027

2015-10-27 16:52:43
スギウラ @maisugiura

同時に単位空間としての教室や居室はその部屋を使う人々がそれぞれの立場で相対するフォーマルな場として作った。 しかしインフォーマルな時間にも、ネガたる広場で別の教育が行われるのである。 #水野一郎151027

2015-10-27 16:53:50
スギウラ @maisugiura

当時の理事らは右より。 大谷氏は左寄り。 お互いにそれを知りながらも大谷氏に設計が依頼された。 そのため、屋内広場は様々な人をミックスするため、ではなく、屋外広場は雪によって使えない時期が長いため、と説明 #水野一郎151027

2015-10-27 16:55:06
スギウラ @maisugiura

しかし、徐々にその本来意図していたことも理解されてきた。 さまざまな人々をミックスしたインフォーマルなネガ、同時に地域の風土にも対応。 これら複数の条件を解きつつ、建築として面白くなければならない #水野一郎151027

2015-10-27 16:56:22
スギウラ @maisugiura

建築雑誌に発表した際にも、雪国であるためにこの構成になったということをまず言われたが、それだけではなかった。 #水野一郎151027

2015-10-27 16:57:39
スギウラ @maisugiura

当時の写真。 日本の大学で最も学生が滞留しているキャンパスである自信がある。 媒体空間の割合が大きく、学生らも下宿にあまり帰らない #水野一郎151027

2015-10-27 16:59:30
スギウラ @maisugiura

木造の雪国の住宅空間と、スケールや素材こそ異なれど、構成は限りなく似ている。 これは竣工後に気付いたこと。 土間と囲炉裏的なるもの。 #水野一郎151027

2015-10-27 17:00:25
スギウラ @maisugiura

工芸の力量など様々なランキングや資料。 多種多様な工芸と、高い技術。 この工芸を地域作りにどう生かしていくのか? 金沢には本物がある!というイメージをどう保ち続けるのか? #水野一郎151027

2015-10-27 17:01:57
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