ミステリの探偵像とカタルシスについて
- K_misa_maguro
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作中人物達に対して最終的になるほどと思わせるのが名探偵。読者に種明かししてみせるのが探偵役。私的には一応そんな風に分けている。それは物語の要請によって、1人になったり別々になったりする。例えば名探偵が犯人であったり、時には名探偵が真相を隠して読者にだけ真相を独語してみせたり。
2011-01-15 03:53:58残念なことにわたくしハッピーエンド至上主義ではなくてですねむしろどんとこい猟奇エンド派ででしてだから歌野さんのノンシリーズとか短編とか結構好きででしてええ。
2011-01-15 03:59:26リアルタイムで「エピローグ」の文庫化を待ってたクラスタ。 ひょっとして出ないのかなと思ったときにはノベルスは……結局、古本屋 RT @mysteryEQ: その通りでございます(泣)。 RT @AzisaiS: 斎藤肇さん、ミステリに関してはひょっとして二冊しか文庫に……?
2011-01-15 04:05:23途中までしか読んでないけど、面白い// 「悪対悪」の探偵小説が少数なのは①シリーズ化が難しい(毎回探偵が犯人を出し抜くためにトリックを使うというのも面白いとは思う)②犯罪小説の側面が大きくなる③探偵の作ったトリックを解くための探偵が必要というメタ要素が出てくる(これも面白ry
2011-01-15 05:27:52と、思うのです。ミステリに「非日常から日常への回帰(もしくは混沌からの秩序の回復)」という側面がある以上、日常もしくは秩序のある社会=善へ戻る必要がある。探偵が悪だと、それが成立するための世界を構築する必要がある。
2011-01-15 05:56:00随分昔、斎藤さん御本人に「『エピローグ』買います!」と言ったところ、その時点で絶版だった様で「ちょっと難しいかも」と言われたw。あれは三冊揃って完成する話なので、是非とも文庫化して欲しかったけどなぁ。 RT @schizophonic @mysteryEQ @AzisaiS
2011-01-15 08:24:07昨日寝落ちしてからの流れで、飛鳥部勝則さんの「ラミア虐殺」のことを知る。クローズドサークルにおける生存を問題とした作品ぽいので、今度買ってみる。
2011-01-15 09:49:27以前僕も「n日後に迎えがくることがわかっているクローズドサークル」において「外部犯の可能性」が完全になくなったなら、自分以外を全員拘束してしまうというの探偵のやり方としてありなんじゃないかな、と思ったことがある(なかなか物語に昇華するのが難しいのだが)。
2011-01-15 09:51:31クローズドサークルにおいて、真相を推理することは必ずしも良い状態を構築できるとは言えない。そんな時に探偵がどうすべきか。それを取り扱ったミステリーはしばしばアンチミステリの領域に足を踏み出すが、なかなか面白いテーマだと思う。パニック・パーティーというわかりやすいモデルもあるし。
2011-01-15 09:54:43ピストルを使って強盗をする悪人でなく、「謎解き」を武器にして自分の欲望を叶える悪人探偵、という構図になるのかな。>悪vs悪の本格ミステリ。 強盗に入る銀行に入念な下調べをしている男が、その銀行が抱える大.. http://togetter.com/li/89226
2011-01-15 10:18:24