- fussoo_moe
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山下敦史氏はこれまでも艦艇を中心に様々な彩色写真を作成されています。この方面の第一人者といっていい存在かと思います。
test:Wreck of Kawanishi H8K2 Seaplane in Butaritari Lagoon pic.twitter.com/tqvIkYVpoL
2015-10-29 22:42:17元は超有名なこれ。詳細はここによさげなのがある>worldwar2database.com/gallery/wwii12… pic.twitter.com/YFICpiiXzu
2015-10-29 22:47:37@irootoko_jr アメリカのこの手の写真はLifeなんかみると特にそうだけど、ポーズつけさせて情感たっぷりに撮影してる。多分時間かけた丁寧な撮影。宣伝写真すな。
2015-10-29 22:49:41@irootoko_jr そして戦場から送られたフィルムを、カメラマンとは別人の現像職人さんが情感たっぷりに現像。この写真も焼き込んで覆い焼いてドラマチックになるよう演出が入っている。
2015-10-29 22:52:18@irootoko_jr 昨日「もう表現しちゃっていいんじゃね?」とつぶやいたのは、現像時の演出ってのも一つの理由。モノクロとカラーでは求められる表現が違うので、モノクロの作り込まれた作品をそのままカラー化すると上手く行かない。
2015-10-29 22:56:03@irootoko_jr じゃあって丁寧に演出部分を除いてから彩色すると、今度はぼやっとつまんない。カラー写真を単純にモノクロ化したときのしまりのない感じにも似た、とにかくつまんない出来になる事が多い。
2015-10-29 22:57:39@irootoko_jr なので、これみたいに「元の写真の撮影意図」「現像で加えられていた演出の意図」を汲み取って出来上がったぼやっとした彩色写真に演出を足していくと、まあ、なんとか納得いくものになってくる。
2015-10-29 23:00:43@irootoko_jr それ、もう彩色の作者側が表現しちゃってんじゃね?ということで。でもやらないとつまんないし、元写真のカメラマンの意図も伝わらない。矛盾してるけど。元の写真そのものではなく作風とか意図を大切にして上げるなら、こっちが表現するしかないのかなと。
2015-10-29 23:04:32「もう表現してもいいんじゃね?」のもう一つの理由は、今回の写真みたいに「モノクロの方がいいよね?そんなし写真がいっぱいあるよね」というの。超えられないにしても肉薄したいという煩悩全開。
2015-10-29 23:11:30彩色写真も元の意図を汲んだ上で表現入れないとダメな場合もあるなーと強く思ったのは、これやったときから。海外誌での仕事なんだがタイトルがInto_the_Jaws_of_Death。いわずとしれたD-dayの超有名写真。 pic.twitter.com/umTj52qKQc
2015-10-29 23:33:30@irootoko_jr とにかく素直にそのまま彩色すると「Into_the_Jaws_of_Death」の悲壮感が出なかった。モノクロだからこそ良かった写真なんだと思う。でもカラーで見せなきゃいけない場合、どうするか、で考え込んじゃったのよね
2015-10-29 23:36:39つーわけで、特に戦場写真については演出入れてこうと(元のイメージを壊さない程度にだけど)思うのだが、学研の歴史群像では演出はやらない、つーかやらせてもらえん。
2015-10-29 23:49:13どこまで彩色写真が「復元」に肉薄できるかというテーマなのでしょうがない。次号のカラードキュメントも普通にカラー写真だと思われそうで逆に張り合いないくらい。ホントにこれでいいの?と思うくらい普通。
2015-10-29 23:53:12普通の記録写真はどんなに上手く彩色しても普通のカラー写真になるだけなので、特に目を引くわけじゃない気がするんだけど・・・編集部と監修者さんの意向だし、こっちはもうひたすら、アホみたいに精密にやるしかないわな。
2015-10-29 23:58:40