トラブルシューティングなどにみる、「評判」とは「何か」？

medtoolz @medtoolz

この間、近所の宅配ピザ屋さんを頼んだらちょっとした配達遅延があって、ジュースをおまけにもらった。次回使えるおまけチケットいただいて、さらに後日になって、手書きのお詫びはがきが送られてきた。こういうのは、もっと無愛想なほうがお互いありがたい。

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こういうのも、ピザが届いて、応対に不満を持たれようものならネットで何を書かれて叩かれるか分からない現在だと、当たり前の危機管理なのかもしれないのだけれど、ちょっと息苦しい。

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でもその一方で、どこの企業も、過剰と言えるぐらいに評判というものに気を使う昨今にあって、政治家の人のおおらかさというか、「この振る舞いを、世間という怪物はどう解釈するのだろう？」という想像に著しく欠けた、あれは何なんだろうと思う

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見られる自分、世の中の「良識」という、ないんだけれどある何かが、自分に「こうあってほしい」というイメージを、せめてカメラや録音機の前だけでも演じるのは、旗振る人の義務なんだと思う

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「自分が考える理想に向かって全力投球すること」と、「世間がこうあるべきと思われるに姿を演じてみせること」とは、お互いにバッティングしない、両立可能なものであって、後者の欠落を、前者で補填することはできない。このあたり誤解があると思う

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「マスメディアが頑張りを伝えない」から評判が落ちるんじゃなくて、「評判を保つという仕事」をサボっている、その怠慢を世間が責めているわけであって、お皿を磨くのに一生懸命で料理を作らない料理人がいたとして、お客さんに「俺の頑張りを見てくれ」といったら、普通怒られる

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このへんの解離を、お互いに補填可能なものと考える人は、そつなく演じる人を見て「頑張っていないのに取り繕ってやがる」と叩く。その逆もしかりで、このあたり分かりあえない