大学による学術研究と軍事利用の線引きについて

大学の軍事研究に関する是非をめぐってサイエンスカフェin静岡(静岡大学)とあらら氏の対立をまとめた。大学は社会情勢に合わせて、どの程度まで軍事転用されない研究をするべきなのだろうか。
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山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

今、世の役に立つ科学が、100年後にも人道的に高評価を受けるとは限らないんよ。

2015-11-02 12:38:17
ボブ( ・ㅂ・)و ̑̑ツイ減 @jasminheimatlos

ちなみに私はロスアラモスを肯定しています。結果を肯定できないが、戦時中の日本のように完全に狂った社会をどう制圧し人道を取り戻すかという苦悩の産物として。けれど、あれ以降軍事研究を悪とみなさなくなった分米国は堕落した @NikushokuNeco @SciCafeShizuoka

2015-11-02 12:38:23
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

切れる刃物を作るのと、その刃物で人を刺し殺しまくるのは違う。

2015-11-02 12:43:34
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

この話の是非を論ずるなら、その範囲を規定しないと話が進まないかも。軍事や兵器に利用される科学技術は当該国の持つ最先端の結集で、話が広すぎる。高効率のコロシを目指した兵器開発は、軍事研究のほんの一角でしかない。

2015-11-02 13:10:32
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

ここしばらく、毒ガス製造プロセスを追ってるけど、そういった化合物が人に致死性の薬害を与えるという性質は、そのものの持つ物理的性質、化学的特性、合成上の特徴のほんの一部でしかない。うまく利用すれば、人を多く平和にすることができよう。

2015-11-02 13:16:05
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

青酸ガスからはナイロンが、ホスゲンからはウレタンが、火炎放射器着火剤からは種々の金属水素化物が生まれ、そのプロダクトは身の回りに至る所にある。

2015-11-02 13:19:35
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

日本で毒ガスを作ったのは軍だが、そのプロセス開発と原料調達には、民間企業が多く力を貸した。その技術は、戦後、明らかに平和産業に転化され、荒廃した戦後日本の立て直しに役に立っているよね。原体にも毒ガスにも罪はない。要は使い方次第だ、と。

2015-11-02 13:24:55
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

化学は物質科学の基幹になる学問なので、化合物をいかようにも使い、転ばすことができる。これは、第一次世界大戦の時代でも、今でも、状況が全く変わってない。

2015-11-02 13:27:41
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

科学者は「平和ボケ」と言うより、はなから人間目線で見ないシーンも多いのよね。「森羅万象」には、人間の道から見たという意味合いが入ってない。

2015-11-02 14:11:56
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

もしそれで、旧態依然とした文理の別で理系を断じるなら、自然の理(ことわり)を探究するという意味を理解できてないのではないかな。

2015-11-02 14:18:23
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

学者は社会の奉仕者たれ、という意見もありますが、、、、。何も全行為すべてが奉仕活動である必要はないと考えますね。

2015-11-02 14:32:07