【江戸川区議会】自民党への問い合わせ 総務委員会における藤沢進一･田中寿一両委員の発言をめぐって

橋本 至 @kid75

【江戸川区議会･総務委員会】１０月２０日の委員会において、区内の同性のカップルが婚姻届を提出したことに関し事実確認を行った田中寿一委員･また届出に関し「残念」と発言をした藤沢進一委員（両名とも自民）。この件に関し１０月２３日付で区議会自民党にメールで問い質した。以下連投。

橋本 至 @kid75

続）～以下転載～ 『10月20日の総務委員会における貴党議員の発言に関して』 初めてメールを送信致します。 私は江戸川区内に在住し、江戸川区議会本会議や常任委員会の傍聴を行っている者です。

橋本 至 @kid75

続）１０月２０日の陳情審査における貴党の田中寿一･藤沢進一両委員の発言に対しお尋ねしたいことがあります。 要点を以下に記載します。

橋本 至 @kid75

続）受理番号２号「『パートナーシップ条例』に関する陳情」の審査において、田中寿一議員が「同性カップルの区民による婚姻届の提出があったと聞いたが、事実確認をしたい」との発言をしました。

橋本 至 @kid75

続）婚姻届の提出、という一区民の極めて個人的な行動に対し、議会という公の場において確認を行うことは大変に異例な事です。 ・「事実確認を」とのことでしたが、陳情審査を行う上でどのような必要性があったのでしょうか。何を意図して「確認」を行ったのでしょうか。

橋本 至 @kid75

続）そうした「確認」を行う法的根拠を含めてお答えください。 ・「届け出があったと聞いた」とのことですが、一体田中氏はどのようにしてその情報を入手したのでしょうか。江戸川区議会自民党･若しくは田中氏個人が何らかの手段を用いて、区民の行動を監視しているということでしょうか。

橋本 至 @kid75

続）次に田中氏の発言を受け、藤沢氏が「陳情審査中に婚姻届の提出が行われたことは、どなたが行ったかは別として残念である」との発言をしています。藤沢氏は委員長という公正公平にして中立な審査を遂行する立場にある訳ですが、こうした見解を委員長が会議中に表明するのは大変異例な事と言えます。

橋本 至 @kid75

続）・この発言は何を意図したものでしょうか。 ・「どなたが行ったかは別として」と言われましたが、陳情者であり婚姻の届出を行ったＮ氏（※ツイ主注：メールでは本名を記載･以下同じ）が傍聴席にいらっしゃいました。ご本人のいる場で、何の為にそうした発言をされたのでしょうか。

橋本 至 @kid75

続）・「残念」とのことですが、一体何がどう「残念」なのでしょうか。 ・同性カップルが婚姻届を出すことに問題がある、との認識をお持ちでしょうか。もしそうであれば、どういった問題があるとお考えでしょうか。法的根拠も含めてお答えください。

橋本 至 @kid75

続）次に、貴党委員の発言に対する私見を述べます。 今回の総務委における田中氏･藤澤氏の発言は何を意図したものでしょうか。 一区民が婚姻届を提出するという極めてプライベートな事柄に関し、公人たる議員が議会という公の場において「事実確認」を行うとは大変異常な事態です。

橋本 至 @kid75

続）更にそうした事柄に関し、公正中立であるべき委員長の座にある藤沢氏が「残念」と発言したことも非常に問題があります。本来婚姻は祝福されこそすれ、批判にさらされるようなものではありません。寧ろ同性婚に関する法整備が進んでいない現状について、委員や執行部が詫びるべき場面です。

橋本 至 @kid75

続）もし藤沢氏が、同性婚故に「残念」と言ったのであれば、それこそ差別以外の何物でもありません。 また届出を行ったＮさんの目の前で、わざわざ「どなたが行ったかは別として」と前置きした挙句「残念である」と発言するに至っては、ご本人に対する当てつけ･中傷であるばかりでなく、…

橋本 至 @kid75

続）…議会という公の場であり且つ委員会室という密室において、区議会議員から一区民に対し圧力をかけることに他なりません。形を変えた恫喝ともいうべきものです。

橋本 至 @kid75

続）今回、陳情者である七崎さんは、行政による婚姻届の不受理という差別対応と、総務委における委員からの差別意識を基にした発言という二重の差別に晒されたことになります。これは断じて許される話ではありません。

橋本 至 @kid75

続）そして七崎さんご本人の心を深く傷つける甚だしく失礼なものであることを踏まえれば、不適切というレベルを遥かに超越した重大な問題発言であり、到底看過できるものではありません。 言うまでもないことですが、２号陳情は、陳情者の為だけのものではありません。

橋本 至 @kid75

続）区内に在住するＬＧＢＴをはじめとする多様な性的指向を持つ全ての方々の為のものです。「陳情の採択･条例制定迄婚姻届を出すな」等と言う権限は議員にも行政にもありません。

橋本 至 @kid75

続）基本的な問題は、同性カップルの婚姻届が不受理になるような行政府の差別対応や法制のあり方と。そうした状況を許してきた議会双方の機能不全にこそあるのです。パートナーシップ条例は、人権に関する問題です。そうした基本的な認識がおありでしょうか。

橋本 至 @kid75

続）果たして今後総務委において、２号陳情を含む審査･議事進行が公平中立に行われていくのかどうか、強い疑念を抱くものです。余計な発言をしている暇があるなら、迅速な採択に向けた深い議論･審議を進めてください。

橋本 至 @kid75

貴党に対し、以下の通り要望致します。 ・田中氏･藤澤氏の発言の即時撤回と、両名から陳情者であるＮ氏に対する謝罪を求めます。 ・上記質問･要望に対し、今月３０日迄にＥメールにてご回答下さい。

橋本 至 @kid75

続）尚、貴党からの回答並びに対応については、インターネット上にて公開し、この度の総務委における出来事について、区民を中心に幅広く多くの方々から意見を求めることと致します。 誠実にご対応いただきますよう宜しく御願い致します。 ～転載ここまで～

橋本 至 @kid75

続）これに対し、１０月３０日付で区議会自民党より返信があった。 ～以下転載～ 江戸川区自由民主党HPよりお問い合わせメールありがとうございました。問い合わせメールについてご返答させて頂きます。

橋本 至 @kid75

続）前略 過日、貴殿よりよせられましたお問い合わせにつきましては、私共の全く意図しないことであります。 どうか、今後の委員会における陳情審査を見守ってくださいますよう、お願い致します。 藤澤　進一　田中　寿一 ～転載ここまで～

橋本 至 @kid75

続）こちらからの問いかけに対し何一つ答えていない。「意図しないこと」とは何に対しての話なのかも不明。全くもって話にならない。 １１月１日付で改めてメールで問い質した。

橋本 至 @kid75

続）～以下転載～ 前略 １０月３０日付で貴党より藤沢進一･田中寿一両議員の連名で送信されてきたメールを拝読しました。

橋本 至 @kid75

続）『貴殿よりよせられましたお問い合わせにつきましては、私共の全く意図しないことであります。どうか、今後の委員会における陳情審査を見守ってくださいますよう、お願い致します』とのことですが、こちらからの問い掛けに対する回答が全くなされておらず、…