2015年11月7日

《東電原発事故収束作業員の56mSv被曝を労災認定させるかどうかは、住民の被曝健康被害認定にも関わる》

この裁判に注目している『北海道新聞』に感謝だ。 東電原発事故の収束作業に従事して、わずか4カ月で56mSv以上を被曝した男性が、作業を離れて8か月後から3種類のがんを発症。この男性の労災認定が札幌地裁で争われている。争点はズバリ、被曝とがんの因果関係。 これは重要な裁判になる。
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

『北海道新聞』どうしん電子版 「がん因果関係ない」初弁論で東電 札幌地裁、被ばく作業員訴訟 11/05 16:00 dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/s… 以下引用

2015-11-07 04:18:06
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用1   東京電力福島第1原発事故 の収束作業に従事した後に三つのがんを併発した札幌在住の元作業員男性(57)が、がんになったのは作業中の放射線被ばくが原因などとして、(続く)

2015-11-07 04:18:38
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用2(続き)東電と元請けの大成建設(東京)、1次下請けの山崎建設(同)に計約6500万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が5日、札幌地裁(湯川浩昭裁判長)であった。東電など3社は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

2015-11-07 04:18:59
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用3  原告弁護団によると、事故収束作業の被ばくと発がんの因果関係を争う裁判は全国で初めて。東電に対しては 原子力損害賠償法 に基づく賠償、残る2社には慰謝料を求めている。

2015-11-07 04:19:16
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用4  弁論で東電は「被ばくとがん発症の間には因果関係はない」と主張。一方、男性は「現場では放射能に汚染されたがれきを直接触る危険な作業もあった。被告は被ばくの対策や 安全配慮義務 を怠った責任を認めてほしい」と意見陳述した。

2015-11-07 04:19:36
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用5  訴状によると、男性は2011年7月から10月にかけ、福島第1原発でがれきの撤去作業などに従事。12年6月にぼうこうがん、13年3月に胃がん、同5月に結腸がんを、転移ではなく別々に発症したとしている。

2015-11-07 04:20:02
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

引用6  男性の記録上の被ばく線量は56・41ミリシーベルト。通常時の原発作業員の年間法定限度の50ミリシーベルトを超えている。本来の仕事は重機の遠隔操作だったが、高線量の現場で 線量計 を外して作業を行うこともあったため、実際の被ばく線量はさらに多いという。

2015-11-07 04:20:30
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

注釈1  東京電力福島第一原発事故の収束作業後に、がんなどを発症したことに対する損害賠償請求訴訟は、注釈子が知る範囲では、この訴訟が初めてだ。ただし、公的な裁定に関しては、既に事例が存在する。収束作業などで白血病になった事に対する労災認定を求めて、東電が拒否した事例だ。

2015-11-07 04:20:57
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

注釈2 この労災認定の事例に関しては、 2015.10.20報道【原発事故の作業員が白血病 初の労災認定】関連ツイートまとめ togetter.com/li/889429 にあるように、約1年半で15.7mSvの被曝で労災が認定されている。

2015-11-07 04:21:27
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

注釈3  他方、今回札幌での訴訟原告男性は、過去の報道に関する私の自作まとめ togetter.com/li/815986 にもあるように、被曝線量は4カ月で56.41mSv。労災が認定されなかった理由は、被曝した時期と病気の発症時期とが近すぎるから、とされている。

2015-11-07 04:21:51
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

注釈4  一方では、1年半の労働と15.7mSv被曝で労災認定がなされて。 他方では、4カ月の労働と56.41mSv被曝で労災認定が、もしなされなかったら?  細部の因果関係の認定に微妙な部分があるとしても納得は難しいだろう。

2015-11-07 04:22:12
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

注釈5  ところで。1年半の生活による30mSvの被曝が、被曝労働現場以外の場で起きて、その後で白血病などの発症が確認された場合。労働に伴わない被曝であり、しかもその被曝を日本政府も地方公共団体も原子力規制委員会も容認している場合は、どうなるのだろう?

2015-11-07 04:22:36
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

注釈6  この仮定は、 「被曝すること」そのものに関しては、間もなく起きてしまうかもしれないリアルな問題だ。 同時に、「1年半で30mSv被曝していることを認定する仕組みがない」という点で、余りにも非現実的な設定だ。

2015-11-07 04:23:07
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

注釈7 年50mSvを地区平均で下回る地域については、あと1年半以内に避難指示を解除するのが、日本政府の方針だ。 meti.go.jp/earthquake/nuc…  しかし、帰還した住民の被曝線量管理は、基本「自己責任」だろう。

2015-11-07 04:23:44
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

注釈8  現在日本政府が示している方針通りに「避難指示区域」の解除をしていくと、厳密に計測すると1年間に20mSv被曝している人が、被曝証明を受け取る方法を持たないまま、白血病やがんにかかったりするかもしれないが、労災も医療支援も受けられない可能性が高い。

2015-11-07 04:24:04
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

注釈9  過去の被曝労働に関する労災認定の事例だと、最低で5mSvの被曝で労災認定されているのだが、それは被曝労働の話に限定されている。一般人の場合は100mSvの被曝までは、統計上の影響が出ないことにされているので、100mSv未満の被曝は支援や補償の対象外かもしれない。

2015-11-07 04:24:28
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

注釈10 現在、日本は事故を起こした原発から放射性物質が、制御できない状態で排出され続けている「原子力緊急事態」だ。が、それを理由にして、一般住民が本来被曝を許されない年1mSvを遥かに上回る被曝を強要されてもいる。この裁判は、今後の一般人の補償賠償にも大きく影響する。

2015-11-07 04:24:56

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