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klaus_kinske
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『ジョン・ウィック』ね、想像以上に面白かったね。期待していたんだけどね、期待値上回っていました。 リアルなガンカタと言うか、バーバ・ヤーガ…う〜ん(余韻)
2015-10-18 01:02:28
余韻が残っていて、言葉にまだならないんだけど、今年はアクション映画の当り年だな。アミーゴ。 『怒りのデス・ロード』は別格にしても、『キングスマン』に『アントマン』に…。そして『ジョン・ウィック』の素晴らしいことよ。
2015-10-18 01:08:59
キアヌって仔犬みたいな柔和な目をしてるのに、アクション映画で光るよね。復讐ものは出来るのかしらんと思ったけど、杞憂でした。
2015-10-18 01:15:36
登場人物たちが皆、タランティーノ映画の1/10くらいの台詞量というのも素晴らしかった。 「ハイ! ジョン」 「パーキンス…」 でも、ウィンストンだけが「ジョナサン」と呼んでたりして、色々匂わせる。
2015-10-18 02:16:03
そりゃね、突っ込みどころもありますよ。 『マッドマックス』ほどは完成されていません。 でもね、間違いなく何年経っても好きな映画として挙げられる作品だと思います。『リベリオン』同様、繰り返し観たい。
2015-10-18 02:19:13
車はよく判らないけど、ディティールに凄い金をかけていて、銃器の種類、殺し屋たちが着ているスーツ、彼らの住む家とインテリア、“レッド・サークル”の統一されたデザイン・コンセプト…細部が贅沢なんですよ。
2015-10-18 02:22:41
バーバ・ヤーガ(Ба́ба-Яга́ バーバ・ヤガーとも)は、スラヴ民話に登場する妖婆。各種の民話で語られるほか、芸術分野ではムソルグスキー作曲の組曲『展覧会の絵』の1曲「バーバ・ヤーガの小屋(鶏の足の上に建つ小屋)」で知られる。(wiki)
2015-10-18 03:50:13
『ジョン・ウィック』の面白さを反芻しているところだが、あのダイアログの簡潔さは素晴らしい。 ハードボイルドはこうあるべきと思わせる。 「今日は休め」の一言で、彼のキャラもしっかり描き、緊張感を高める前準備に入れるのだから。
2015-10-19 11:59:14
アクション映画の登場人物が多弁であってもいいじゃないかとそれまでのお約束を逆手にとって成功したのはタランティーノだが、毎回やられると醒めてくるよね。
2015-10-19 12:02:08
ジョン・ウィックは寡黙で、感情の表し方も必要にして十分な感じだ。そして行動する時は躊躇いがなく真っ直ぐで、それが実に気持ち良い。 演出もスタイルも意外にオーソドックスなアクション映画でしたよ。
2015-10-19 12:05:36
後ね、『ジョン・ウィック』の登場人物達は、相手に話しかける時に名前を呼ぶ。 時として会話は互いの相手の名前を呼び合うだけだ。 それは相手に対する敬意であり、マナーであり、相手が敬意を抱けない奴だと呼ばないという意思表示でもある。
2015-10-19 12:18:26
この映画のラストで、主人公と戦い合って死にかけているメキシコ人が、戦った相手の名前を聞くんだ。 西部劇の主人公はなかなか名前を名乗らないからね。 で、メキシコ人は名前を聞いてから満足そうな表情で死んでいく。
2015-10-19 12:23:49
昨日『ジョン・ウィック』について触れた時に“レッドサークル”の話をしたのだが、たぶんこれはジャン=ピエール・メルヴィルが1970年に撮ったフィルムノワール、『仁義』へのオマージュだ。 『仁義』の原題は“LE CERCLE ROUGE”(赤い輪)と言う。
2015-10-19 21:59:23
『ジョン・ウィック』に出てくるクラブ“レッドサークル”は、暗黒街の住人御用達の娯楽施設で、各フロア赤いリングをモチーフとしたネオンやインテリアでデコられている。『ジョン・ウィック』は非常に凝った美術設計がなされている映画なのだ。
2015-10-19 22:02:24
『仁義』の冒頭は、こんなブッダの教えから始まる。 「人はそれと知らずに必ずめぐり逢う。たとえ互いの身に何が起こり、どのような道をたどろうとも、必ずや赤い輪の中で結び合う」 これこそが、「赤い輪」。つまり、因縁とでもいうべき『仁義』のテーマなのだ。
2015-10-19 22:07:42
では『ジョン・ウィック』がそういったメルヴィルの名作のテーマである因縁を描いていたかと言うと、そんなことはないのであるw そこまで哲学的な作品ではない。
2015-10-19 22:12:35
ところで素直な良い子の皆さん。 さきほど、“レッド・サークル”は『仁義』へのオマージュとか言ったヨタ話、信じちゃったかな♪ あそこはロシアン・マフィアの溜まり場なので、それで「赤い輪」と名付けられたと考えるのが妥当ですよ(笑)。
2015-10-19 23:39:02
『ジョン・ウィック』の節度を保ったおバカさ加減ね。『キングスマン』みたいにやり過ぎず、『リベリオン』のように真面目過ぎず。
2015-10-20 23:24:13
人によっては好き嫌いがはっきり分かれる映画かもしれません。 でも、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』もそうだけど、この映画手放しで褒めて、好きになれる奴とはお友達になれそうな気がするw
2015-10-20 23:32:06
『ジョン・ウィック』、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『キングスマン』…いずれもバイオレンス描写満載の映画だけど、マナーや敬意、尊厳を扱った作品であることが興味深いですね。
2015-10-21 12:46:54
ああっ! どこかで観たな。誰だっけな…と反芻しているうちに忘れてしまっていたが、デヴィッド・パトリック・ケリーだったかぁぁぁ… twitter.com/zombieeeend/st…
2015-10-22 00:45:35