飴屋法水『ブルーシート』いわき公演（2015年）　感想まとめ

nobody @_mwys

いわき総合高校校庭で『ブルーシート』。初演冒頭に当時の校長が挨拶した映像から始まり、あの時の高校生たちの過去と現在が点描される。初演から二年が経ち、校長は亡くなり、初演メンバーの一人は新しい命を宿した。様々な隔たりが染み入る。冒頭の点呼、最後のダンスはやはり見事。

木村和平 @kazuheikimura

いわきでブルーシートを観ました。この場所で観れてほんとうによかったし、この場所に生まれてほんとうによかったと思いました。グラウンドというステージの活用、外の環境に臨機応変な演出。こんなにも切実で無駄のない舞台ははじめてです。ひくくらい泣きました。

村岡俊也 @toshiyammm

福島の内郷で、飴屋法水『ブルーシート』観劇。初演からの成長を織り混ぜた再演、素晴らしかった。場所には力があり、言葉と身体を統合して、頭のなかの混沌を、日常に溶け込ませている。震災の時に入学した高校生たちが、20歳になる。本当に素晴らしかった。

kaayoo @kaayoo

去年の8月の終わりに友人と東京で「教室」を観た。今日、私は一人福島で「ブルーシート」を観た。初演時では高校生だった役者の方々も今では20歳で多くは東京で暮らしている。私と教室を観た友人は東京を離れ地元に帰った。

もえ @biseibtz

ブルーシート@いわき総合高校。言葉にならない。東京で見ても素晴らしいと思うけど、いわきで見ることができて本当に良かった。昨日聞いたクラムボンの 波よせて が頭の中でループする。

akira_ oto💉💉 @akira_goto

飴屋法水『ブルーシート』11/7いわき総合高校校庭。震災と原発事故後のあれこれを乗り越えてきた彼らのエネルギーが熱い。「君は人間か？」という問いを反芻しつつ帰る。 #engeki いわき明日まで、東京11/14、15、12/4〜6。 pic.twitter.com/0kkN5w39py

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小松 理虔 @riken_komatsu

いわき総合高校で上演された飴屋法水『ブルーシート』素晴らしかった。２年前は高校生だった彼らの人間としての成長が見れて感慨深かったし、若者の、あの身を削るような台詞の数々、そして問いかけ。グサグサ刺さったなあ。

小松 理虔 @riken_komatsu

震災が大きなテーマになりつつも、彼ら自身の言葉で綴られているから、押し付けがましさがない。あの素朴な、しかし核心をついた問いかけが頭の中を反芻すんだよなあブルーシートは。

かしわぎあきら灰色の単細胞 @capakira

いわき行ってきた。ブルーシート見てきた。再演なんて出来るのかなあって思ってたから今回の形には割と納得。だからその日その時にしか出会えない舞台があるって事が大事だし、その機会は逃したって事だ。高校生が出た舞台が岸田賞取ったって事は記憶されて良いはずだ。他にも諸々。

r e n a . @___q04_r

ブルーシートすごかったね。総合のグラウンド広くてびっくりしました(そこ)劇も凄かったですよかったですあの話好きだなあ、

コロスケ @kurucoro

「ブルーシート」開演直前に学校の脇の斜面のクレーン車が白いぼろ布の中にたぶん土を入れたものをゆっくりと持ち上げた。死体に見えた。人のような人でないもののように見えた。こういうのが恐ろしい、アメヤの作品は

コロスケ @kurucoro

今まで稽古は見てない。今日本番初めて2015年バージョンを見た。当然のことながら内容はかなり変わっていた。思ったのは、世界は2年前よりよくなってはいないってことだ。それから、私はこの世界から逃げることはできないってこと

コロスケ @kurucoro

私はこの世界にはりついている。この中で行きていくしかない。そしてなぜだかその世界はやさしくもあり、希望もあるのだった。

コロスケ @kurucoro

私はこの作品をリスペクトする。ありがとう。これに関わったすべての人に pic.twitter.com/kXQpqnCt25

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コロスケ @kurucoro

東京公演もありますが、2年前と同じいわきの校庭で見ることには意味があると思います。明日まで。

山下澄人 @FICTION96

いわきにて『ブルーシート』を見た。何を書いたところで手短になど書けないけど、ぼくはこういうものが見たくて、そして自分でもやりたくて演劇に携わったのだ

山下澄人 @FICTION96

もう少年少女たちとは呼べないしかしその面影を残した男女が声を出し走り回る。観客控え室には温かいお茶の横にマスクが「ご自由に」と置かれてあり校門を入った正面には空間放射線量を測るモニタリングポストがあり地震で崩れた校庭の奥の崖はコンクリートで塗り固められていた

山下澄人 @FICTION96

それらを目にしながら【あのとき】死なずに生きている人間が、もうこの街を出た人間がかつての時間を思い出し思い出さず語りふざけ風に吹かれる。その場で走り続けながら「逃げて！」と叫び続ける

山下澄人 @FICTION96

飴屋さんはそのことについて何ひとつ考えめいたものを入れない。ただ起きたこと、あのあとに続く若者たちの時間を寒くてからだをかたくした観客の前にそのままゴロンと投げ出す

山下澄人 @FICTION96

終演後、学校の前に流れるドブ川沿いで退屈そうな労務者がしかし巧みに金属の杭をハンマーで打ちつけていた。そのかたちの全部が意図されたものに見えた。しかしそれは誰の意図かはわからない。しいていうならあれこそが世界のあるひとつの意図だ。劇を見た直後それが起きた。そんなことが起きた

コロスケ @kurucoro

山下さんの言ってること超わかる。私が感じた希望だってアメヤの考えや意図ではない。世界がそうなだけだ。

山下澄人 @FICTION96

ブルーシートは神戸のときも嫌というほど目にした。記憶に残るのはまさにあちこちに広げられたブルーシートで、青いのきれいなあ、とおばあちゃんに手を引かれた小さな女の子がいったのをおぼえてる

|III| @naraiku

山下澄人さんのtweetを読んで、ブルーシートどんな作品なんだろう…て気持ちが引き締まる思い。楽しみ、という言葉は適切じゃなくて。でも最近適切じゃなくても言葉を簡単に口にしてるし頭もお手軽仕様→自己嫌悪。でも適切な言葉を探したいだけ探し続けるようにするそのための沈黙を恐れない。

山下澄人 @FICTION96

ぼくはいわきで作られたこの作品はいわきで見てこそ意味がある、とは思わない。東京でこれがされるとき、それは東京でされるものとなる。そしてそこに優劣なんていうセコい言葉は介在しない。飴屋さんはそうするというのではなく、それはそうなる

♪♯ @oaqlab

なにかひとの大切な思い出を追体験しに行くようですこし憚られる気がしていたけれど余計なお世話だった。現在地が提示されていた2015年のブルーシート。 pic.twitter.com/gp1KAmPamk

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