サトセレリレー小説　第1弾【完結】

千 晶 @cK_lightweight

ついった上でサトセレリレー小説企画中です！ すごいサトセレ作家さんにばっかり声かけてるので実現したらすごいことになりそう(笑) 今からワクワクしてますo(^o^)o お題も募集してるので、どなたでも気軽に声かけて頂けると嬉しいです！ メンバー決まり次第、また報告します！

千草 @t3uw

@cK_lightweight 前よくチャットとかでやってましたよ～～(*´∇｀*) もしよければ参加させてくださいませ♡ イケメンサトシ構想はつきませんね…！

ちび太 @chibita_325

@cK_lightweight こんにちはー！おおぉ！面白そうですね！私でよければ参加させてください！(*´ω｀*)

たからまろ とみひこ @tomihiko0969

@cK_lightweight こんにちは。リレー小説ですか、面白そうですね！ 自分なんかでよろしければ参加させていただきます。

あんのうん @unknownyahho

@cK_lightweight リレー小説ですか！ 経験無いのでついていけるか不安ですが……お誘いとても嬉しいので私でよければ参加させていただきます！

ちび太 @chibita_325

参加させていただくことになりましたー！よろしくお願いします！ .@cK_lightweight さんの「サトセレリレー小説　第1弾」をお気に入りにしました。 togetter.com/li/897279

千 晶 @cK_lightweight

よーし、リレー小説始めます！！！ まずは試しにやってみよう！ってことで、お題は勝手ながら「お試し」です(笑)

千 晶 @cK_lightweight

@tos「ただいま、特別に店頭にて販売しております！見てって下さーい！」 とある街で買い出しを任されたサトシとセレナは、突然耳に入ってきた大きな呼び込みの声にほぼ同時に振り返った。 見ると、新しく開店したらしい、こじんまりとした可愛らしい石造りの建物の前に人だかりができていた。

千 晶 @cK_lightweight

「なにかしら？」 「行ってみるか？」 「え、いいの？」 頼まれた買い物はほぼ終わっていた。あとはポケモン用の道具を少し買い足してポケモンセンターに戻るだけだ。 サトシが笑顔で了承の合図を送ると、セレナは嬉しそうに顔を綻ばせた。 「ありがとうサトシ。じゃあちょっとだけ！」

千 晶 @cK_lightweight

@tos 人の少ないところから、目一杯背伸びして覗き込むと、そこにはキラキラと輝く美しい石たちが所狭しと並べてあった。 「ん？アクセサリーか？」 「ええ。色々あるみたい！」 二人で言葉を交わしていると、サトシ達に気づいたらしい店員の女性が人混みの上から声をかけてきた。

千草 @t3uw

「いらっしゃい！」 ポニーテールの活発そうな女性がサトシとセレナにウインクを飛ばしてくる。 サトシが言うとおり、黒いビロードのような台座の上に所狭しと並んでいるのはカラフルな石使われたアクセサリーだった。全て違うデザインなのを見ると、どうやら彼女の手作りらしい。

千草 @t3uw

「綺麗！」 「セレナの作るマカロンみたいだな」 「もう、サトシってば食い意地張りすぎよ」 目を輝かせたセレナの隣で、サトシが呟いたのはあまりにもらしい台詞。肩に乗るピカチュウもそれに同意しているのを見て、セレナは思わず笑ってしまう。 帰ったらマカロン焼いてあげなくちゃと決心して。

千草 @t3uw

「ゆっくり見ていってね」 店員の女性の声に笑顔で礼を返して、もう一度覗き込む。 ガーネットにアクアマリン、あっちはパール。どれもセレナの心を弾ませる。そんな中セレナは一つのアクセサリーに目を奪われた。 キラキラ輝く飴色の琥珀が2つ、チェーンの先で揺れるシンプルなイヤリング。

千草 @t3uw

（サトシの目の色みたい…） 思わずそっと伸ばした指先で、慎重につまみ上げ、太陽の光にかざせば、それはやはりバトル中のサトシの瞳のようにきらりと輝いた。 2つ揃っているところも彼の瞳のようで、セレナはそのイヤリングから目が離せなくなっていた。ゆらゆら揺れてキラキラ光る。そんな宝石。

ちび太 @chibita_325

(綺麗…) セレナはその太陽に当たり輝く宝石をうっとりと目を細めて見つめた。彼のように輝くその琥珀色の宝石はセレナにとってあまりにも眩しすぎた。 「なんかいいのあったか？」 「はっ！サトシ！」 うっとりと見ていると背後からサトシの声が聞こえ、セレナは現実に引き戻された。

ちび太 @chibita_325

声のする方に慌てて振り返ると、セレナの慌てた反応に不思議そうに見つめていた。 「ごめんね、サトシ。待たせちゃった？つまんないよね？」 「そんなことないぜ！セレナが楽しそうだし。それよりもさ、ずっとこれ見てるけど、このイヤリング気に入ったのか？」

ちび太 @chibita_325

「うん、なんだか凄く気になるの」 セレナは持ってるイヤリングをもう一度見た。 言えなかった。「サトシの瞳の色みたいで気に入った」なんて。 しかし、そのいつもと違う優しい眸でその宝石をみるセレナの姿にサトシはなにかを思い付いたようだ。 「オレが買ってやるよ！」 「えっ！？」

たからまろ とみひこ @tomihiko0969

「そ、そんな悪いよ……」 「いいって。あんだけ欲しそうな顔されたらプレゼントしない訳にはいかないからな」 「え！　私、そんな顔してた！？」 苦笑した笑みを向けられセレナはど顔を赤くしていると、店番をしていたポニーテールの店員が話しかけてくる。

たからまろ とみひこ @tomihiko0969

@tomihiko0969 「それかわいいイヤリングでしょ！　私の自信作なの」 自信満々といった様子でお店の商品について語る店員。 「へ、へえ、そうなんですか」 それに生返事でサトシが答えていると店員がニヤリと笑い 「もしかして、彼女さんへのプレゼントかしら？」

たからまろ とみひこ @tomihiko0969

@tomihiko0969 少々からかうような声音の店員に真っ赤に染まった顔でセレナが声をあげる。 「ち、違います！！　サトシとは別にそういう関係じゃないです！　まあいつかはなりたいと思っているけどそうじゃなくて！！」 「セレナ、どうしたんだいきなり大声出して？」

あんのうん @unknownyahho

「なんでもない！！」「そ、そう」セレナの様子に首を傾げつつも、サトシはヒョイとそのイヤリングを取る。そして店員に向かって「これ買います！」と一言。何かもごもご言っているセレナにクスリと笑いながら、店員はお礼を言ってイヤリングを取ろうとした。「あら……？」店員の手が止まる。サトシと

あんのうん @unknownyahho

@unknownyahho イヤリングを見比べ、店員はつぶやいた。「そっくりね」「え？」「あなたの瞳と、そっくりの色」悲鳴に近い声を上げるセレナをなだめながら、サトシは促されるまま近くにあった鏡でそのイヤリングと自分の瞳を見比べる。確かに、よく似ていた。「き、綺麗だなって思った

あんのうん @unknownyahho

@unknownyahho の！」顔を真っ赤にして謎の言い訳をするセレナにサトシは顔を近づけた。「サ、サトシ？」困惑するセレナ。サトシはしばらくセレナを見つめた後、並べられたアクセサリーに視線を移す。そこでもしばらく眺めた後、サトシは鮮やかな青のブレスレットを取った。

あんのうん @unknownyahho

@unknownyahho 「これもください」 店員はそのブレスレットを見つめ、ニッコリ笑った。 「ありがとうございましたー！」店員の声を背に受けながら、2人は店を去った。サトシに買ってもらったイヤリングを手に、セレナは嬉しそうに微笑む。サトシも同じく、買ったブレスレットを見つ

あんのうん @unknownyahho

@unknownyahho めていた。「サトシ、ありがとっ！」「ん？ おう！」「サトシはそのブレスレットが気に入ったのね」「ああ。だってこれ、セレナの瞳にそっくりじゃん！」「へっ？」ブレスレットを見せて笑うサトシ。セレナの顔が見る見るうちに赤くなった。