- haikyususume
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ハイキューの第6話『テンポ』の回が近づいてきた際にテンポに関するいろいろな見解がでました。その際に「パレーペディア」の編集室の中の方が現在のバレーペディアにおける『テンポ』の定義に関して説明、補足してくださったツイートです。
「バレーペディア」は原作のハイキュー!!でテンポの用語の引用元となったバレーボールの百科事典です。
そのためにまず、編集室の「意思」を込めた「第1章 ATTACK編のリード文」を、ここに引用し対と思います。 e-Volleypedia volleypedia-jp.org/mediawiki/ には、書くスペースが見当たらず、表記できていませんので。 #vabotter
2015-11-05 23:44:01アタックには戦術的側面と技術的側面があり、お互いに密接に関連しています。 得点を奪うという目的を叶えるには「相手のブロックやディグにどう打ち克つか」が重要であり、アタック用語を戦術面からとらえる際には、ブロック戦術を常に意識する必要があります。 #vabotter
2015-11-05 23:44:56次に、意図したアタックを繰り出すには、セッターとのタイミング調整をどう図るかが重要であり、その視点で区分されるのがテンポです。今回の改訂では、前半に登場する戦術に関わる各用語をテンポの視点から定義し直しました。#vabotter
2015-11-05 23:46:21具体的にカギとなるのは助走動作と踏み切り動作のタイミングであり、相手のブロック戦術にどう対抗するか(どういうテンポでアタックを繰り出すか)によって、変える必要のある要素です。 #vabotter
2015-11-05 23:47:45一方、相手のブロックやディグに打ち克つには「より高い位置で、空間幅を最大限に利用して、力強くボールをヒットする」ことが大前提であり、これは戦術意図やテンポがどうあれ、変わらず常に追求されるべき要素です。 #vabotter
2015-11-05 23:48:19後半に登場する技術に関わる各用語は、どうすれば「高くて、幅があって、力強いアタック」が打てるのかという視点から、内容を刷新しています。 #vabotter
2015-11-05 23:48:57以上がリード文ですが、そして最も根本的なところ、それがひょっとしたら伝わっていないかもしれませんので、確認です。 3つの【テンポ】に区分できるのは「すべてのスパイク」ではありません。 3つの【テンポ】に区分できるのは「スパイカーの助走動作」です。 #vabotter
2015-11-06 00:03:01【テンポ】セット・アップを基準とした時間軸の中で、アタッカーの助走動作がどのタイミングで行われるかを呼称する区分方法 #eぺで → bit.ly/1vRu6Hx #vabotter
2015-11-06 00:08:281つめの助走動作は「自身にセットが上がるかどうか」はお構いなしに、自身にとって最適なトップ・スピードに入る助走です。セットが上がらない場合、止まれないことが多い。 2つめの助走動作は「自身にセットが上がったことを確認してから」トップ・スピードに入る助走です。 #vabotter
2015-11-06 00:20:38助走開始がセットより「前か後か」、踏み切り動作のタイミングがセットと「どの程度ずれているか」、で定義したのが白ペデ定義ではありません。 【セカンド・テンポ】の解説は、その辺を意識して書かれています。bit.ly/1Al6CZ1 #vabotter
2015-11-06 00:32:53「スパイカーの助走動作」の区分として定義している白ペデ定義の【テンポ】ですが、編集室内で「助走開始や踏み切り動作のタイミング『だけ』に焦点が当たる」ことへの懸念が大きく、1つめと2つめの助走の違いは「コンセプトの違い」によって生じる、という定義になりました。 #vabotter
2015-11-06 00:50:28最後に1点。ここも以外と重要で忘れがちな観点です。 1つ目の助走動作(つまりファースト・テンポ)は、リード・ブロックが開発されるより、遙かに前から、現に存在していたという事実です。 #vabotter
2015-11-06 00:57:55以上が、2012年4月に改訂された白ペデにおける【テンポ】の定義、となります。 #vabotter これを踏まえた上で、問題点を指摘して頂き、議論して頂ければ、大変ありがたいです、引き続きよろしくお願いします。
2015-11-06 01:08:01この説明の後、本放送が開始
関東地区(TOKYO MX)の放送後ですが殆どの方がアニメのテンポの説明が分かりやすいとツイート、少数ですが分からないという方もいらっしゃったようです。
中にはマイナステンポの話が出てくると思った方もいましたが、今回は取り上げられない回でした。