カルデアレポート―第一章―

ぐだ子。 @Fake_Order

ーー。

ぐだ子。 @Fake_Order

＿＿＿＿＿＿＿＿

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx そのサーヴァントは、特異な性質を持っていた。英霊でありながら、「未来」からやって来たのだ。近代兵器が発達し、魔術が表舞台から隠れている現代社会において、英雄が生まれ落ちようとするには、尋常ならざる苦労が必要である。　#カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx だとするならば。エミヤという英霊は、致命的に矛盾していることになる。破綻していることになる。破損していることになる。　 #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx 考えても見て欲しい。2015年現在において、英霊が誕生したなどということは。魔術師崩れであるこの私にも、聞いたことがない。一般人であれば尚更だろう。だと言うなら。　 #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx 何故未来の英霊が、“未来を破壊する”作戦に参加しているのか――――。 #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx 地下大空洞にて赤いアーチャー。エミヤと邂逅した際、彼には明らかに意識があった。言葉を発し、何かを守るように留まっていた。シャドウサーヴァントでありながら、意図的な行動をしていたのだ。 #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx 今後は彼――エミヤの行動をラプラスを使用して調査を行い、レポートの形で纏めていくことにする。 ――レフ・ライノールの意思を、潰し切ってみせる為。マシュの、そして所長の仇を取る為に。

ぐだ子。 @Fake_Order

ということでお腹空いた！　マシュ、ご飯にしよ。

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx 衛宮士郎の真実を知る為――まずはラプラスを使用し、“過去の聖杯戦争”の記録を観測することにする。炎上汚染都市冬木を作った、根幹。 #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx 1994 炎上汚染都市 冬木 #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@Candy ということで昔見たっきりうろ覚えになっていた、Fate/Zeroを見直しながら、使えそうな設定を拾っていきたいと思います。（めた）

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx ――聖杯戦争。7騎のサーヴァントを召喚しその魂を聖杯にくべることで、願いを叶える願望機とするシステムの一つ。 カルデアにおいては“フェイト”システムがこの概念に近いものを採用している。 #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx セイバー。ランサー。アーチャー。アサシン。ライダー。キャスター。バーサーカー。1994年。冬木の聖杯戦争の勝利者は、記録によるとセイバーのマスターとされている。その男の名は――――衛宮切嗣。 #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx アサシンのサーヴァント。ハサンの消失が遠坂邸にて記録されている。英雄王ギルガメッシュに敵対して、勝てる道理が無い為当然のように見えるが――？ #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx 遠坂時臣はアイリスフィールを見て「またもや人型のホムンクルスを用意した」と口にした。――これは過去の聖杯戦争で、同じことをしていると表しているようだ。 #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx ――無性に、腹が立った。諦めたようなその少女の瞳に、死ぬ直前のマシュの姿を重ねてしまったからだろうか？ #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx 間桐雁夜――彼は何故、力を求める為にあの妖怪老人を頼ったのか。彼は何故――こうも力に酔っているのか。 彼は何故――間桐桜を救う為だけに、動けなかったのか。　#カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@tos 衛宮切嗣。衛宮士郎と同じ姓を持つ人間。子供を見る表情に、何処か柔らかさを感じるのは、きっと気のせいじゃない。 ――なのに。こんなに冷たい戦い方を、するんだな、って。　 #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@tos エンディングでモニュメントを見る度なんかこう、うん……みたいな気分になる。 #カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx ――似ている。 私は最初、この第四次聖杯戦争において、最も衛宮士郎と似ているのは、間桐雁夜ではないかと考えていた。だけどそれは否、否なのだ。　#カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx 間桐雁夜は、何処までも自分の欲求を優先している。自分が幸せになろうとしている。自分が、助かろうとしている。　#カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx そういった意味合いにおいて、存外最も衛宮士郎に近いのは、現状見る限りだと――キャスター。案外、あの狂気の魔術師なのかもしれない。　#カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx 美しいものに憧れ、理想を求め。報われぬ道を殉教者のように進み続ける少年、衛宮士郎。 神など居ないと嘆き苦しみ、悪辣な自分を罰してくれる何者かを求めているキャスター、ジル。　#カルデアレポート

ぐだ子。 @Fake_Order

@xxx 私は知っている。英霊として、セイバーとして召喚されたジル・ド・レイが高潔な人間であることを。 なればこそ、思わずにいられないのだ。――あれは、神に縋るしか方法を知らなかった、衛宮士郎の類型なのだ、と。　#カルデアレポート