大学1年生から就活が始まってもよいか

企業の採用活動解禁時期問題にはいろいろな論点があって、そうスッキリ解決しないでしょう。
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伝左衛門 @yumiharizuki12

交換留学生で「就職が決まったので留学しました」という子がいないわけではない。 <大学1年生で就職が決まった大学生は勉強をしなくなるだろうか。むしろ就職が決まった学生は仕事に役立つ勉強をするかもしれない> 採用活動、自由化が望ましいnikkei.com/article/DGKKZO…

2015-11-11 17:24:19
伝左衛門 @yumiharizuki12

しかし、大学1年から就活が始まったら、一部の学生は延々3年間就活するという地獄絵図w どうせ企業が欲しいのは一部の一流大生だし、逆にそういう子に内定出しても、その後に心変わりする子は多そう。 というより、一流企業から内定もらったという子は、他企業から欲しがられる可能性が高い。

2015-11-11 17:31:44
伝左衛門 @yumiharizuki12

他社から内定もらった学生はよく見えるというのは、新卒就活に限らない。アメリカの赤ポスでも、どこか一流どころからオファーもらった学生は、そのことによって他大学からもオファーもらえる確率が高くなる。

2015-11-11 17:33:54
伝左衛門 @yumiharizuki12

内定とかオファーには情報効果がある。「業界トップのA社が内々定を出したからには、この子は優秀に違いない」という推測が働くのである。したがって、そこそこ良い企業から内定をもらっても、自分はもっと価値があると自任するする学生は、密かに心惹かれる会社にコンタクトするはずだ。

2015-11-11 17:43:00
伝左衛門 @yumiharizuki12

就活が長くなれば学生は不本意な企業の内定は受けないのでミスマッチが下がる、というのはその通りだが、就活長期化が困るというのが元々の問題意識ではないかw ゲーム理論で考える(下)就職活動後ろ倒し、弊害大 :日本経済新聞 nikkei.com/article/DGKKZO…

2015-11-11 18:02:33
伝左衛門 @yumiharizuki12

この分析は就活をいつやめるか、という話だが、内定をもらうかどうかはまた違う意思決定ではないか。「オワハラ」は今年の流行語だが、「就活やめます」と言って内定もらいながら、こっそり就活を続けることは可能でしょう。てか、そういうクソ企業は厚労省が名前公表すべきw

2015-11-11 18:09:21
伝左衛門 @yumiharizuki12

米経済学徒の就活では、青田買いで時期が早まるというような問題は普通起こらない。例年9月から応募して、実際の面接開始は1月の学会の時で、だいたい3月に終わる。優秀な学生はオファーを複数もらえるが、その中でベストを選べばいいだけ。情報が古いと思う現役アメリカ組は訂正の一言よろしくw

2015-11-11 18:22:36
Nknk75 @nknk75

@yumiharizuki12 高校1年生で進学先の大学が決まった学生は勉強をしなくなるだろうか。しなくなるでしょうね。エスカレータ式付属高校をもつ私立大学の先生の中では結構共有される悩みかと。

2015-11-11 18:29:28
伝左衛門 @yumiharizuki12

企業と学生のマッチング問題って、いろんなアプローチがあり、漁業みたいなモデルもあって、学会で討論者務めたことある。就活に前倒し圧力がかかるのは結局、最初の網でかかる魚の質の期待値が高いから。しかし、雑魚は捨てる。捨てる雑魚の水準をどこに定めるかという問題。

2015-11-11 18:49:36
伝左衛門 @yumiharizuki12

例えば人気企業は最初の網で引っかかった学生を一通り面接して評価の高い順番から定員まで取り、残りは捨てる。そうでもない企業は、イマイチな学生にまで内定を出さず、2回目の網を入れるけれど、2回目の網にかかる学生の期待値は低い。ここにトレードオフがある。

2015-11-11 18:53:44