テクスト。大槻涼樹「TOKYO 非実在性少年」
「今風に云うと児童虐待[ネグレクト]の一種なのだろう。 わたしは“放置された子”だった。」
ある昼下がりにタイトルも前置きもなく始まった小説。
テクスト。は「=深沢豊×荒川工×大槻涼樹×α」の商業ゲームブランドです。
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@textweb
昔読んだ絵本のなかの、犬。わたしの想像のなかの、犬。ノコは、はっきり云ってしまえばわたしの妄想だ。犬も猫も、小鳥すら飼ったことはない。飼うことを許されたこともないし、飼いたいと意志を発したこともない。
2010-03-11 20:00:10
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少年は眼鏡と顔の間に指をつっこみ、レンズのある位置からその指先を出してみせた。 「なんで?」 「なんで、って」少年が笑った。「フレームがあるほうが、顔が殴られにくいだろ」 それは、わたしが見たことのあるどんな笑顔とも違っていた。
2010-03-11 21:00:31
テクスト。
@textweb
大槻先生の「TOKYO 非実在性少年」は、東京都青少年健全育成条例に觝触する恐れがあるため打ち切りとなりました。あしからずご了承くださし。代わって、次回より、あのDeepLoveのYoshi先生による、なんかレイプとか難病とか愛とか難病とかが出てくるヤツが始まりますん。(大槻)
2010-03-11 22:00:53
テクスト。
@textweb
こんなん可哀相でよう描けんわ!つらいっちゅーの!でも、現実に存在するアンチモラルを表現せんでどうやって太陽の季節を描くの教えて慎太郎ー。(大槻)
2010-03-11 22:05:31
@bit_box
@textweb 所長の文章大好きです。おかげでツイッターから目が放せませんでした本当にありがとうございます。「非実在青少年」って無駄にファンタジックな響きをしてますね。
2010-03-11 22:07:31