- yaeda_factory
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昨晩、ある方と通話した際「絵のメイキングを見せてほしい」と言われましたので、今晩はお目汚しでございますがイラスト制作過程を晒したいと思いますぅーっ(吐息) 今回の題材は「嫉妬の王パルスィ」です pic.twitter.com/fNZEhWiReU
2015-11-12 20:55:461.まずはラフ作成です。A4コピー用紙に3mm2B芯のシャーペンで描いていきます。本作業の前にメモ用紙とかで小さく落書きを描いてどういう感じにするかだいたいの方向性を決めてからコピー用紙に描きはじめることが多いです。 pic.twitter.com/B7mVIDPcyb
2015-11-12 20:58:362.ラフを作成したらトレス台を使って線画清書です。この作業が個人的に一番きついです。BGMがわりにテレビをつけますがそういうときにババアの快便CMが流れるととても嫌な気分になります。 pic.twitter.com/qqSyenI69K
2015-11-12 21:00:533.清書した線画をPCに取り込んで着色作業に入ります。Photoshopで着色を行っていきます。一番上に乗算設定した線画レイヤー、その下に色レイヤーを置いていきます。色ごと、パーツごとにレイヤー分けします。 pic.twitter.com/2oEz7k4OIn
2015-11-12 21:03:024.着色作業完了。目の発光などは線画レイヤーのすぐ下、あるいは上に置きます。Photoshopの作業はいったん終了、ファイルを保存してフォトショを閉じます。 pic.twitter.com/wNttWYkpGO
2015-11-12 21:04:555.続いてPainterを開いて本塗りに入ります。目の発光レイヤーの下に影絵イヤーを作成。新デジタル水彩の新シンプル水彩でグレー色を置いて、新シンプルぼかしで色を伸ばしていきます。新シンプルぼかしは不透明度12%の設定です。 pic.twitter.com/cXCVUrgf3J
2015-11-12 21:08:176.影レイヤーの上に光沢レイヤーを作成。鈍い光沢の場合はレイヤーをオーバーレイにします。エアブラシで白を塗っていきます。Painterのエアブラシが一番肌に合う気がします(当社比) pic.twitter.com/0F8SdhMDNg
2015-11-12 21:11:207.ガラスとかプラスチックとかに強い光沢(ハイライト)をつけるときは通常レイヤー。同じくエアブラシで塗っていきます。ここまででPainterの作業終了。ファイル保存して閉じます。 pic.twitter.com/RbUs4gUpub
2015-11-12 21:13:378.あとは色調整などの編集作業。ふたたびPhotoshopを開いて作業します。こういう編集作業はフォトショでやった方がやりやすいと思います(個人の感想です) 影レイヤーの下に乗算でテクスチャを貼ります。 pic.twitter.com/MTfNicyaYb
2015-11-12 21:15:579.影レイヤーの色調整。グレーで塗りましたが、イメージ→色調補正→特定色域の選択、で色調を変えていきます。今回はちょっと紫に傾けました。 pic.twitter.com/B2kwIyttpm
2015-11-12 21:18:5510.乗算レイヤーを制作、下部にグラデーションで影を入れます。今回の場合、本体パルスィに影がかかってしまうとダメなのでグラデーションをかけたあと、本体部分だけグラデーションの影を消しました。 pic.twitter.com/YLooFk3aev
2015-11-12 21:22:1311.最後に線画レイヤーの上にオーバーレイのレイヤーを作って、光沢や色味などの調整を行います。このときレイヤーの不透明度が100%だとどぎつくなりますので、30%くらいに下げときます。 pic.twitter.com/VH8SGbnSgx
2015-11-12 21:25:1412.最後の修正、微調整をして完成。綺麗な霜降りのお肉ですね。とても美味しそうです。 pic.twitter.com/gfPo2GhDP8
2015-11-12 21:27:16