iaku「walk in closet」兵庫・東京公演(2015)感想まとめ
- takuyayokoyama
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iaku②同性愛という題材が、題材のまま終わってしまった感じだ。あとは、登場人物達の出ハケが少ないのは設定上やむを得ないとしても、その場にいる人がおとなしくずっと黙ってる場面は、不自然に感じられてしまった。
2015-11-24 02:11:48iaku『walk in closet』①同性愛がテーマとのことだったが、最終的には家族の物語に落とし込まれていった。誰とどう生きていきたいのか見えず、そのことをちゃんと言えない息子。弱い人間の集まるまどろっこしい家族ではあるけど、同性愛をテーマに掲げる強い必然性が見えない……
2015-11-24 02:04:31iaku観てて、自分でも本音わからないんだから、他人がわかるわけない、って思った。「きっと、○○と思ってるんだろね」等、助け船だしてるつもりで「代弁してやってる」事の、なんと尊大なことよ…と。でも、他人に言葉にしてもらって「違う」と否定する事で、やっと見つかる本音もあるんだよね。
2015-11-24 00:44:15大切な者の幸せの為に、自分の本音に嘘をつく。その嘘を真実なのだ、と思い込む。あるいは、その嘘が時間によって本音になっていく。あるいは、実は嘘こそが本音だったと気づく。人間の心って不思議だ。そんなことを思った。今も詳しくは言葉にできないのがiaku『walk in closet』
2015-11-24 00:36:30チラシ束見ながら手帳にチェックするお仕事。日昼のiaku、ほんとうに面白かった。効果的な会話の応酬と張りつめた空気。(取り扱ってる内容的に面白いって表現も誤解を招きそうだけど) これは次回以降も観たい。関西の団体だけど1月末には茨城県、6月に三鷹、12月はアゴラで観れるらしい♪
2015-11-24 00:07:29今週更新された劇団 11 iaku @iaku_info engeki.kansolink.com/review/iaku.ht… 最新作「walk in closet」他5作品の劇評をお読みいただけます。 #演劇 #舞台 #劇評
2015-11-23 22:40:02少なからずリコメンドされているカンパニーである男肉とかしようよとかが動員に苦戦している様子を見ると、小劇場の観客は知り合いが9割論に説得力を感じてしまう。iakuは割と吉祥寺シアターを埋めていたが、劇場付きの観客がいるからだろうか。
2015-11-23 20:05:02⑤露骨な差別的発言をする唯一の人物がペドなので、世界観はあまりにも白黒になる。実際まだこの世に蔓延している差別には直面していない。「私たちは、あのペド差別野郎とは違う」と思ってしまう。マー君の両親の軽い差別に同情してしまう。だが、差別野郎より、その父母こそが差別の根強い正体だ。
2015-11-23 19:07:50④ラストまで静かな態度を保った父が息子を受け入れるような台詞を言って、観客を感動させたり泣かせたりして終わらせる意図は見え見えだし、泣いた人もいたけど、あれは自己満足の涙なのではないか?「異常者の息子を捨てない父はエライ。それに感動する私も何と寛容な人間だ!」全然、エラくない。続
2015-11-23 19:07:13③表面的にゲイへの理解を示しながら、もっと根本的なところで非常に保守的な視点から描かれた。マー君は自分のことを異性愛者になれない欠陥品としてしか考えられないし、構造上マー君は「涙を促す可哀想な存在」として機能している。(マー君役の池之上頼嗣さんはとても良かったけど。)続
2015-11-23 19:05:20②これは僕にとって大変身近なストリーだ。大学じゃなくて中学校の頃だったけど、恥ずかしながら僕もマー君に限りなく近い経験があったから、客観的に観れるわけはない。このテーマに挑戦したことは評価したいけど、冷静に観れないその僕にとって、この芝居はやや偽善的にさえ感じた。続
2015-11-23 19:03:15①昨日iakuのwalk in closetを観て、複雑な気持ちになった。母にゲイビが見つかって、カムアウトするか、ごまかすか悩む息子(マー君・大学生)の話だ。というか、そのはずなのに、マー君は基本的に語られる対象に過ぎず、結果的に両親がその息子をどう受け止めるか、の話だ。続
2015-11-23 19:02:16昨日はiakuのwalk in closetとても勉強になった。だいたいは最後で『こういう事を伝えたいのね』っていう劇が多いけど結果で理解する劇ではなく理解するというよりも道徳的な感じで自分で答えを考えるという劇だった。
2015-11-23 13:43:26iaku/Walk in Closet③役者全員の繊細で的確な演技と相まって素晴しい会話劇を作り上げた。各々のLGBTに対する理解度と考え方の違いが次第に鮮明になり観客も差別について考えてしまうが親子間の葛藤もしっかり描き単なる社会派ではないエンタメとしても成立させていてお見事。
2015-11-23 13:30:41iaku/Walk in Closet②何より局面局面の台詞が一々気持ちを波立たせさりげなく不安を煽ってくる。この辺りの言葉が綾なす感情の持っていき方は本当に上手くて、絶妙のタイミングで織り交ぜてくる笑いのセンスも含め横山拓也の台本にハズレ無し!上田一軒の視線に迄こだわった演出と
2015-11-23 13:30:14iaku/Walk in Closet①嵐の夜、どこにでもありそうな家庭の両親と一人息子とそれぞれの知り合いが避難のために家に留まるが、そこで息子のゲイ疑惑が持ち上がる。話の展開はまぁ有り勝ちなんだけどかなりスリリング。登場人物全員「いるいる!」って絶妙にキャラ分けされた設定で
2015-11-23 13:29:49iaku「walk in closet」は、いろんな方の感想を聞いていて、開演直後に感じていた違和感の理由が腑に落ちた。ストーリーを知っていたらその違和感が喉につかえて、感情移入は弱かったかも(好みの問題ではあります)。なので、私は知らないまま観たのが正解だったのだと思う。
2015-11-23 13:10:04最近観た、iaku「walk in closet」、「怪獣の教え」、映画「エール」。 3本とも全くストーリーを知らずに観に行って、どれもとても楽しんだのだけど、ある程度ストーリーを知っていたらもう少し冷静に(つまり、のめり込まず)観ていたかな?とも思う。
2015-11-23 13:02:04大阪の劇団に心を打たれたのは、劇団ショウダウンに続いて、iakuで今年2回目。今後も見逃せない劇団がまた一つ増えた。どちらも次回公演が楽しみ。
2015-11-23 02:22:31iaku『walk in closet』観劇。笑いを取る為だけの作為的な台詞を挟む事無く、緻密な会話劇の中に自然に笑いを織り交ぜるような丁寧な作劇にとても好感を持った。心に刺さる台詞の数々が心地よく胸に痛い。
2015-11-23 02:20:18iaku『walk in closet』吉祥寺シアター。これもまた言葉の呪術性の物語。何気ない言葉が他人の人生を狂わせ、因果はめぐって自分に返ってくる。カフェの2人はともかく、他の部外者2人の使い方が“ためにいる”キャラクターにしか見えない点は大きな減点材料。
2015-11-23 02:10:47iaku『walk in closet』@吉祥寺シアター。 嵐の夜に偶然集うことになった者たち。 何かと話題に上がるようになったLGBTについてが テーマだが、それ以上に「普通とは何か」、 何よりマイノリティを扱っているのに、 マジョリティに対して問いかけられているようだった。
2015-11-23 01:48:54iakuは同性愛ネタだったから観ようがと迷ったけれど、どうも悪い予想を裏切ってくれそうにない。 twitter.com/pulfujiko/stat…
2015-11-23 01:29:59わたしはああいう意志薄弱な日本の家族が大嫌いで、そこから逃げたし、捨てたし、捨てられた。そのほうが人間として良い関係を結べると思う。つまり、たるい。あんなやりとりは早々に誰かひとりが突き抜けて破壊すれば終わる、そしてむしろ何かが生まれるのではないだろうか。そこを見たい!
2015-11-23 01:24:28