Conflictwatcher さんによる翻訳Tweet:ロシアのシリア空爆の意味合いを分析するNYT紙の記事。

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Conflictwatcher@日米往復生活 @Conflictwatcher

ある専門家は、プーチンは1930年代後半に行われたものに匹敵する軍改革を企図していると分析している。そして、シリアでの軍事作戦は、ロシアの演武披露なのだ。プーチンはソ連崩壊後の立て直しを経て、強いロシアが帰ってきたことをアピールしている。続

2015-10-17 10:32:35
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今回のシリア遠征では、ロシア軍が装備だけでなく組織構造も刷新した成果が現れている。1970年エジプト以来大規模遠征の経験がなかったにもかかわらず、ロシアはラタキアにたった3週間で、戦車ヘリ戦闘機砲兵防空システム、兵員居住システムなど備えた一台基地を造り上げた。続

2015-10-17 10:33:09
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そして今、彼らは多種の兵装を使いこなし、日に90ソーティの爆撃を行って、アサドの敵となる勢力をタコ殴りにしている。これらの事実は、彼らの海外展開能力の向上を示している。ある識者によると、ソ連崩壊後のどん底から回復したロシアは、90年代ー現在の西側水準に近い戦闘能力を 続

2015-10-17 10:33:53
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持っているという。今年の春から夏にかけてロシアでは航空機事故が相次いでいたが、ロシア専門家のKofman氏は、これらの事故は軍の活動の拡大を始めた時期に生じた「産みの苦しみ」であり、彼らをハリボテとして侮るのは愚かである、と断言している。 今回特に目を引いているのが、続

2015-10-17 10:34:17
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初の実戦投入となった艦載型巡航ミサイルだ。一部はイランに落ちたが、このミサイルはカスピ海から900マイルの距離を超え、目標に着弾した。このミサイルの性能は、米のものを凌駕していると考える識者もおり、老朽化したソ連時代の艦艇にも戦力としての役割を付与しうる点が注目されている。 続

2015-10-17 10:34:43
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このミサイルはカスピ海からの発射でも地中海全域を射程圏内に納めており、黒海に展開するロシア艦でも運用試験が進行中だ。またシリア沿岸ではクリミアを根拠地とするミサイル艦「モスクワ」が2隻の僚艦とともに、シリアに展開した友軍を守るため、対空ミサイルによる防空網を提供している。続

2015-10-17 10:35:54
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現在ロシアの作戦行動は主に空軍戦力によって行われているが、彼らはまだ本気を出しておらず、シリアを訓練場として、今後の作戦行動に必要な経験を獲得することが彼らの目的ではないか。ある米軍関係者は、そのように指摘している。続

2015-10-17 10:36:12
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ソース Russian Military Uses Syria as Proving Ground, and West Takes Notice nyti.ms/1VTafpi

2015-10-17 10:36:23