
「鶴丸は美しいの」楚々とした仕草で口元を袖で隠した主は、美しいものをよく好んだ。中でも気に入りは、鶴丸国永。全身を白で染めた鶴丸の拵えが、彼の琴線に触れたらしい。近侍を命じてはいるものの、その身を戦場に晒すことさせなかった。
2015-02-06 23:15:55
鶴丸に抱擁されながらこの世の幸福を讃えて死んでいく審神者の話。身を包む純白に、聖なる清らかさを重ねられて信仰される鶴丸。「嗚呼、天に坐す我らが父よ。我らの愚かさを許し給え」「ああ。大丈夫だよ。君は誰よりも赦される」
2015-05-15 14:34:34
三日月宗近が「美しい」のとは逆に、鶴丸国永は「美しくあらねばならない」ということだったらすごくいいと思います。
2015-05-22 16:24:43
「墓を暴いてまで持ち出され、盗人になってまで求められた俺が美しく無けりゃぁ、報われないってモンだろう」汚れ一つ無く、何処までも清らかな白い衣を揺らして笑う鶴丸国永はついぞ“誰が”とは言わなかった。【御物の寄す処】
2015-05-22 16:29:01
@rf_hz ただの一太刀として持ち主の墓で朽ちる筈だった鶴丸が転々と所有者を渡る度に価値を付加され、敬われ、最も尊き血筋の宝物の一つとして数えられるまでになったことは本人にとって何よりの驚きではあろうけども、同時に彼の存在を“美しさ”に縛り付ける鎖でもあるという話……(^ν^)
2015-05-22 19:58:56
@ikami68 その美しさ故に人に欲せられ、持て囃されたからこそ、自分は美しいからこそ鶴丸国永であり美しくあらねば鶴丸国永ではなくなるっていう脅迫概念染みたものを抱いていると良いですね…美しさは義務……深島覚えました…… そう考えると軽傷時の手入台詞滅茶苦茶納得します…
2015-05-22 20:03:55
@rf_hz ついでに彼が血を被りたがるのは「美しい刀はよく切れる」みたいな認識を持ってるからだと良いですね…。鶴丸国永は刀で在って、そして美しく在らねばならなくて。そんな認識を擦り合わせた結果があの鶴発言かなぁって。この鶴丸は三日月に対して滅茶苦茶コンプ抱いてそうです。
2015-05-22 20:07:40
@ikami68 やはり井上さんは井神さんでしたね…しってました… 某botで鶴丸国永は「斬る」事に特化した美しい刀、と評されていて、それを思い出して激しく首を縦に振っております 名を体であらわそうとするのと、自らの存在価値を証明するのとを兼ねた発言だと思うと胸が苦しいです…
2015-05-22 20:12:40
@rf_hz それが苦痛であるのか、自らに与えられた役目として務めるだけなのかは鶴丸本人にしか分かりませんが、それも含めた全てが“鶴丸国永”というモノなんでしょうなぁ。
2015-05-22 20:22:00
「安心したまえ。君の代わりに俺が穢れよう」って笑う鶴丸国永かな?穢れを被って手入れをされて、そうして禊(身殺ぎ)をしてくれる鶴丸国永かな?己の生きた証を己で壊す、人の愚かな愚かな行いの罪を代わりに背負ってくれる鶴丸国永かな?うーん?(^ν^)
2015-05-22 20:33:31
鶴丸国永は美しさを理解できない。「美しい」と言われたから己は美しいのであろうが、後に付与された概念は、認識は出来ても理解は出来なかった。
2015-05-22 21:50:47
あと今鶴丸国永をググってみてハバキにリンドウの透かしがあるため「利無動(利不動)」とも呼ぶってあってな。来歴眺めたら鶴丸って買われたり売られたりしてなくね?ってちょっと考えてな?でも売買されてない代わりに盗難譲渡は当たり前みたいなな?皮肉な?
2015-05-22 21:55:03
鶴丸国永へお題は『君に、本気で欲しがられたら、なんて/至福の中で尊い温度を抱きしめる/ぜんぶ、ぜんぶあげる』です。 shindanmaker.com/185182 HEY!
2015-05-22 22:00:05
鶴丸国永の羽を毟る仕事がしたい。泣きながらその羽一枚一枚を毟り取って「お前カミなぞにしてたまるか!!」って泣き叫んで駄々っ子を見るかのように鶴丸に仕方ないなって抱き締められたい。【カミに近い刀の話】
2015-06-05 21:35:25