朝日新聞、子どもの甲状腺ガン「多発」をどう考える──のメモ

福島の子ども、甲状腺ガン「多発」をどう考える 津田敏秀さん・津金昌一郎さんに聞く:デジタル朝日を読んで、メモ
16
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

福島の子ども、甲状腺がん「多発」どう考える 津田敏秀さん・津金昌一郎さんに聞く:朝日新聞デジタル ow.ly/UOTAy ▽リンパ節転移の多さ、大きさ、成長の早さなど、否定意見からは説明できないことも多い。疑いが濃いなら予防措置が必要ではないかなと。

2015-11-19 07:23:08
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

続)地域差がないというのも、西のほうのほとんどの自治体では発生がゼロなので(自治体別にするとはっきり→ kobe-np.co.jp/news/iryou/201… )、「量―反応関係」がないと言い切れるのかどうか、疑問が残る。否定材料だけでなく肯定材料の検証も必要なのに、なぜやらない?

2015-11-19 07:28:59
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

続2)津金先生は「被曝から発症・多発までの期間も早すぎる」としているけども、甲状腺学会でも子どもの甲状腺ガンは成長が早いという共通認識がある。チェルノブイリでは、他ならぬ山下俊一氏らが、子どもの甲状腺ガンは成長早いと報告してる。米CDCは子どもの潜伏期間を短くて1年としてる。

2015-11-19 07:32:08
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

続3)なので発症、多発までの期間が短いというのは事故から4年半の今は(去年でもそうだけど)すでに言えないんじゃないかなとも。被ばく線量が日本では少ないというのも、初期のヨウ素被ばく量がほとんど不明なのが現状なので、断定まではできない。以前からヨウ素132の疑問も提起されてる。

2015-11-19 07:35:30
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

続4)初期の被ばく量は、県民健康調査の基本調査による推計や、飯舘など1080人の巣クローニング記録などから少ないと類推されてるけども、現実には「明確にはわからない」って考えた方が過小評価ならずにいいんじゃないかなと思うんだけども、どうだろう。

2015-11-19 07:37:52
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

属5)仮に事故の影響があるのなら、賠償含めて早く考えないといけないことが山ほどある。一方で「影響はない」ということで、被害者の被害を二重にするおそれがある。それは過去の公害問題でなんども繰り返してきたことと同じ。行政側がそれを狙ってるなら話は別だけど、まさかそれはしないよね・・・

2015-11-19 07:40:56
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

続6)予防原則がとられることはほとんどないんだけども、これまでの状況から「関係ない」を否定する材料にも目を向けて、「怪しい」って思いながら動くことも必要なんじゃないかなとも思うです。でないと、原発事故前の安全神話と同じになっちゃうんじゃないかなと(原発はもうそんな雰囲気あるけど)

2015-11-19 07:44:45