【刀剣男士がSCPを少し詳しく紹介する企画】

刀剣男士がSCPを紹介するbot @scp_tolove

鶴丸「準備はいいか？【刀剣男士がSCPを少し詳しく紹介する企画】、開始しよう！」薬研「さあ、収容の時間だ。まず、企画について改めて説明するぜ。これは、普段140字に詰め込んでいるSCPの紹介を、余すところ無くとはいかないが、もう少し詳しく語ってみようってもんだ」

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鶴丸「対象のSCPは10月の初め頃に募集させてもらった。ご協力、感謝する」薬研「ありがとな、大将！今回の対象は全部で11種、最後に少しおまけがあるぜ」鶴丸「さすがに一気に全部は無理なんでな、1日2種類ずつ、土日を使って進めていく。3週にわたる長期企画だな！どうしてこうなった」

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薬研「大将たちが優しいからだろ。何はともあれ、長らく待たせてすまなかった。しばらく画面を占領するが、楽しんでくれると嬉しいぜ」鶴丸「途中でもツッコミや質問は歓迎する！ただ、反応が遅いのは許してくれ。あと、答えるときは引用RTで拾うこともあるかもな。そこも了承しておいてほしい」

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薬研「内容については随時まとめていくから、見逃しても後から確認可能だ」鶴丸「無理して追わなくても大丈夫だぜってことだ。全体の日程は固定ツイートにあるからな！」

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薬研「前置きはここまでだ。さて、今日の先鋒は…」加州「加州清光、入りまーす！まずは俺から！しっかり聞いていってよね！」

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加州「俺が紹介するのは【SCP-096 The "Shy Guy"（"シャイガイ"）】。そう、みんな大好き『顔を見たやつ絶対殺すマン』！クラスはEuclid。人型で、身長2.38m。腕が異常に長くて、それぞれ1.5mもあるんだって。腕だけで次郎さんの本体くらいあることになるね！」

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加州「見た目なんだけど、めちゃくちゃ痩せてて体毛が無い。おまけに真っ白。口は人の4倍近く開くとか。もうそれだけで不気味っていうか、なにより可愛くない！顔さえ見られなきゃ大人しく収容室の壁際をうろうろしてるだけなんだけど…。知ってのとおり、顔を見られると手が付けられなくなるんだ」

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加州「顔を手で覆って、苦しみ悶えて泣いて叫んで…。1、2分くらいそうしたら、狩りの時間。顔を見た人に向かって猛ダッシュ！一番遅くても時速35km、上限は不明。確実に長谷部より速いでしょ。…速いよね？まあ逃げられないのは変わらないかな。そして、追いつくと、殺して[削除済]するんだ」

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加州「[削除済]が何かって？うーん…知らない方が良いこと、だよ。きっとね。…で、ひと通りの行動が済むと大人しくなって、収容室じゃない、元々居た場所に戻ろうとするんだって。放っておいたら被害者が増えるだけから、ここでしっかり確保してよね！」

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加州「今のところ追跡を妨害する方法は見つかってないんだよなあ。千発の対戦車砲でも傷ひとつ与えられないことが分かってる。あんなに痩せてるくせに頑丈すぎじゃない？あと、直視はもちろんだけど、写真や映像でも反応するよ。小さすぎてなんだか判別できなくても、それが顔がだったらダメ！」

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加州「そうだ、顔でも、絵だったら大丈夫らしいよ。…顔の絵をどうやって描いたのか、気になる？―Ｄクラスをさ、深さ10,800mの深海に沈めたんだ。潜水球を使って。そこでSCP-096の顔写真を見せて、絵を描かせた。そう、できる限り距離をとって、時間を稼ごうって作戦だね」

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加州「うまく、いったよ。目論見どおり、描き終えて、その絵を後で回収するための容器にしまった4分後、SCP-096が到着した。…あとはご想像のとおり、かな。想像してみて？深海でただひとり。安全を保障する唯一の、暗い海と自分とを隔てる唯一の壁が、この化け物に壊される瞬間をさ」

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加州「…はい！そんな"シャイガイ"なんだけど、鋼鉄製の密封された独房に収容することになってるよ。当然、監視カメラなんてもってのほか！でも様子が分からないのは困るから、圧力センサーとレーザ検出器で監視するの。もし収容を脱したときは、頭に袋を被せて回収。カンタンでしょ？なーんて、ね」

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加州「実は、SCP-096には、処分命令が下されてるんだ。ある博士の、思惑によって。『より大きな利益の為に』―博士のしたことは、正しかったのかな？【事案096-1-A】、気になったら読んでみてね」

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加州「というわけで、【SCP-096 The "Shy Guy"（"シャイガイ"）】（scpjapan.wiki.fc2.com/wiki/SCP-096）でした！どう？うまく紹介できたかな？少し時間をおいたら、次の紹介をはじめるよ。聞いてくれて、ありがと！」

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加州「そうだ、ひとつ、このbotにおける裏方的な話をするとね、SCP-096が、完成した紹介第1号だったんだ。特に深い理由があったわけでもないんだけどさ。で、せっかくだから企画の第1号もSCP-096でってことで。希望くれた主、ありがとね！」

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御手杵「よーし、次は俺たちだ。紹介するのは【SCP-173 The Sculpture - The Original（彫刻 - オリジナル）】だな」同田貫「なんで俺まで…」御手杵「だって俺だけじゃ怖えーだろー。正国なら頑丈だしさあ」同田貫「頑丈さは関係ねえと思うけど？」

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御手杵「ところでこれ、最初希望貰ったのに気付かなくてな。後で見返したら『もしかして希望くれてたのか？』ってなって」同田貫「間抜け」御手杵「言うなって！その場で礼を言えなくて悪かった。もし全然関係なかったらそれも悪かった。なんだか分からなくなってきた」同田貫「あーもう始めっぞ！」

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同田貫「クラスはEuclidだ。鉄筋と、こんくりーと？ってのでできてるらしい。固えのか？」御手杵「固いだろうな。そして重い。報告書の写真を見るかぎり、頭が大きくて手足が短い人の形をしてる。色は薄茶というか、なんというか…。頭に描いてあるのは、顔、かなあ」同田貫「顔…かあ？」

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御手杵「大きさは明記されていないが、薬研の情報だと…205cm！？俺よりでかいのかよ！？いや、本体よりは小さいけどさあ…正国、潰されちまうんじゃ」同田貫「うっせーよ！それにこいつは潰してはこねえだろうが」御手杵「そういえばそうか。良かったなあ！」同田貫「別に良かねえっつーの…」

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同田貫「既に知ってるとは思うが、こいつは誰も見てねえと動く。動いて、人間の首を圧し切りやがる」御手杵「はせ…いや、なんでもない。圧し切る他にも、締めたり折ったりもしてくるぞ。まあ、大抵は死ぬよな」同田貫「見てなきゃ動くなら、見てりゃあいい。っても、そう単純なら苦労はしねえよ」

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同田貫「『見てなきゃ動く』。たとえそれがどんなに短時間だろうとな。つまり…瞬きでも、動くんだよ」御手杵「人の身だと、瞬きせずにいるのは不可能だからなあ。槍なら関係ないけどな」同田貫「そもそも槍にゃ目はねえよ。ちっ、せめて動きが遅けりゃやりようがあんのによお」