「南スーダン、マシャル前副大統領の単独会見について」三浦英之記者の呟き (2015/7/10)

三浦英之　「太陽の子」に新潮ドキュメント賞 @miura_hideyuki

①内戦状態が続く南スーダンでは９日に独立から４年を迎え、戦闘がさらに激化する兆しを見せ始めている。これに先立ち、反政府勢力を率いる最大のキーパーソン、マシャル前副大統領の単独会見に成功した pic.twitter.com/Nrsd2v5KLJ

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②マシャル前副大統領が海外メディアの単独会見に応じるのは極めて異例。「現状が変わらない限り、７月１０日以降、大きな混乱や暴動が起きるだろう」と彼は示唆した。「それは大規模な戦闘を意味するのか」と問い返すと、彼は複雑な表情を作って頷いた pic.twitter.com/NkxbDSqerF

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③きっかけは敵対する現職のキール大統領が７月に満了するはずの大統領任期を３年間延長したためだ。マシャル前大統領は「憲法違反だ。『国民』は彼を許さないだろう」。彼は『国民』という言葉を使ったが、私には「我々は」という意味にも聞こえた pic.twitter.com/AkjCNmpeQH

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④南スーダンは２０１１年に独立後、豊富な石油資源などの利権を巡りキール大統領派とマシャル副大統領派が対立。１３年７月にキール氏がマシャル氏を解任すると、１２月に両派間で大規模な戦闘が発生し、民族対立に発展した pic.twitter.com/QHFL7rdxaJ

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⑤国連によると避難民の数は２２５万人に及ぶ。人口４割の４６０万人が食糧不足の危機に陥っている。マシェル前副大統領は単独会見で言った。「我々には国民を救う義務がある」。非常に危険な状態だ。戦闘の激化や悲劇の拡大が避けられない情勢だ（終） pic.twitter.com/aWjPm5464O

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