「大学入学前／入学直後に読んでおいて良かった本／読んでおきたかった本」３選

トーキョー学生図鑑の日直 @gakuseizukan_n

気を取り直して、今日は３冊目！この本↓をご紹介します！ 『ようこそ建築学科へ！建築的・学生生活のススメ／松田 達・ 南 泰裕／学芸出版社 (2014/3/25)』 pic.twitter.com/MrULlCDhp3

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「建築なんか興味ないわー」「私文系やからー」という人も、そっぽ向かずにちょっと付き合ってほしいです。 詳しくはのちほどお話ししますが、建築は理系な部分と文系な部分と美術系な部分を持ち合わせた学問だからです。

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それではまずはいつも通り、目次を紹介しますね。 １　学科紹介 ２　授業・課題 ３　日常生活 ４　建築体験 ５　課外授業 ６　将来設計

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１冊目・２冊目と、基本的には批判しないように、良い面を中心に書いてきましたが、『ようこそ建築学科へ！』は…… まず、高校生のみなさんに読んでいただくにはちょっと難しいと思います。

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なんでしょうね、これ。建築の人＝建築家って難しい言葉遣いが好きなんですよ。 たとえば一部抜粋してみますと、「考えあぐねるうちに前提は次第に変化していき、定数と思い込んでいたものはあっさり変数へと変わっていってしまう。」（pp.78）てな感じで、これ、意味わかります？笑

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この本はずばり、 ＞＞建築学科への入学が決まったら買ってほしい＆卒業するまで持っていてほしい本＜＜ です。

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フォローするわけではないですが、第１章「学科紹介」は、建築を視野に入れている人だけでなく、これから大学選び・学科選びをするどんな方にも読んでほしい部分ではあります。

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どんな学科か、ということだけでなく、分野は設計か？土木か？インテリアか？、学部は工学系か？芸術系か？、学校は大学か？専門か？、文系からの進学は可能か？、など、最終的に建築学科に進学しない方でもなんらかのヒントを得ることのできる内容になっています。

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ただ、第１章以外は、実際建築学科に入って雰囲気を掴んだ上で読まないと、高校生の方はもちろん、多分、他の学科の方が読んでもピンと来ないんじゃないかなー、という体感……

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もちろん、建築を学んでいる身としては、「めっちゃわかる～」「なるほどたしかに…」と思う部分も多いので、同じ学科のみなさんには読んでほしいですけどね笑

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とまあ、 高校生のみなさんへは 「もしお近くの本屋さんにあったら第１章だけ立ち読みしてみてください」 建築学科に進学が決まった方へは 「ぜひ購入して卒業まで手元に置いておいてぼろぼろになるまで読んでください！」 と言いたいことが二分化する内容でした笑

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あ、言い忘れました。建築がなぜ理系かつ文系かつ美術系なのか。 「理系なのに、数字をほとんど使わなくてよいし、歴史学もある。巣立った建築家は建築も建てるが、難しい文章もたくさん書く。芸術の一種なのに工学部にあり、高額なのに芸術系学部にもある。」（おわりに） とのことです。

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というわけで、ここまで１週間かけて（？）３冊の本をご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか？ 今まで投稿してきた文章は、Wordの１枚の文書としてまとめて取ってあるのですが、ついに7000字を超えました。 ちょっとしたレポート並みですね笑

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この投稿が次に読む本の参考、ひいては進路選択のなんらかの足しになれば幸いです。 ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました*＼（・∀・）／*