ゴゴゴの緑の人 azukiglg さん、トキワ荘のワークショップに参加してマンガで町おこしの難しさを実感

ゴゴゴの人こと怪談作家の加藤AZUKIさんが、トキワ荘のワークショップに参加してみての感想と、それを基にしたツイッターでのやりとりをまとめました。私が編集が下手なのと、漏れてるツイートもあるかもしれないので、気がついた人は加えてください。編集自由です。
マンガ AZUKI 町おこし ワークショップ トキワ荘
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加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
昨日、トキワ荘のワークショップ行ってきたんだけど、杉並アニメミュージアムの館長と運営担当の方が講師できていて、「一般の方は、実はマンガとアニメの区別が付いていない(大きく誤解している)」というようなことを言ってたなー。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
マンガ――「マンガは絵画の延長線上にある」「原作者個人が権利を持ち、個人事業として製作される」 アニメ――「アニメは映画の延長線上にある」「複数社の企業群が事業として製作するが、製作した企業そのものが必ずしも権利を持っているわけではない」
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
どちらも【絵である】という共通点はあるが、共通点は実はそこだけで、マンガが動けばアニメ、他は皆同じというわけではない、というようなことを、アニメに好意的な人懐疑的な人に拘わらず、割と誤解してる、っていうお話。
文里 @wenly_m
@azukiglg っていうか、その昔東映まんが祭りって映画興行あったよねw 漫画と動画のアニメを区別し始めたのって宇宙戦艦ヤマトの大ヒットでアニメージュなどの月刊のアニメ誌が創刊された頃じゃないかというのが、個人的学習の結果。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
ワークショップは大部分が60代以上(町会長さんとかw)なので、もうそこからですよ(´Д`)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
アニメで町おこしとか、マンガで町おこしとか、まあそういう話と繋がるような話は巷に多く、それらの成功例も失敗例も色々見えてきてはいると思うんだけど、そういう「先行例」を知るべき【これから取り組む人】はどうなのか、というのを知る物凄いいい機会だったと思ってはいる。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
「アニメで町おこし」みたいなものを誰が主導しているのか、そして誰が賛同しているのか、どうやって地域の支援を掘り起こすのか、地域側の窓口をどう理解させる、説得する、味方に付けるのか、色気を出してる門外漢をどのように丸め込むのか、みたいな。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
構造として、 a)自治体(区とか市とか町とか)の観光担当課 b)地域の町会/町内会/商会・商店会の代表者 c)自治体の依頼で調査や仕切りを担当するイベント会社(ここが企画を持ちこむ場合もある) d)地域住民(ただ、企画の初期段階では(b)が地域を代弁する) って感じ。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
「地域を盛り上げたい」「地域の経済を励起したい」っていうのは、(a)(b)双方の共通する利益/目的ではあると思うんだけど、そのツールとしてのコンテンツに対する理解と愛着みたいなものってのを、この構造の中で「誰が持ってるのか。持てるのか」っていうのが鍵なんだろな。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
「町が起こせるなら題材はなんだっていい。アニメ、マンガが売れてるならそれに便乗できるならそれでもいい」ってのが、(a)(b)の実は【決済権を持っている偉い人】の感覚なんじゃないかな、とは疑ってる。まあ、そこは仕方がないとこでもあって。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
これで(a)(b)で積極的に動く人の中に「若い人」「愛着を持っている人」「理解がある人」がいると話はスムーズなんだと思うんだけど、「起こす必要があるような(寂れた、或いは盛りあがってない)町」の自治会って、だいたい年寄りだからなあ。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
地域に定着してる人々を「説得する能力」はもちろんあるから、蔑ろにせず味方に付けないとならないんだけど、この人々はコンテンツに理解や愛着があるわけではないから、この人々に「アイデア」を求めるのは多分無理がある。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
無理はあるんだけど、「自治体行政側」が地域の合意を待たずに頭越しにやれば、町会はヘソを曲げるだろうし、かといって「よくわからないものをどう持ち上げればいいのか」っていう困惑は自治会側にもある。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
これを、題材を「マンガ・アニメ」から「基地」に置き換え、場所を「トキワ荘」から「辺野古」に置き換えたりすると、もうそのまんま沖縄の問題と同じ構図になるw まあ、幸いにして「頭ごなしに」とか「絶対反対」とかそういう状況ではないところが救いだけど、町会を蔑ろにはできない点は似てる。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
「いいですか。今の漫画家さんはどんどんデジタル環境に移行しているので、町にGペンやスクリーントーンを売っている文房具屋は必ずしも必要なわけじゃないんですよ」 というところから始まる(^^;)
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
ではこうしたマンガ・アニメへの無知が「一般的なもの」なのかというと、これまた「一般の定義、とは?」ってところまで戻っちゃうんだよなあ。

ここまでが報告と感想。ここからブレインストーミング

加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
てなわけで、「アニメ・マンガで町おこし」の類について、それを成功に導けるかどうかの鍵を握ってんのは、まずは「イベント会社」なんじゃないかなという気はする。 実際に記念館みたいな箱物を作りましょうって話になったときに利益が発生するポジションではあるけど、行政と商会の間の潤滑役大事。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
また、「町会」に意見を求めるとき、町会長を呼んでも意味ないかもなー、という気はする。その下かさらにもう二回り下くらいの世代連れてこないと。
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
@azukiglg もしくは年次取り決めで自分の番が平穏に終わればというのもかな そういう人達は動いちゃうと逆に不快感を表したりするし
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
ただ、そういう若い世代って、そもそも「地元の町」に必ずしもいなかったりするし、いても「町会」の何かに参加したりしてない。これが東京みたいに「流動性が高く、若い世代は外からの流入者が多く、一個所に長く定住しない」とかだと、町会ってほとんど影響力を持たなくなる。
黒枷葵@しばらく休眠 @kurokaseaoi
@azukiglg 昔なら酒屋の若大将(さざえさんのさぶちゃんみたいなの) 今だと現役リタイヤした青年部辺りになりそう
転倒小心 @tentousho
@azukiglg 境港てその手の大成功例だと思うけど、あそこも街の若いのがたまたまそっち方面できたから良かったもののって感じみたいだしな
文里 @wenly_m
@azukiglg 成功例としてのらき☆すた埼玉鷲宮って、確か地元と角川側の接触がネット上の誰かを通じてのかなりの偶然だったという話があった記憶が。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
町の中に、 1)流れ込んできて賃貸に住んで地域にはあまり参加せずにまた引っ越していく 2)昔から住んでいる、戸建てに入ってる、この先ずっとここにいる っていう住民の二種類がいるんだけど、町会へのアプローチは(2)にのみで、(1)は多分考慮されてない。
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コメント

文里 @wenly_m 2015年12月3日
togetterではヲタネタしかまとめない主義だから、緑の人のまとめを大手をふるってできてw ある種感無量である。
straysheep@腰痛療養中orz @sheepfactry 2015年12月3日
大洗の場合は、元々が観光地だからなぁ。夏季限定だったけど。 で、ガルパンでアニオタな人達が来てくれるってなったら、普通なら大人数向けなアンコウ鍋の「お一人様バージョン」まで作って歓迎したんだよね。 でも、殆どのアニメコラボで町おこしってトコは「観光客は来て欲しいけどアニオタは要らん」って感じだから失敗する。
straysheep@腰痛療養中orz @sheepfactry 2015年12月3日
あと、観光客呼ぶ事にがっついて無かったんだよね、大洗は。 先に夏季限定って書いたけど、冬季は大洗磯先神社の初詣客も多いし、フェリーターミナルも有るから通年通して人は来てる。
straysheep@腰痛療養中orz @sheepfactry 2015年12月3日
更に付け加えると、大洗の場合は「よそから来た人達との付き合い方が上手い」んだよね。やっぱり、海水浴場で他県から大勢の人が来るって事に慣れてるんだと思うし、港町だから通年通して他県から多くの人が来る。 なので、来てくれる人達に偏見を持ってない。
straysheep@腰痛療養中orz @sheepfactry 2015年12月3日
自分の少ない体験の中で感じた事だけど、観光地でも港町ってよそ者への偏見が少ない気がするんだよね。 常に色んな時から人が来てたからなんだと思うけど。
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2015年12月3日
トキワ荘に漫画家が住むようになったのは、雑誌「漫画少年」の編集者・加藤謙一氏の親戚が経営していたからだったと思います。
文里 @wenly_m 2015年12月3日
sheepfactry 農村地帯とは気質は全然違うよね。ただ、港町が全てそうなのかと言われると言い切れる自信は無いかも。
straysheep@腰痛療養中orz @sheepfactry 2015年12月3日
wenly_m 傾向として強い気がしますが、それなりに栄えてた地域特有とは思いますね。
毛利 @mourisuiko 2015年12月3日
こういうまとめを見ると、映画の街尾道の街おこしはやはり、映画をその場で撮って、全力で町の人たちがバックアップして、エキストラも自分たちがやった、って誇りと愛があるからできたんだなって。 だから町おこししたいなら、この場所を舞台にしてくださいって頼みに行くところから始めるくらいでないとだめじゃないかなぁ…。 呉だって大和を作ったって誇りがあるから今、艦これファンが来てもにこやかに対応できるんだし。 と自分が知る港町の話を書いてみる。
言葉使い @tennteke 2015年12月3日
私は、「アートで町おこし」と努力している人と、「頑張って経営を成功させている画廊経営者が町のことなんて欠片も思ってはいない」という現実を考えていますが、相談できる人が見つからなくて困っております。
さかはる @s_haru48 2015年12月4日
とりあえず行政だとか町会からコンテンツに興味のある若者を見い出すより、地元の大学に協力を求めた方が人材は集まりそうな気がする。 市役所や町会だとしがらみも多かったりしてなかなかオタクだという事をおおっぴらに出来ない人もいるかも知れないし。
さかはる @s_haru48 2015年12月4日
mourisuiko 私もそう思いました。例えば地元出身の作家さんにアプローチしてみるとか。地元でなくてもクリエイターにプレゼンできる位の気概があると一番いいのでしょうね。
ざの人 @zairo21 2015年12月4日
ガルパンだけが成功しているのも、いまだに継続して、劇場で作品を展開する!って事も大事かな?、ほかの失敗は「その時だけ」ってのがある。ガルパンはまだ平行して、World of Tanksとかの相乗効果も有るから、自分はこっちから入った口なんで、WOTをやってから ガルパン見たら?おおお!ってよくわかった。 ガルパンを最初単独で第一話冒頭見たら?これのどこが面白いのん?って感じだったからなー、やっぱり平行してコンテンツが続くことってすごく大事だよ
ざの人 @zairo21 2015年12月4日
トキワ荘は、 単に漫画家達の発祥の地でしょ?の感慨以上に魅力はない。 コンテンツとしては? 有名ではあっても、「トキワ荘」はブランドにならないのは、「トキワ荘」を題材にした話や漫画はあるにはあるけど、自分がそれを仮想体験もできないし、体験しても魅力がないからじゃないかな? ガルパンの場合はまだ WOTとかでガルパン気分が味わえる(PCバージョンはガルパンコラボコンテンツあり)という疑似体験が気軽にできる。しかも WOTは無料だしね。
ざの人 @zairo21 2015年12月4日
結局、ごっこあそび がしやすいか?って事も大事なポイントじゃないかな? 町おこしのイベントって、多くの成功している町おこしは、実体験できる。ってところ。 そこをどう楽しんでもらうか?だよね。
ざの人 @zairo21 2015年12月4日
ああ もう模型でしか無いんだ?トキワ荘^^; そりゃ、盛り上がるわけ無いよ、実地体験できないんだからw
ざの人 @zairo21 2015年12月4日
WOTに欲しい機能は それこそ ガルパンの舞台を意図的に選んでのチーム戦の実装ですw
相沢タツユキ @Tatsuyuko 2019年6月22日
P.A.Worksのの城端みたいにたまたま地元出身の業界人がUターンしてきて、アニメ制作のエコシステムを地元に構築したからみたいな奇跡なんてそうそう起こりませんしなあ。そこまでやると地方の美術系就職先にもなるんですが
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