最近の育毛事情

新薬たん @ShinHiroi

【理研：マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功】 これまた凄い！ プレスリリース：riken.jp/pr/press/2016/…　 原著・PDFで全文読めます：advances.sciencemag.org/content/2/4/e1… pic.twitter.com/qwJfEv3Hoz

拡大

新薬たん @ShinHiroi

【理研：マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功】 実験の模式図。iPS細胞から生体外で胚葉体を作製し、コラーゲンゲルの中にEBを高密度に埋め込みマウスの腎臓皮膜下に移植した。免疫学的拒絶を排除するため、免疫不全マウスに移植。 pic.twitter.com/Kc8sxtGvo8

拡大

新薬たん @ShinHiroi

【理研：マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功】 中央：iPS細胞移植（左）とCDB法により形成した移植物（中央）の、画像解析により可視化した上皮組織の画像。緑の部分は外胚葉性上皮組織を示す。スケールバーは100μm pic.twitter.com/hkMKD3hySD

拡大

新薬たん @ShinHiroi

【理研：マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功】 再生皮膚器官系ユニットを皮下移植による毛包の萌出、成長がみられた。スケールバーは1 mm。 pic.twitter.com/IrCrIPzAtv

拡大

新薬たん @ShinHiroi

【理研：マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功】 マウスに皮下移植した再生毛包ユニットから萌出した再生毛包の毛周期。およそ20日間前後の周期で毛が生え変わっている様子が分かる。スケールバーは1mm。 pic.twitter.com/TRbqYBFBD9

拡大

新薬たん @ShinHiroi

【理研：マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功】 実用化にはまだまだ課題はありそうですが、毛周期まで造り出せたのは物凄い進歩です！ （引用文献）riken.jp/pr/press/2016/…

新薬たん @ShinHiroi

『解説：【とくダネ！】ハゲが3週間で治る新薬が凄い効き目だと話題に！　について』 2015年10月25日秒刊SUNDAYより引用（URL）news.infoseek.co.jp/article/sunday…

新薬たん @ShinHiroi

（引用）『本当にこの報道をするかどうか非常に迷いましたが、困っている人が多いはずですので、僭越ながら紹介させていただく。ということで朗報です。（略）本当の髪の毛が欲しい！ということでついに新薬が出たようです。 』

新薬たん @ShinHiroi

（引用）『コチラのマウスを見ていただきたい。なんとわずか3週間でマウスの毛が生えてきているという驚きの効果が報じられている。今までのような、かつらや植毛など、擬似的に髪の毛を生やすのではなく、直接毛根に作用』 pic.twitter.com/QYff4VsXtJ

拡大

新薬たん @ShinHiroi

（引用）この新薬は米国食品医薬品局によって承認されているという。（日本は不明） （秒刊ライター：たまちゃん）』 引用ここまで。

新薬たん @ShinHiroi

このケースについては一部嘘と真実が入り混じっているから見抜きにくい。

新薬たん @ShinHiroi

元文献はこちら。Pharmacologic inhibition of JAK-STAT signaling promotes hair growth（ＵＲＬ）ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P…　 以下、この論文から引用。

新薬たん @ShinHiroi

JAK-STAT 経路が発毛に関係しているかを研究している論文で、ポジティブコントロール（毛が生える）にSAG、JAK１/2阻害剤にruxolitinib,、JAK3阻害剤にtofacitinibを使用。 pic.twitter.com/mMECWIGG2F

拡大

新薬たん @ShinHiroi

ヒトの皮膚を移植した特殊なマウスでも、Tofacitinibで育毛効果あり』（引用ここまで）研究者は論文でJAK-STAT経路が毛包のヘアサイクルに関与していると結論づけた。 pic.twitter.com/IkSST64zhk

拡大

Kayo Masuko MD @k_masuko

だからと言ってすぐに「ヒトのハゲの治療にtofacitinib！」とはならない、と報道しないとですよね。何かを増やす薬は、使い方を誤ると危険。 twitter.com/shinhiroi/stat…

新薬たん @ShinHiroi

話は前後しますが、とくダネサイトでは『この新薬は米国食品医薬品局によって承認されているという。（日本は不明） 』と記載されている。大方このサイト『 FDA-Approved Drugs Boost Hair Regrowth In Mice』からそのまま引用したのでしょう。

新薬たん @ShinHiroi

『 FDA-Approved Drugs Boost Hair Regrowth In Mice』（ＵＲＬ）cen.acs.org/articles/93/we…　 残念なお知らせですが、FDAが育毛にRuxolitinib、Tofacitinibを認可したと言う話は聞いたことが無いです

新薬たん @ShinHiroi

もう一回話を戻して『この新薬は米国食品医薬品局によって承認されているという。（日本は不明） 』この表現が紛らわしい！ 育毛に関しては日米両国とも承認していない。しかし、医薬品としては日米両国とも承認しているのです。

新薬たん @ShinHiroi

【ルキソリチニブリン酸塩錠（ジャカビ）】 抗悪性腫瘍剤：骨髄線維症など。 （添付文書）product.novartis.co.jp/jak/pi/pi_jak_… pic.twitter.com/jvgkds3qGh

拡大

新薬たん @ShinHiroi

【トファシチニブ錠（ゼルヤンツ）】 効能・効果：既存治療で効果不十分な関節リウマチ （添付文書）xeljanz.jp/medical/pdf/co… pic.twitter.com/wtzn9GMTBQ

拡大

新薬たん @ShinHiroi

『だが希望はある』また紛らわしい話になるのですが、2014年のNature Medicine においてJAK阻害剤（AAという薬品）を人間に投与して発毛したとの症例報告がある。ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P… pic.twitter.com/I2xFwxUmzA

拡大

新薬たん @ShinHiroi

【マウス評価系の妥当性】 毛髪再生とアンチエイジング（URL）jstage.jst.go.jp/article/dds/24…　より引用。

新薬たん @ShinHiroi

【マウス評価系の妥当性】 『毛包ごとに毛周期が違うヒトやサルと異なり、毛周期がそろっているので毛周期に対する効果を容易に見ることができる。』『男性型脱毛モデル：ベニガオザルを用いる方法が唯一実験方法として確立している』