モーニング編集長・島田英二郎氏「私のツイッターを見て応募してくれた人の作品も最終選考へ進む１２本のうちに残ってくれた。」

島田英二郎 @asashima1

児童虐待の記事を見るたび永井豪先生の「ススムちゃん大ショック」を思い出す。親子関係をつないでいるのは一本の細い糸だけ。その糸はある日突然なんの前触れもなく切れるかもしれない。

島田英二郎 @asashima1

子供こころに衝撃を受けた作品だけど４０年後を予言してる作品だったと思う。「デビルマン」でデーモンが無差別に街ゆく人に憑依して、周囲の人間を突然見境いなく惨殺していくシーンも通り魔殺人が頻発する未来を予見していたともいえる。あのころは「通り魔殺人」なんてまずなかったし。

島田英二郎 @asashima1

現在の作品のなかで数十年後を予言している作品ってなんだろう？　「GANTZ」あたりじゃなかろうか？　やっぱり漫画家ってシャーマンなんだなあ。明日はMANGA OPEN二次選考です。シャーマンいるかな？

島田英二郎 @asashima1

MANGA OPEN部内選考（二次選考）終了。私のツイッターを見て応募してくれた人の作品も最終選考へ進む１２本のうちに残ってくれた。しかもかなり高い評価でした。担当希望者がいなければ自分が担当しようと思ってたんだが、残念ながら引く手あまたでした。

島田英二郎 @asashima1

今までの記録を上回る４００本を以上の応募があったのもうれしいですが、そのなかで最終まで進む作品のなかにツイッターがきっかけの作品が残ってくれた。いろんな意味でやった甲斐があったとほっとしてます。

島田英二郎 @asashima1

全体としては、主人公が「単なる自分自身の投影」の域からあまりに抜け切れてない、私小説の延長みたいな作品が多かったという印象です。まあ、それは毎度のことだし、新人賞だからいたし方ない。

島田英二郎 @asashima1

逆にエンターテイメントに徹しようとしている作品の多くは、登場人物にリアリティが感じられなかった。ツイッターで応募してきてくれて最終へ進んだ作品は、娯楽性の高いストーリーがあり、同時にしっかりした人間観も感じられるものでした。

島田英二郎 @asashima1

MANGA OPEN最終選考は２月予定。そして次はちば賞。締め切りは２月２８日です！　http://morningmanga.com/news/923