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はじまりは単なるいちゃもんだった。
ぬらりひょんの後頭部って少女漫画のデカ目と一緒で、単なる強調にすぎないと思うんだよね。 pic.twitter.com/TUbFEoPTVk
2015-12-04 23:11:22さまざまなご意見が…。
そうなのである。Wikipedia には以下のようにある。
昭和・平成以降の妖怪関連の文献や児童向けの妖怪図鑑で「ぬらりひょん」は、家の者が忙しくしている夕方時などにどこからともなく家に入り、茶や煙草を飲んだり自分の家のようにふるまう。家の者が目撃しても「この人はこの家の主だ」と思ってしまうため、追い出すことはできない、またはその存在に気づかないと解説されている。また「妖怪の総大将」であると解説されることも多い。 ぬらりひょん - Wikipedia
昭和の時代、まさにこのような妖怪図鑑を読んでいた私にとって、あの長大な後頭部には違和感を覚える。
あれを見て、「この人はこの家の主だ」などと思うはずがない。
瓢箪鯰とは、とらえどころのない人に対する比喩であり、「瓢箪鯰なるもの」が存在するわけではない。
しかし、「瓢箪」「鯰」といった語からの連想が妖怪の造形へ影響を与えることは、もちろんあり得る。
「ぬらりひょんはデフォルメだから後頭部伸ばすな」ってやつ、そうだとしたらろくろ首は首長族くらいだし、大頭鬼なんて普通のオッサンになってしまう。欠乏や過剰こそが本質の妖怪だっているんです。
2015-12-05 00:18:02いや、これには承服できません。
ろくろ首にとって「首が長いこと」は必要不可欠な属性である。
ぬらりひょんにとって「後頭部が長いこと」は、そのような属性ではない。
ぬらりひょんの後頭部がどうのこうのって文句言ってる奴は本物見たことあるの? youtu.be/PZERrieAPEM @YouTubeさんから
2015-12-05 02:11:55本物? もちろん、この映像は見たことがある。2004年に発売された『ほんとにあった! 呪いのビデオ』第14巻に収録されている。その名には触れていないが、明らかにぬらりひょんを意識して作られたものだろう。これも含めて、私は文句をつけたかったのである。
絵巻全てに言えることではないと思うけど、一部の絵のぬらりひょんの後頭部は陰嚢の隠喩として描かれているのではないかなとにらんでる。個人的に。
2015-12-05 14:07:34陰嚢…う~ん、ひとつの解釈ではあります。
お里さん登場!!
昨日のこれ。ぬらりひょんについて考えてて、怪作戦の妖怪画本三巻まで引っ張り出してきたぞ。 twitter.com/quantcloud/sta… twitter.com/quantcloud/sta…
2015-12-05 13:32:50これ、石燕の絵については少女漫画におけるデカ目的なデフォルメ表現っていうのしっくりくるなぁと思う。 よく見てみても漫画のデフォルメを勘定に入れて石燕の絵はデッサン整ってるように思う。石燕は絵上手い。 twitter.com/quantcloud/sta…
2015-12-05 13:37:25まぁ、頭長いかなぁと思いますね。体も現実離れしてるので、その計算でいくと普通のおじいちゃんに見えなくもないですが (笑)
2015-12-05 13:44:52で、怪作戦の「妖怪画本」三巻。ぬらりひょんの後頭部について話しています。(妖怪画本って座談会を文字起こししてまとめた本なんよ。愛知妖怪画談の前身的な。)そこでは「後頭部がいつの間にか一旦消えた」話も出てくるよ。
2015-12-05 13:52:06怪作戦の「妖怪画本」、面白そうだなあ。いつか拝見したいものです。
さて、ぬらりひょんの後頭部が消えたというのは、1960年代末期のことだろうか?