核戦力運用から南西方面を眺めてみた件

とりあえずまとめ。
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錆猫 @Nyar_Horten

中国が欧米露と同様の核抑止戦略を指向しているのであれば、南シナ海が最終的には聖域の砦になる。けど、現状SLBMの性能もあってSSBNは太平洋に進出しないと核抑止力にならない。その為の道を確保する為、東シナ海に通り道を確保する必要がある

2015-10-16 03:19:45
錆猫 @Nyar_Horten

状況的には、冷戦期の北方重視方針の根っ子になった(らしい)状況に似た様な環境が南西方面でも起きている、てことかしらん。と考えると、南西方面の防衛は、冷戦期の北海道や北日本防衛と同質の重要性を帯びてくることになる

2015-10-16 03:24:44
錆猫 @Nyar_Horten

下手すりゃ、核の傘の抑止力(によって得られていると考えられる外交力)が大幅に減衰する可能性がある訳だし。資源やシーレーンだけの問題じゃないのね、多分(中国が独特な核抑止戦略を持っている場合には以上は的外れになるけれど)

2015-10-16 03:29:16
錆猫 @Nyar_Horten

←海とか核戦略とかよく分って無いヤツ

2015-10-16 03:31:47
錆猫 @Nyar_Horten

…南シナ海って基本浅いのな

2015-10-16 03:37:00
錆猫 @Nyar_Horten

そいえば朝の戯言。在沖米軍の問題もアレにリンクしてくると思うにょ。中国の核戦力の効果的な運用を阻害する要素として

2015-10-16 21:38:54
錆猫 @Nyar_Horten

…核攻撃の効果は直接的に人口密集地帯並びに敵核戦力を目標とすることで、民衆の抗戦意思の破砕ではなく国家の継戦能力そのものを破壊する可能性の明示にある訳で、間接的な目標(インフラ)を狙う戦力じゃないのね。現在では少しその意義は変わってきてるかもだけど

2015-10-17 00:42:20
錆猫 @Nyar_Horten

(つか、そも普通に(都市や軍施設に)使うだけで割と速攻で国の維持が難しくなる短期決戦が可能と考えられる核兵器を、何が悲しゅうて間接的な目標≒長期戦前提の目標に指向せにゃならんのかとか言わない)

2015-10-17 01:01:36
錆猫 @Nyar_Horten

辺野古を始めとした在沖米軍問題は米の対中核戦略に絡んでくる(と思われ)、と核兵器に絡めて説明したら説得力というより批判に勢いを与えるだけじゃろな

2015-10-18 05:50:38
錆猫 @Nyar_Horten

要するに、沖縄とその周辺島嶼部は、中国の核戦力が第二撃能力を(概ね)確実に行使することを阻止する為に必要な索敵並びに中核戦力の進出阻止、そして其れら戦力の防護を行う占有力の策源地として重要な位置にある訳だ。冷戦期の北海道・東北と同じ

2015-10-18 05:58:16
錆猫 @Nyar_Horten

言換えれば、現在の、或は沖縄周辺海域を我が海と出来てない中国は信用ある核抑止力を保持できてない、対米関係では最終的な力で常に劣位にある状態、と言えると思う。資源やSLOCもだろうけど、重要なのは米と対等な立場に無い、というのが中国の両シナ海における行動の根っ子なのかもしれない

2015-10-18 06:05:59
錆猫 @Nyar_Horten

JL2の後継SLBMが仮に太平洋に出ずとも米本土(最低西海岸人口密集地帯)を直撃出来る様になっても、この状況は然程変わらない。そうなった場合、今度は沖縄周辺は中国第二撃の聖域に直接SSNや哨戒機を送込む拠点となり、彼らの第二撃能力の脆弱性は変わらないからなのね

2015-10-18 06:16:28
錆猫 @Nyar_Horten

普天間(or辺野古)は海軍管轄に無いからASWに関係無い、というのは多分反論にならない。其処は防衛、或は奪取された島嶼部への失地回復の為の戦力を送込む策源になるから。V22とかは其れを迅速に行う為の効果的な道具になるじゃろねー

2015-10-18 06:23:56
錆猫 @Nyar_Horten

(もっとぶっちゃけると、仮に先のネタが事実と仮定すると、自衛隊の近年の島嶼防衛への傾注は対中核戦略の一環として機能する事を目的としている、と言ってもいいのかもしれない)

2015-10-18 06:37:11
錆猫 @Nyar_Horten

ちょいと前に辺野古の問題は米の対中核戦略にも絡んでくるかもといったネタ呟いたけど、それとは別に、アレの進展は日米同盟の親密さを図るバロメータとしても機能しつつあると思うのね。軍事云々だけではなく、政治的判断も絡んだ抑止力の話になりつつあるのネー。…多分?

2015-10-23 21:18:01
錆猫 @Nyar_Horten

南沙の件は沖縄周辺が抜かれないよう固めておけば、少なくとも全面的な紛争といった重大な事態になることは無いと思うにょ

2015-10-28 06:06:01
錆猫 @Nyar_Horten

(南シナ海の飛行場群は多分、主に哨戒機の中継地点(基本常備部隊無し)として機能するんじゃないかしらん。見た目非武装且救難活動支援・海上犯罪警戒と大人し目なし。実際には仮想敵国SS等への前進監視網の構築による第二撃能力防護、とかかもネー?(ヲ)

2015-10-30 06:02:12
錆猫 @Nyar_Horten

(どちらにせよ、アレ等は縦深と兵站線が確保できないから有事には放棄か放置プレイになるじゃろし>飛行場群。であるならその運用は有事に放棄前提の中継地点乃至前進基地程度に留められるじゃろな、と思ってみたり?)

2015-10-30 06:07:55
錆猫 @Nyar_Horten

(多分、中国が信用に足る核第二撃能力を運用できる様になったら、その言動・行動は一層横柄に映るものになるじゃろねー(じゃべりん)

2015-10-30 07:32:23
錆猫 @Nyar_Horten

そ言えばP-1でふと思い出したけど、中国の第二撃能力のネタに絡んで、PLANは哨戒機戦力の強化を図るじゃろなと思ってニュース探したら今年の7月にちょろっと中国哨戒機の記事があったり

2015-11-02 19:10:35
錆猫 @Nyar_Horten

哨戒機だし、低空性能を考慮した機材をベースにすんじゃろなと思ってたらY-8ベースだったっぽい(メカ系情報の遅い人

2015-11-02 19:16:07
錆猫 @Nyar_Horten

多分中国的には、彼らの持つ対米核戦力の確実性の向上が当面の目標になるだろうから、それに沿った両シナ海の聖域の盾化とでもいうべき機会主義的膨張は少なくともそれが達成されるまでは(それ以外の利益追求も込みで)継続されると思うの

2015-12-02 06:21:49
錆猫 @Nyar_Horten

但し、ではそれが達成されて機会主義的膨張が止まるかといえば、多分、止まらない。そこまで行ってしまった場合は、周囲が彼らの行動を強制的に抑制しなかったツケとして、彼らは楽観的観測と賭博的思考が支配的になるだろうから

2015-12-02 06:25:56
錆猫 @Nyar_Horten

要すんに、膨張志向のある相手に宥和政策はしても無駄よ、と(その手の宥和政策の末路は第二次大戦開戦見りゃ分るじゃろ?)

2015-12-02 06:34:50