Root Unit "Type Yellow" 最終決戦仕様 [#UGSF #しんぐん]

- Confidential - 2015年12月10日から11日にかけてエンスーT二等兵により明らかにされたUGSF豆知識
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Tagotch @Tagotch

UGSF番長。ただいま暗躍中。エースコンバット7DLCとVRモードディレクター、戦場の絆、ソウルキャリバーV、ナムコミュージアム、PCE2+、トーキョーウォーズ、エアーコンバット22、ダウンヒルバイカーズ、アルペンレーサー、ニュースペースオーダー、ニンジャアサルト、ポッ拳他多数。ギャラガ・ゼビウス設定も。

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✄----------- 12/10(木) -----------✄

2015-12-10 00:00:01
Tagotch @Tagotch

「ラティー最終決戦仕様」と銘打ってはいるが、これは「本体+J兵器」を総称して呼んだものである。

2015-12-10 00:24:19
Tagotch @Tagotch

ラティー最終決戦仕様の説明は長くなるので、11日0:00までの2日間に2分割してお伝えする。本日は前編。

2015-12-10 00:21:06
Tagotch @Tagotch

このうち本体は「ルートキー・モード」という。R.U.T.Y.はRoot Unit Type Yellowのアクロニムなので「イエローキー・モード」というのがより正式な名称となる。一方のJ兵器はJA-51-C∨α(後編で説明)である。

2015-12-10 00:25:30
Tagotch @Tagotch

2810年、惑星ヴェクター4、A51基地でのディメンション・ワープドライブの『事故』で、ラディウス星系から惑星オリウスに飛ばされた、R.U.T.Y.ことRoot Unit Type Yellow。

2015-12-10 00:26:41
Tagotch @Tagotch

彼女が祖国銀河連邦に帰還するためには、『事故』の原因となり、稼働を止めていたディメンション・ワープドライブを改修し修理する必要があった。しかしそれは簡単な話ではなかった。

2015-12-10 00:27:41
Tagotch @Tagotch

ディメンション・ワープドライブを修理、再稼働するためには、S.T.A.R.ラインを介して銀河連邦から修理資材を受信する必要と、修理後に再稼働のために膨大なエネルギーも受信する必要があった。

2015-12-10 00:28:59
Tagotch @Tagotch

が、惑星オリウスの所属する星系は銀河系外縁よりも遥かに遠く、言い換えれば銀河系外にぽつんと浮かぶ辺境の星系であった。当然S.T.A.R.ラインの接続は保証外のエリアであった。

2015-12-10 00:33:28
Tagotch @Tagotch

それでも受信側は単純物(ナノバイト・マテリアル)の転送程度は可能であった。一方の送信側は惑星オリウスからの送信&発信は何らかの妨害が行われているのか、S.T.A.R.ラインの送信帯域は非常に狭く、生存信号程度しか行う事ができなかった。

2015-12-10 00:35:01
Tagotch @Tagotch

この状況をR.U.T.Y.は考えた結果、まずは受信帯域の向上を優先すべきであるという結論を出した。現在の状態から修理資材の転送を可能にするまで、何らかの方法で受信帯域を上げれば、ディメンション・ワープドライブの修理が可能だったからである。

2015-12-10 00:36:12
Tagotch @Tagotch

ここからはしんぐんデストロ~イの部分なのでガッツリ端折るが、とにもかくにも『ある方法』にて、ナノバイト・マテリアルを散布して巨大な受信器を構築し、大量のエネルギーと資材を受信することに成功したのである。

2015-12-10 00:37:50
Tagotch @Tagotch

ただ、この時点で次なる問題もわかっていた。ディメンション・ワープドライブの再稼働には物資の転送と修理だけでは不足している、ということである。前回と同じ『事故』を起こさないようにするためには、少なくともR.U.T.Y.自身の処理力も上げる必要があったのである。

2015-12-10 00:39:28
Tagotch @Tagotch

R.U.T.Y.の処理力を最高レベルに引き上げるには、能力制限のある現在の「ノーマル・モード」から、ルート権限が完全開放された「イエローキー・モード」になるしか方法がなかった。

2015-12-10 00:42:05
Tagotch @Tagotch

ただし、これには2つの問題があった。1つは「イエローキー・モード」の本来の想定運用は、「厳重に管理されたFederation FEDCOM5内でイエローキーとしての処理を行う」ためのモードであるということ。

2015-12-10 00:44:22
Tagotch @Tagotch

また、処理の全てをイエローキーに集約するため、R.U.T.Y.の感情制御に回す処理が減る…つまり無感情な論理的行動が減り、感情が表に出て行動を不安定にすることであった。

2015-12-10 00:46:28
Tagotch @Tagotch

そしてこの処理力の低下は、攻撃予測/ダメージコントロール/ナノバイトマテリアル修復といった部分も含むため、本体防御力、攻撃力共に最低レベルとなってしまう。つまり、より普通の女性に近づいてしまうのである。

2015-12-10 00:48:03
Tagotch @Tagotch

イエローキー・モードの運用がFEDCOM5内に限定されているのは、こういった事情のためであり、無防備かつ怪獣が跋扈する辺境の1惑星で本モードを運用するには、外部に強力な攻撃手段と防御手段を装備する必要があったのである。

2015-12-10 00:50:35
Tagotch @Tagotch

さて話を戻すと、もう1つの問題はルートキー稼働承認の問題であった。「イエローキー・モード」の本来の目的は、実行権限を完全開放することで超高度処理ユニットとなることである。UGSFアーマーのような自衛手段の単独じ承認ならともかく、ルートキー稼働承認は単独で行うことは出来ない。

2015-12-10 00:53:45
Tagotch @Tagotch

これには、銀河連邦母星「コスモ=ラグーン星系/第4惑星ガイア」にある、銀河連邦中枢コンピュータFederation FEDCOM5/銀河連邦政府/銀河連邦議会の3つに対して、複雑な承認シーケンスを通さねばならなかった。

2015-12-10 00:55:57
Tagotch @Tagotch

しかも銀河連邦では2407年のオペレーション・スターラスターで、準敵対勢力バッツーラに散々にやられた経験から、銀河連邦でのルートキー稼働承認シーケンスは、その手続きとやりとりするデータ量の両面において最高難易度を極める物へと作り変えられていたのである。

2015-12-10 00:58:08
Tagotch @Tagotch

これらをやり取りするにあたって、先述の通り受信側は新しい受信器の設置によりメドが立っていた。が、問題は送信側であった。送信帯域が制限されている惑星オリウスでは、上記の複雑な手続きとデータ量のやりとりで気の遠くなるほどの時間がかかることは明白であった。

2015-12-10 00:59:30
Tagotch @Tagotch

最初は受信器同様、別にもう一つ巨大な送信器を作るという方法を考えた。が、この方法はR.U.T.Y.は早々に諦めた。なぜなら、この受信器は隊員の『甚大な協力』によってやっと作り上げたものである。同じ方法で送信器を作るには、同様の『甚大な協力』が想定されたからであった。

2015-12-10 01:01:42
Tagotch @Tagotch

以前のR.U.T.Y.であれば、迷わずこの方法を使ったであろうが、今はこの方法を選ぶことはできなかったのである。

2015-12-10 01:02:51
Tagotch @Tagotch

そこでR.U.T.Y.は別の方法を模索した。ひとつは、R.U.T.Y.がナノバイト・マテリアルで宇宙船を作り、自ら宇宙へと飛び出してS.T.A.R.ラインの送信帯域が増加する宙域まで赴くことだった。

2015-12-10 01:03:39
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