大洗女子、そして西住みほの限界

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U.S.S.BlackPrince @HMS_BlackPrince

一部には決勝戦において黒森峰が重戦車を主力として戦ったことから、西住流は機動戦闘を重視していなかったと唱える人もいるが、彼女らの解釈は正しくない。十分な判断力と大きな指揮能力を持った戦車長が欲しくても、それを養成する余裕がどこにもなかったというのが真相である。 #大サトー

2013-04-06 10:33:21
U.S.S.BlackPrince @HMS_BlackPrince

アニメ最終話の段階での黒森峰の戦術が硬直してるの、やはりプラウダショック後の強引な重戦車への転換が効いているのではないかと思ったり。元来それほど車長の判断に重きを置かないドクトリン? twitter.com/HMS_BlackPrinc… twitter.com/HMS_BlackPrinc…

2015-12-11 23:21:05
U.S.S.BlackPrince @HMS_BlackPrince

常識的に考えるだけでも、装甲が弱く、攻撃力の小さな大洗チームが遠距離砲撃戦術をとることなどあり得ないと分かりそうなものだが、上層部はそれを無視した。あるいは、士気はそれなりに高かったが、判断力は十分でなかった黒森峰に取りうる戦術はそれだけだったのかもしれない。 #大サトー

2013-04-06 01:35:36
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

(おそらく西住流本流の影響が強い)黒森峰は、奇策ではなく面としての戦車火力による破砕を重点としていた。求められるのは戦車長の適応能力に違いがあった。プラウダ戦の敗北は、F車+護衛車両を分派したもののそれを補足されたというミスに起因するものであり…(続かないよ!)

2015-12-12 09:06:56
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

このプラウダ戦敗北はF車分派を決定し、かつ戦闘中に僚車を救援した西住みほの指揮統率能力に起因するものと黒森峰内部で判断づけられた。まほにしてみれば、みほの指揮統率の実績(説得力)を積ませるものというのがミスとなったといえる。(続かないはずだったのに)

2015-12-12 09:23:45
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

これ以後、黒森峰は戦場における機動性ではなく火力投射とそれを可能にする装甲をより重視するようになる。最後に行き着くのはあのマウスであったことは言うまでもない。しかし、西住流本流の火力とそれを有効活用する電撃戦志向は思わぬところで結実する。

2015-12-12 09:26:26
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

それは、プラウダ戦敗北の責をとって離脱したはずの、西住みほの柔軟な作戦指揮に追随することができる大洗学園だった。みほにしてみれば経験不足の部員を動かすために、だったし、部員はみほの奇策をすべて受け入れた。これにより、常道以外の戦術機動に追随できる稀有な戦車道チームができたのだ。

2015-12-12 09:28:50
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

無論、西住みほにも限界はあるのだ。優勝後のエキビシジョン戦でそうである。彼女が戦場を把握し、部員を統率できているかぎりは問題がないが、意思統一が図れないとき、それは破綻する。いち早くそれを見破っていたのはグロリアーナのダージリンである。

2015-12-12 09:30:36
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

西住みほにとって究極的に信頼できるのは自車メンバーであることを見抜いていたダージリンは、最終的に彼女自身とメンバーに頼らざるを得ない局面を作り出した。仕上げはカチャーシャとのコンビネーションアタックである。西住みほはおそらく自分の欠点を受け入れていたのだ。

2015-12-12 09:33:00
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

つまるところ大洗戦車道チームとは西住みほの作戦立案と戦場指揮に依存するチームである。戦場が広大で殲滅戦になった場合、彼女の手にあまる。あの時、あの場所で、本隊以外の指揮をまほとダージリンに委ねたのはそれ相応に理由があるのでしたとさ(end)

2015-12-12 09:34:32

U.S.S.BlackPrince @HMS_BlackPrince

@BARSERGA 自分の声と意志が届く範囲において完璧な統率力を発揮するという意味で、まさしく騎兵的なのではないかと。思えば大洗が危機に陥るのは生徒会の雇われ隊長という立場からくる、意思の不徹底がほとんどですね。

2015-12-12 14:29:09
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

@HMS_BlackPrince まさしく、そういう意味では本邦の騎兵から変貌を遂げた戦車兵のあるべき姿を抽出したかのようであります! で、劇場版では大洗戦車道チームは分断されるものの、西住隊長のように柔軟に敵車両撃破を敢行するのだから、成長を描いているともいえるかも。

2015-12-12 15:05:44
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

あ、まとめられたていた汗;; 説明不足のところもあるんで、あとで追記したいな汗;; .@okura_mikura さんの「大洗女子、そして西住みほの限界」をお気に入りにしました。 togetter.com/li/911595

2015-12-12 15:10:30
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

休憩で抜け出してきたので、ちょっと補足する。>大洗女子、西住みほとその限界とダージリンさんのアプローチ。

2015-12-12 15:11:29
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

ダージリンさんは、大洗女子戦車道チームの戦いをほぼ全戦にわたって観戦している。常道と思えぬ戦いぶりを示す大洗の戦いを感心している場面が随所にあることを覚えているだろうか。

2015-12-12 15:12:42
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

戦車とは、火力、装甲、機動力を備えている兵器である。同一技量と仮定すれば戦車の性能差が確定する。大洗女子は、性能差、数、そして戦車操作技量が同等、あるいは劣勢でいながら、勝利できたのである。

2015-12-12 15:14:35
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

ダージリンは、大洗女子の中核はどこまでいっても西住みほであると看破した。彼女の時に奇抜とも思える戦いはすべて、相手のもっとも脆弱なところを露わにさせるためであり、最終局面において彼女が信頼にたりえるのは自車メンバーでしかないことを理解していたのだ。

2015-12-12 15:16:26
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

エキビジション戦において、合同チーム同士という状態にある西住みほの統率力がどこまで発揮するか、破綻するまでを待っていたことも、彼女の柔軟な戦術指揮に応対するのではなく、あくまで局面においての優性を保持し続けようとしたのがダージリンさんのプラン。

2015-12-12 15:18:28
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

で、最後には自ら、あるいは仲間の戦車を用いたアクロバティックな戦術を持ち出す。それは劇場版のアレにもつながっていくのでしたとさ。

2015-12-12 15:19:17
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

もうこれ以上は、劇場版見直さないとかけないよ!(笑) ダージリンさんとまほ姉さん、そして最後の戦いでの話書きたいけど記憶があやふやだよ汗;;

2015-12-12 15:20:11
エラスティス01 @Erastis_01

@BARSERGA おつなのです……。何度も見に行くのです……。なのです……。BS11でやる冒頭8分(エキシビション戦)もみるのです……。なのです……。

2015-12-12 15:22:04
BARSERGA@C103【12/30土】 東 “ユ” 56b @BARSERGA

@Yu_Aizawa 何回は見てます汗ll>冒頭 あ、大体エキシビジョンですよね(汗;; あれまー(恥ずかしい)

2015-12-12 15:24:11
U.S.S.BlackPrince @HMS_BlackPrince

@BARSERGA 「戦車道版の殲滅戦略、ですかな?」イアッチーノが切り返した「固定された状況などない、全ては変動している、軍事行動はその流動を最後の一点”決戦”に導くことである、ですか?」ヘーゲルラインは薄く笑った「どうでしょうか、或いは西住流ならば信じているかもしれませんが」

2015-12-12 22:12:20
U.S.S.BlackPrince @HMS_BlackPrince

「St.グロリアーナは明らかに異なります。彼女らはシュリーフェン的というよりマハン的な発想で動いています。つまり自ら望むときに、望むままに戦力を用いるものこそ勝者であるというものです。流動した状態を導くのではなく、流れの方向性を見極めることこそが勝利なのだ、そういえるでしょう」

2015-12-12 22:17:56