国際宇宙ステーション(ISS)がいつも日没直後（とあまり見る人は多くないけど日の出前）にだけ見えるのはなぜでしょう。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

【問題】　国際宇宙ステーション(ISS)がいつも日没直後（とあまり見る人は多くないけど日の出前）にだけ見えるのはなぜでしょう。昼間は上空に来ても見えないとして、夜中は日本上空に来ないの？

いぬしかたろ @2ndtaro

@HayakawaYukio 地球の影に入って太陽光を反射しないから。とかでしょうか？

早川由紀夫 @HayakawaYukio

@2ndtaro では月は、なぜ地球の影に入って見えなくならないの？

いぬしかたろ @2ndtaro

@HayakawaYukio 地球との距離の関係かな？と考えました。どうなんでしょうね

早川由紀夫 @HayakawaYukio

@2ndtaro そこまで考え進んだのなら、あとは人に教えてもらうんじゃなくて、自分で確かめられますね。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

ケプラーの第3法則（惑星の公転周期の2乗と太陽からの距離の3乗の比は一定）を使えば、ISSの飛行高度が求められそうだ。月までの距離とISSが地球一周するのにかかる時間を与える必要がある。@HayakawaYukio

早川由紀夫 @HayakawaYukio

月までの距離は38万キロ。ISSが地球一周するにかかる時間は1.5時間。@HayakawaYukio

早川由紀夫 @HayakawaYukio

(29*24)(29*24)/380000*380000*38000 = 1.5*1.5/x*x*x x = 6340 km あ、地球の半径が必要だ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

地球の半径は6370キロ。あれ、地球の中にもぐってしまうぞ。1.5時間が短すぎたんだな。2時間でやってみよう。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

7680キロだ。6370キロを引くと、1310キロ。ちょっと高すぎる。地球一周1時間40分くらいなんだろな。正解は、たしか400キロだと思う。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

月は38万キロ離れている。ISSはわずか400キロ。宇宙だといっても、地球のすぐそばを回ってる。ISSの軌道が地球の夜側に入ると太陽光があたらない。だからISSは、日没直後と日の出前だけ明るく輝く。