12星座の英語＆ラテン語名から広げる語彙＆雑学

雑学で広げる英語＋α @zatsugakueigo

牡羊座(Aries, The Ram)。 シンボルは牡羊の角です。ramは「去勢されていない牡羊」です。去勢されたらwetherとなります。ちなみにsheepは羊の総称、雌羊はewe、子羊（の肉）はlamb、羊肉はmuttonです。 pic.twitter.com/71ggIAO1dh

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おうし座(Taurus, The Bull)。 シンボルは角です。bullは「去勢されていない雄牛」です。また、cowは「雌牛、乳牛」、oxは「農耕や荷車用の去勢牛」、cattleは「家畜としての牛全体」、calfは「子牛」です。 pic.twitter.com/SDRK8TjhGV

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ふたご座(Gemini,The Twins)。 この双子（ディオスクーロイ兄弟）の兄はカストール、弟はポリュデウケースです。三つ子からは英語でtriplets、quadruplets、quintuplets、sextuplets、septuplets、octupletsです。

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かに座(Cancer, The Crab)。 ラテン語名"Cancer"に気づきましたか？これは英語のcancer「がん」とも関係があります。がんの腫瘍にある血管の広がりがカニの広げた足に似ていることから、古代の医者が「がん」をカニ（ラテン語でcancer)と関連付けました。

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しし座(Leo, The Lion)。 ちなみに「ピューマ」はmountain lionです。ライオンは「百獣の王」であることから"lionize"「もてはやす」、lionheart「勇猛果敢な人」、lion's share「最も大きい分け前」という表現があります。

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おとめ座(Virgo, The Maiden)。 ちなみにメタルバンドの名にもなっているiron maiden「鉄の処女」は拷問器具の一種です。またラテン語virgo, 英語virgin、そして中英語の"maid"は「処女」という意味の他に「童貞」という意味もあります。

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てんびん座(Libra, The Scales)。 ラテン語libra「天秤」は重さの単位でもあり、libra pondo「重さにおいて１リブラ」という表現がありました。ここから重量単位「ポンド」ができ、通貨の名前にもなりました。通貨のポンドの記号"£"はlibraの頭文字です。

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さそり座(Scorpio, The Scorpion)。 オリオンの傲慢さを罰するため遣わされたさそりは毒針でオリオンを殺しその功を讃えられ、天に昇り星座になりました。 ちなみにスコルピオウォッカの瓶には食用サソリが入っています。 pic.twitter.com/mdPTkEpoIN

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いて座（Sagittarius, The Archer)。 矢（ラテン語sagitta）を射る人です。sagittaは英語"sagittal"「矢状の」、"sagittate"「（葉が）矢じり状の」、"sagitta"「円弧の中点からその弦の中点までの長さ」の語源でもあります。

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やぎ座(Capricornus, The Sea Goat)。 やぎ座は水に関係する星座が多く集まるところにあるのでsea goatと呼ばれます。山羊の雄はbilly goatやhe-goat、雌はnanny goatやshe-goatまたはdoe、子ヤギはkidと呼ばれます。

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みずがめ座(Aquarius,The Water-Bearer)。 ラテン語(aquarius)と英語(water-bearer)共に「水瓶(aqualis, pitcher)」という意味ではなく、「水を運ぶ人」です。同名のスポーツ飲料も星座名が元です（台湾では「水瓶座」です）。

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うお座(Pisces, The Fishes)。 英語とラテン語を見れば星座の形が分かります。つまり複数の魚の星座です。ラテン語piscis「魚」は英語piscary「漁業権」、piscine「魚の」、piscator「漁師」、pisciculture「養魚」の語源でもあります。