安斎家製の試作型ありすだった説 #しかし戦車性の違いから島田流に息苦しさを感じておりそれがアンツィオからの招聘を受諾する遠因となった
2015-12-22 13:45:57島田流の家系に生まれ、それなりの才能を持っていた安斎千代美だが、島田本家とその好敵手である西住家には家格でも実力でも到底かなわず、それでも両家を打倒し自分の血の宿命を破壊するべく、アンツィオの求めに応じ「ドゥーチェ・アンチョビ」となる物語。
2015-12-22 13:49:13中学までに相当な成績出してるか有名流派の免許皆伝受けてるかでもない限り戦車道立て直しのためのスカウトなんて行かないだろうし、本当に中学の時点で一角の人物だったのは間違いないんだよなアンチョビ……
2015-12-22 13:50:11中学までは孤高の天才だったアンチョビがアンツィオで後輩たちの勉強会で教鞭を振るう面倒見の良い先輩になっているスピンオフ? #幻視
2015-12-22 13:54:10「安斎家がなんだ!島田家がなんだ!本家分家に縛られ、一生を日陰で過ごすなんて私は嫌だ!私は私の戦車道を貫く!この家でそれが許されないなら…私はアンツィオに行く!もう私は安斎千代美じゃない!私は…私はアンチョビだ!」
2015-12-22 13:56:30アンチョビはやばい事態に遭遇すると一瞬でテンパって一瞬で冷静になるタイプなのではないかなぁと思うので、割り算ができなかったシーンはつまりそういうことです
2015-12-22 13:57:14氏名、安斎千代美。期限、とりあえず今のところ有効。「大特は戦車に限る」。飽きるほど見た。何度も何度も、迷うたびに。見るたびに憂鬱になるのだ。安斎の家で、戦車に乗る自分のことが。 #みたいなやつ
2015-12-22 13:58:37「何倍だ!?」のシーンは別に割り算ができなかったわけじゃなくて単純に「何倍だよめちゃくちゃすぎるだろアホか💢💢💢💢💢」という驚愕だった可能性も高い #しかしペパロニは本物のアホなのでマジレスしてしまった
2015-12-22 13:59:45夏休みが終わろうとしていた。八戦八勝。予算の関係もあり、ジュニアハイの全国大会がない中学戦車道選手にとって、できる「試合」は他校との練習試合か、さもなければ野試合――戦車戦[タンカスロン]くらいのものだ。安斎の家には自家用の戦車くらいしかない。千代美は謂わば傭兵だった。
2015-12-22 14:08:35傭兵にして八戦八勝。戦車戦に首を突っ込んでは、万事を整え、どんな僅かなものであっても「友軍」の長所を駆使し、「敵軍」の短所を衝いて封殺する。個人技の怪物とも称される島田、その傍流としては甚だしく不十分な戦場ではあったが、千代美には寧ろそれが性に合っていた。 #的な
2015-12-22 14:11:25アンツィオの地元有力暴走族のアタマだったペパロ二が高校入学直後にどうせどこぞの軟派なお嬢様だろアァ?と二年目にして既に人望を集めていたアンチョビに食ってかかり、自動車レースを挑むもまさかの完敗、以後アンチョビに心酔して軍門に下るというスピンオフください
2015-12-22 14:12:02アンツィオのチームに複数の地元(元)暴走族が含まれている説を採用してしまうとアンチョビは戦車道を立て直したのに加えて不良連中まで見事に更生させたという本物のレジェンドになってしまう……
2015-12-22 14:15:37戦車道華やかなりしころ、西の西住東の島田、島田の傍流として名を上げた安斎家、片手ほどはいた分家筋はみな没落した。つまるところカネがなくなったのだ。高校戦車道、大学戦車道、社会人リーグ、そして戦車道名門。いずれ放埒で奔放な名声は諦め、名誉と格式に集うことで生き残る道を選んだ。
2015-12-22 14:19:25夏休みが終わろうとしている。中学三年はあと半年。墜ちたりとはいえ名門であり、公式に残らない記録をどれだけ残しても名声の材料にはなりようがないものの、己の戦車の腕、指揮官としての能に自負は仕上がった。グレゴールへの推薦枠も、概ね手の届くところにある。高校。戦車道の本流に挑めるのだ。
2015-12-22 14:22:02約束された道であり望んだ道である。だが千代美の心中は、なぜか穏やかではなかった。ひどい不安と猛暑に寝付けず、気づけば朝を迎えることすらもあった。自分の居場所は、もしやここではないのではないかという、そうした予感ばかりが膨らんでいくのであった。 #みたいなスピンオフですか
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