- fussoo_moe
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英国巡戦、特に初期の奴は装甲の薄さとその範囲の狭さで有名です。これを見てくれ。ドイツ巡戦と英巡戦の差はここまで凄いw pic.twitter.com/zj8mFbBKGX
2015-12-24 23:27:02見てのように水線部ギリギリ以外は中央に少しだけ装甲してるんだけど、この少しだけある高さのある舷側装甲装甲の裏はというと、副砲弾薬庫とかなんだね
2015-12-24 23:31:21逆に言うとだ、インヴィンシブルみたいに全部砲塔とバーベットに押し込んじゃったデザインなら、この装甲に頼る度合いは小さめになる(もちろんあって困ることはない
2015-12-24 23:32:48浅間とあまり世代の変わらない独装甲巡洋艦の例。舷窓の無い中央部分とか水線部が装甲範囲、窓のあるところは非装甲だ pic.twitter.com/B3wa7xEPIV
2015-12-24 23:34:49とまあ、こういう感じで中央部分を強化した装甲巡洋艦は、別に弾薬にかぎらず装甲の裏は安心だから、嬉しいデザインとなっていくわけだけど、冷静に考えれば無駄じゃねというのも、まああるわけよ。インヴィンシブルの素敵に狭い装甲範囲はやばい場所はかなり限定されてるという考えの上にある
2015-12-24 23:39:57第一次大戦末以降に普通の考えになっていく集中防御は、実は装甲するべき範囲を限定したいという観点にたつと、かなり以前からあったんだよなという話であるな
2015-12-24 23:41:10まあドイツ艦のほうが缶がでかくて不細工で背が高いってのもあるんだけど、そういうのを指摘すると怒られるので黙っていような
2015-12-24 23:44:16さて、日露戦争世代の戦艦なんか装甲世代の差もあって14~18インチ装甲からだいたいその半分の9インチ装甲に切り替わるのね。日本海海戦で耐え切った三笠の装甲は9インチで、12インチ砲弾に9インチ装甲で耐えられるなら6インチ装甲でも8インチ砲弾ぐらいまでなら問題ないよね
2015-12-25 00:31:24砲も砲弾も性能向上が続くけど交戦距離も伸びてるので、WW2重巡でも対8インチ砲は6インチ装甲で十分。対6インチ砲なら3~4インチ装甲で間に合うって感じである。つまりインヴィンシブルの6インチ舷側装甲は大抵の装甲巡洋艦の備砲の6~9インチ砲には対応してるのだね
2015-12-25 00:33:53巡洋戦艦は装甲巡洋艦キラーだという観点に立てば、装甲巡洋艦の火力を装甲で完封できて、一方的にその装甲をぶち抜けるインヴィンシブルの戦闘力の高さは理にかなってるし、実戦でもその通りになった
2015-12-25 00:35:58英の巡戦は、独装甲巡洋艦が巡戦化すると超弩級巡戦のライオン級に進んでる。装甲は9インチにまで強化され、比較的広い範囲に6~4インチ装甲を貼ってる。これなら致命傷になる部分は戦艦主砲級に対応し、広い範囲は副砲級に対応できる。火力はドイツ巡戦ぶちぬくのに十分だ
2015-12-25 00:40:54ユトランド海戦で英巡戦連続爆沈なんて素敵な事になったので英巡戦の防御に問題があったという点にばかり注目があつまるけど、実は爆沈しなかった艦は相当な被弾に耐えながら戦ってて、爆沈しちゃう穴の問題と他の防御性能は分けて考えたほうが良いかもしれない
2015-12-25 00:44:22WW1の後に纏められた藤本さんのジャットランド海戦のレポートでも、主装甲帯前後の水線補助装甲はかなり有効なのではないかと評価されてるけど、まさにこれ。 twitter.com/sudo_simoigusa…
2015-12-25 01:36:384インチくらいの防御で巡洋艦クラスまでの砲には相当耐えられ、浸水被害を防げるのではないかという発想だったと思う。読んだのしばらく前でうろ覚えだけど。
2015-12-25 01:37:51