
01:3Dプリントサービス、特にスケールモデラーについては先人のあれこれで「3Dモデリングされたものを購入する」サービスが始まっております。(国内だとDMM、海外だとshapewaysなどなど)
2015-12-28 11:53:59
02:しかし、特殊なマテリアルと言うこともあり、下地処理はしっかりしないと塗装段階で泣きを見ることになります。写真はベース塗装後、帯をマスキングしてしくじった例 pic.twitter.com/h6v5P5vtqs
2015-12-28 11:56:40

03:というわけで、発注したものが届いたところからスタートします。サンプルとして一連の写真はありますが、一部違う時系列の写真を使用しています。ご容赦ください pic.twitter.com/zEirFe7tc0
2015-12-28 11:59:36

04:いわゆる「アクリルultra」印刷の出力品です。向こうである程度サポート材は落としてありますが、完全ではなく表面に油状の物が残っています pic.twitter.com/zMPomb4WLG
2015-12-28 12:01:51

05:袋から一度出します。油についてはMSDS確認したところ人体に影響のあるものではありませんが、べたつきと特有の臭気があります。気になる方は手袋推奨 MSDS(PDF)英語→3dsystems.com/products/dataf…
2015-12-28 12:06:40
06:また、主要な外寸も計っておくと良いでしょう。同じモデルを発注したのに、こんなに寸法が違うことも・・・w(claim出して再印刷してもらいました)※基本的に寸法誤差0.1%程度 pic.twitter.com/sQWjE4KIVG
2015-12-28 12:10:13

07:という訳で、破損も寸法間違いも無ければ送ってきた袋に戻し(無ければor破れが酷ければPPのチャックつき袋が良いと思います)、シンナー漬けにします pic.twitter.com/C4XEF2oGDu
2015-12-28 12:13:27

08:とりあえずツールクリーナーを使っていますが、ホームセンターの「ペイント薄め液(灯油系の匂い)」では落ちませんでした。ご参考まで。 pic.twitter.com/Fi2AxN0SME
2015-12-28 12:15:11

09:二回洗浄で、一回目の液を使い回ししているため、このくらいの量を入れています。110mlびんに入れて上澄みだけ使う方式です pic.twitter.com/FJqKPA2V9f
2015-12-28 12:17:35

11:ざぶざぶと洗浄しています。PP袋だと漏れない(ように感じる)ので多少強めに振っても大丈夫なところが便利です pic.twitter.com/wYZrPRHfeS
2015-12-28 12:22:14

12:頃合を見て(10分くらい)、一回目の液を取り出します。上を切り落としたペットボトルにだばぁすると楽です。これは洗浄液のビンに貯めて再利用… pic.twitter.com/yc3WRucVD2
2015-12-28 12:24:34

13:ある程度液が切れたら、新液をちょっと(50mlくらい?)入れて再度洗浄します。液の色が透明に近くなっている気がします pic.twitter.com/FCF03e7NaV
2015-12-28 12:26:56

14:再度振って洗浄したら、液を取り出し、乾燥させます。この際、激烈に溶剤臭がしますのでくれぐれも火気厳禁&換気注意で… pic.twitter.com/n1XXCTFodp
2015-12-28 12:28:43

というわけで第一部完。現在乾燥中なのでありました…なお、大きさと構造にもよりますが、半日くらいは屋外等で放置するほうが良いと思います。表面が乾いても結構発散しますので…
2015-12-28 12:30:15
15:都合6時間ほど外気で乾燥させました。ほぼ溶剤のにおいはしません pic.twitter.com/9oC3uGLJZG
2015-12-28 19:42:55

16:妻面はこのくらいに仕上がります。サポート材が付かないほうと推定されます pic.twitter.com/hBLQPLngRn
2015-12-28 19:46:08

17:逆サイド。こちらにサポート材が付いたのでしょうか、表面がバリバリになっています pic.twitter.com/FtQJJ9T7Bu
2015-12-28 19:47:15

18:天井面、天端からの距離および角度によって表面の荒れ具合が変わっています pic.twitter.com/Yq678XPhsn
2015-12-28 19:49:24

19:解体しました。設計時に段付きにしてあると、パキパキとランナーが折れて解体しやすいです。素材にしなやかさがほぼ無いため、ニッパーで切った衝撃で反対側のランナーが折れることも pic.twitter.com/vZvNE1D19A
2015-12-28 19:52:12

20:内側に入れ子にしたNスケールの車体です。荒れの影響を受けやすいのですが、今回も片面はバリバリです pic.twitter.com/ckxInIub8S
2015-12-28 19:53:54

22:反対サイドはこのくらい。荒れ方がはっきり異なるのが分かるかと・・・ pic.twitter.com/TQZQDPRBMN
2015-12-28 19:56:14

23:なお、入れ子になっていない(外周が窓などで抜けていて最外面となる)場合、このように段が付きますw(折り戸の窓付近が最外面=平滑、下半分が二段目=荒れ) pic.twitter.com/jIZbd1JkRy
2015-12-28 19:58:49