- motoyaKITO
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夢は生きる活力
一昔前は夢を追うか安定した職業に就くかの二者択一が成り立った。が、今の日本では安定した職業というものが幻想だし、普通に働くだけでは賃金はいつまでも上がらない。望むような生活はできない。したがって夢を追いかけることが唯一の戦略になってしまう。
2015-12-27 13:17:07この時代に、何か夢を持っている人はそれだけで勝ち組だ。夢を叶えるための具体的な行動を続ければいいからだ。深刻なのは、夢のない人。自分が何をしたいのか分からない、この人生で実現したいものが決まっていない。そういう人は驚くほど多い。
2015-12-27 13:20:33夢を追いかける過程で、人は「夢を叶えたい自分」と「夢から遠く離れた自分」との認知的不協和を抱えることになる。このとき、合理的な判断は夢を実現するための行動を続けることだ。しかし現実には、夢を諦めて、「夢を追うのが良いことだという価値観が間違っている」と自分に言い聞かせる人が多い。
2015-12-27 13:41:34「夢を追うなんてくだらない」「誰もが特別なんて嘘だ」「夢を持ちなさいと教える教師や大人は世間知らずだ」こういう発想は、認知的不協和を乗り越えられなかった人々の言い訳にすぎない。イソップ物語のキツネと同様、「あのブドウは不味いんだ」と自分に言い聞かせて酸っぱいブドウを舐めているのだ
2015-12-27 13:47:28『生きづらさ』と戦おう
人間にとって一番恐ろしいことは、死ぬことではない。学習性無気力に陥ることだ。哺乳類は、どんなに努力しても苦痛から逃れられない場合、苦痛から逃れる努力そのものをやめてしまう。エネルギーを節約するために身につけた習性だが、人生を豊かにするうえではこの習性が障害になる。重大な障害に。
2015-12-27 13:52:45現状に不満を覚えたり「生きづらさ」を感じるのは、あなたがヒトとして健全である証拠だ。その感情こそが人類を発展させてきた。食糧難に不満を覚えた私達の祖先は農耕を始めた。専制政治に不満を感じたフランス人は市民革命を起こし、人件費高騰に不満を感じたイギリス人たちは産業革命を起こした。
2015-12-27 14:00:50「生きづらさ」を感じるのは正しい。不満を覚えるのは正しい。学習性無気力にさえ陥らなければ、ヒトはいくらでも環境を変え、自分を変えられる。不満や生きづらさの感情は、ヒトの脳のOSが持つ基本的な機能だ。ヒトを月面に立たせ、平均寿命を倍にしたのと同じ機能が、あなたにも組み込まれている。
2015-12-27 14:08:53