謎のパソコンBUBCOM80と、それにそっくりなFM-8
バブコム80は広告初掲載時「おおお」と思ったけど、もう、これでもかと言うほどコケたな。翌月くらいにFM-8が発表されたんだっけ。 / “謎のマシンBUBCOM80” htn.to/GmFAi7
2015-12-28 20:01:24@juangotoh でそのFM-8も凄いと思いきや、文字表示とグラフィック表示を同じ画像RAM上でやっているので、文字表示がすんげー遅くて(目に見えるだけで、MZ-80K/CのPRINT命令より遅かった)、ベーシックマスターレベル3同様イマイチでしたね。FM-7で改善したが。
2015-12-28 20:03:21BUBCOM80とFM-8の、偶然とは絶対言えない類似点。チョコレート色の筐体に黄色と白のキーボード、そしてバブルメモリ。あれ同時期に出しちゃいけない双子でしょ。なんでやっちまったんだろうな
2015-12-28 20:03:58BUBCOM80は、値段もスペックもほぼPC-8001の上位互換。とはいってもプログラムがそのまま動くという意味ではなく、同等の性能を持つって意味ね
2015-12-28 20:05:57@juangotoh 当時はまだFDDが安くなるとか高性能化するとまでは想像できても、実質生産中止になるとまでは誰も妄想できませんでしたからねえ。(むしろ信頼性から磁気テープが生き残りそう
2015-12-28 20:07:49@juangotoh バブコム80の発表記事が日経新聞に載ったのが81年5月18日付、FM-8発売の記事は同年5月21日付(日経産業新聞)ですね
2015-12-28 20:32:31BUBCOM80出したベンチャー企業、システムズフォーミュレートの社長は元富士通の技術者で、BUNCOM80の製造も富士通の工場に委託してる。なので多分バブルメモリ採用とかは富士通時代に研究してたとかなのかなと
2015-12-28 21:12:12んで、当時雑誌広告だか記事でBUBCOM80見てカッコイイけど、これといって差別化要因がないなあと。バブルメモリは当時も高かったしあまりついてても使えないだろうし、CP/M対応といってもバブルメモリかフロッピー、どっちも高かったじゃん。それ除くとPC-8001とほぼ同じだし
2015-12-28 21:14:11そしたらすぐに、なんか「究極の8ビットCPU6809を二個、二個も搭載したFM-8が発表されたわけですよ。そりゃあ話題そっちにいくわ
2015-12-28 21:15:18FM-8発表時のデザインがまたBUBCOM80とくらべても継ぎ目の少ないカッコイイ筐体でさ。と思ったら、実際に出たものはかっこよくつるっとしてた筐体上部に醜い通気口を追加してきやがったw 初期デザインでは熱暴走したらしいという話が…
2015-12-28 21:17:57FM-8は640×200ドットで一ドットごとに8色カラー表示っていう、当時としては夢の様なマシンだった。でも実際使ってみるとひどく使いづらい。遅いしプログラム組みにくい。アクションゲームなんて最も苦手な類。
2015-12-28 21:21:45当時としては豪華なグラフィックを実現するために画面表示う用にCPUを一個使って、メインメモリと分離。キーボードも専用CPU使ってインテリジェントにキー入力を取り出す。豪華です。教科書的アーキテクチャです。泥臭いところがかけらもありません。
2015-12-28 21:24:49そうした結果、画面に何か表示するのに、メインCPUとサブCPUがたった128バイトしかない共有メモリを通して通信することに。そしてキーを押したことは検知できるが、離したことは検知できない。どうやっても無理ということに。
2015-12-28 21:26:17ゲームの自機を操作するのに、キーボード操作にすると、「離したことを検知できない」仕様のために、自機を「とめる」キーが必要になってしまった。まともじゃない。
2015-12-28 21:27:16@juangotoh FM8は出た当時、すごく欲しかったのを覚えてます(^_^;) 結局一度も触る機会はありませんでしたが、遅かったんですね…(・_・;)
2015-12-28 21:28:34ほどなく、サブシステムのメンテナンス用のコマンドが存在することがあきらかになり、これがYAMAUCHIコマンドと呼ばれる。裏のRAMにデータを転送したり、裏CPUに任意のプログラムを実行させることができるようになって、ようやくある程度ゲームにも使えるようになった
2015-12-28 21:29:58FM-8に搭載されてたサブシステムメンテナンスコマンドは、本来はハードウェア開発中のデバッグ用だったはず。これが公表されなかったら、FM-8、VRAMをいじれないのでほとんどBASICで円とか線とか描くしかできないマシンだった。ひどよな。
2015-12-28 21:35:37無駄に豪華なFM-8、二系統のA/Dコンバーターを内蔵してた。これはFM-7では削除された。僕はここに秋葉原で買ってきたアナログジョイスティックをつないで画面上の座標を入力するのに使ってたけど、ここにつなぐ純正部品って出なかったよなあ。
2015-12-28 21:38:40FM-8の価格は確か218000円だったか。結構高めだったし、ゲームに向かない仕様もあって、うっかりすると早々に消え失せた可能性もある。廉価版のFM-7を出して仕切りなおした結果、8ビット時代の後半を生き延びた。でもFM-7や77は、FM-8に比べて見た目がセクシーじゃないんだよ
2015-12-28 21:42:58