宮城県・中鉢美術館と、九州の福岡、玉名、通潤橋に行ってきました
有備館なう! 『中鉢美術館着いたよー♪』 #みくちゃ #Mikuture pic.twitter.com/V6GRw34xrD
2015-12-27 11:46:24中鉢美術館、ちょうど館長さんの解説があって、東北の刀鍛冶のルーツなどを聞けました。 秋田のなまはげはロシアから東北に鉄文化を持ち込んだロシア人とか、各地の鬼伝説の鬼は東北から連れてこられた刀鍛冶とか。
2015-12-27 13:18:11館内は撮影OKです。 月山派の刀は地鉄の紋が判りやすい。 3枚目のアップは銘・月山俊吉(室町中期) 綾杉肌=月山派またはその影響を受けている党派と考えていいそうです。 pic.twitter.com/t5JZEmm0Df
2015-12-27 13:25:34玉造の地にいた刀工、宝寿の太刀。 銘がめでたいとお祝いや進物に好まれたが、当時東北の地者は「俘囚(ふしゅう)」と蔑まれていたとか。 pic.twitter.com/WWs8u2cJax
2015-12-27 13:39:06しかし刀鍛冶の腕は評価されており、源平の頃に人気のあった太刀は殆ど俘囚太刀だったとか。 写真下段は小烏丸の写しと思われる一振(本歌は御物) 当時、神社に納められたりする刀は「天国(あまくに)作」とするのが慣例だったそうです。 pic.twitter.com/SEMd9dEoXp
2015-12-27 13:52:41なお、「天国」と銘を切る刀匠は実在するそうですが、時代がもっと新しいそうです。
俘囚鍛冶が労働力として各地に連れて行かれた結果、備前長船などにも影響を与えたとも。 pic.twitter.com/K0zxHYM8rb
2015-12-27 14:03:56銘 宗近、 三条宗近も、「よう役」(労働力で納税させられる者)として京都に連れてこられた俘囚鍛冶で、最初は鍛刀地である「三条」と銘を切っていたが、後に技量が認められて大和銘の「宗近」を拝領したのだとか。 pic.twitter.com/wT7P4to81i
2015-12-27 14:13:45「ようえき」は「徭役」と書きます、スマホじゃ漢字出てこなかった…。
当時、俘囚鍛冶は自分の銘を切ることが許されておらず、鍛刀した地名を切るのが慣例だったそうです。
お待たせしました、同田貫上野介(正国)ですw 薙刀かっこいいなー。 pic.twitter.com/wPUSOtW0mq
2015-12-27 14:16:4111代・和泉守兼定の刀、 よほど出来がよかったのか茎に「神風」とも刻まれてる。 上段は上林恒平作の現代刀で、ニッカリ青江の写し。 pic.twitter.com/pmDO3uqL5B
2015-12-27 15:05:41現代刀ですが逆刃刀がw 中央は南北朝時代の長巻き直し、 上は鎌倉期の舞草(もうくさ) pic.twitter.com/YbdiZpEcwk
2015-12-27 15:28:08舞草、月山、玉造が東北三大鍛冶で、後の日本刀の流れを作ったと言われています。
そういや中鉢美術館の館長の解説の中で、 「ひとめぼれって餅米みたいな品種なので、炊きたては美味しいんだけど冷めると固くなって美味しくないんです…だからひとめぼれって言うんですね」 一瞬の静寂…のち意味が判って大爆笑にw
2015-12-29 10:43:16ここから九州編です
まずは福岡市博物館
福岡市博物館なう! 『長谷部さんに会いに来たよー♪』 #みくちゃ #Mikuture pic.twitter.com/atvKyoknbV
2016-01-09 13:43:21せっかくなので有名な金印を見てきたが… 『…ちっちゃい』 びっくりした、こんなにちっちゃいものだったんだ∑(゚Д゚;) #みくちゃ #Mikuture pic.twitter.com/UWWhkz3W0m
2016-01-09 14:01:13どんだけちっさいかが判りにくいけど、このリーフレットの写真が多分2倍拡大なんだよね…。 pic.twitter.com/aBrvIXBe0O
2016-01-09 14:09:57倶利伽羅龍の彫り物がカッコいい! 展示だと判りにくいけど、刃を受けた傷が残っていて、実戦で使われた証拠だとか。 pic.twitter.com/SxS2Epe6rY
2016-01-09 14:58:55へし切長谷部、ひたつらの刃紋が美しいです。 pic.twitter.com/fzEtFv5cq4
2016-01-09 15:03:28個人的に、長谷部はこの斜め下から見上げた時の刃紋の見え方が一番美しいと思う。 pic.twitter.com/APNPlsSr5h
2016-01-09 15:06:14