シンカイスレイヤー バトル・オブ・オキノシマ

説明不要っ!!
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霧風 弦十六 @gkr16d

提督が艦娘とイチャコラ出来るのはそれも職務の一つだから……?

2015-12-31 17:18:53
霧風 弦十六 @gkr16d

産めや増やせやの状態で、かつ艦娘と提督でなければならない理由……生殖は基本同一種族内でのみ行える……これから導き出される答えは一つ。多分提督も深海悽艦と戦う為の『ナニか』であるという事ッ!!

2015-12-31 17:24:55
霧風 弦十六 @gkr16d

つまりはこういうことだ。提督はニンジャ

2015-12-31 17:27:36
霧風 弦十六 @gkr16d

アイェェェェェェェェェ!?

2015-12-31 17:28:01
霧風 弦十六 @gkr16d

「ニンジャ、ニンジャナンデ!?」 重巡リ級の悲鳴のようなシャウトが闇夜の海にこだまする。 赤黒いメンポ、魚雷を象ったクナイ、たなびくニンジャ装束。それはかの極東の地に伝わる伝説の存在、ニンジャの姿に他ならない!!しかしそんなものは存在してはならないのだ!!

2015-12-31 17:31:29
霧風 弦十六 @gkr16d

深海悽艦は人類に恐怖を与える存在で、人類の上に立つべき存在なのだ!!それが人類に恐怖するなど有ってはならない。 重巡リ級は恐怖を振り払うようにシャウトすると、自らの懐の巨大なチャカ=ガン……重巡の主砲を抜き放ち目の前のニンジャへと向けた。

2015-12-31 17:35:00
霧風 弦十六 @gkr16d

「シャァ!!スッゾオラァ!!」 放たれた弾丸は見事、ニンジャへと命中!!ニンゲンであるニンジャを赤黒いシミへと変える……ハズであった。しかし、煙が晴れた瞬間、そこにあったのは傷一つ見当たらないニンジャの姿であった!! 「ァ、ァ、ァ……」 重巡リ級の口から声にならない悲鳴が上がる。

2015-12-31 17:38:33
霧風 弦十六 @gkr16d

「ドーモ、重巡リ級=サン。ヨコスカ=チンジュフ所属、ミヤモト=テイトクです」 重巡リ級はしめやかに失禁!!伝説でしか語られていないニンジャのアイサツ……それを直接聞いてしまったのだ!!ニンジャ抵抗力の無い重巡クラスの深海悽艦ではなす術も無い!!

2015-12-31 17:44:20
霧風 弦十六 @gkr16d

「貴様に恨みは無い。だが深海悽艦なら死んでもらう」 ニンジャテイトクは魚雷クナイを投擲!!それは間違いなく重巡リ級を大きなスクラップへと変化させるーーハズであった。がその寸前、リ級の目の前に躍り出る影が一つ!! 闇夜を切り裂く青白い光!!多くの人々を恐怖の底に陥れたその光!!

2015-12-31 17:48:04
霧風 弦十六 @gkr16d

「ドーモ、ミヤモト=テイトクサン。重巡リ級改、フラグシップです。貴様の相手はこの私がしよう!!」 異常なカットイン率!!夜戦火力の高さ!!提督達を悩ませた重巡リ級改!!それら全ては彼女がニンジャであるからであったのだ!! 「やはり出てきたか!!」

2015-12-31 17:51:29
霧風 弦十六 @gkr16d

ここからはニンジャのイクサだ!!飛び交う鋼鉄の弾と爆発するクナイ!!それは闇夜をネオサイタマの夜景のように彩っていく!! 「イヤー!!」 掛け声と共に繰り出されるのは、重巡リ級改のカットイン=ジツ!!必中のその攻撃からは何者も逃れる事など出来ない!!

2015-12-31 17:54:32
霧風 弦十六 @gkr16d

が、しかし、テイトクがそれに対し対抗手段を持っていない訳がない。イクサは準備の段階で勝敗が決するのだ!!「実際イクサは準備が大事」。かの剣豪、ミヤモト=マサシの残したコトワザだ。 カットイン=ジツによって放たれた十本のクナイが命中する瞬間、テイトクの体が黄金に輝く!!

2015-12-31 17:58:41
霧風 弦十六 @gkr16d

ムテキ・アティチュード!!それが彼が使ったりジツの正体だ!!先ほどの重巡リ級の弾丸もこのようにしてしのいだのだ!! ムテキ・アティチュードはジュー・ジツの一つ!!全身を鋼鉄の如く硬化させ、驚異的な防御力を得るジツだ!! 「重巡リ級改=サン。あなたに勝ち目は無い」

2015-12-31 18:02:55
霧風 弦十六 @gkr16d

ムテキ・アティチュードには準備時間とジツの後の硬直が有るとはいえ、それはカットイン=ジツに比べればツキとスッポン!! ここに勝敗は決したのだ!! 「くぅ……!!こうなれば!!」 重巡リ級改は勝ち目が無いとわかるや否や、テイトクへと背を向け逃走を開始した!!

2015-12-31 18:06:53
霧風 弦十六 @gkr16d

古代の武士が一対一のケットウでなぜ逃げる事を禁じられたのか、その理由を知るものはもうほとんど居ない。しかし、かの剣豪、ミヤモト=マサシはこのような言葉を残している。「お腹は簡単に守れる。背中は無理」。それが全てを物語っていた。

2015-12-31 18:10:52
霧風 弦十六 @gkr16d

無防備な重巡リ級改の背中にテイトクの放ったクナイが突き刺さる!! 「イヤー!!」 魚雷型クナイは大爆発!!重巡リ級改の体をボロキレように四散させる!! 「グワー!!サヨナラ!!」 後に残ったのは海面に佇むニンジャ装束の男一人。海は不思議な程に凪いでいた。

2015-12-31 18:14:38
霧風 弦十六 @gkr16d

シンカイスレイヤー「バトル・オブ・オキノシマ」完

2015-12-31 18:18:46